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リニア鉄道館と名古屋港水族館

2011.9.17-18


 クマ兄さんは鉄ではありませんが、乗り物大好きです。今年の3月14日にJR東海が「リニア・鉄道館」を開館させた、と聞いていつ行こう、いつ行こうとずっと機会探っていました。名古屋は意外と近くて、車中泊で行くほどの所じゃないんだよね〜。でも、日帰りは結構きついし・・・。
 そんな9月17日、ネコ娘の保育園の運動会があり、翌日と翌々日の予定がどうしても合わない。そんなことなら名古屋に行ってオープンしたばかりのリニア鉄道館でも行ってきちゃおう、と計画。17日の午前中はネコ娘の運動会、午後から名古屋へ移動して、18日にリニア鉄道館に行ってきました。



 17日、運動会を終え、自宅でシャワー。その後、コンビニに行きお弁当を買ってお昼ご飯。そして、いつも通り北陸道小杉ICから北陸道に乗り、小矢部JCTで東海北陸道へ。あとはそのまま名古屋に向かい一宮JCTで名神高速へ。この辺りで15時くらい。ちょっと早く名古屋に来てしまったので、一宮ICで高速を降り、名古屋市内を南下。そのまま下道で知多半島を目指すことにします。
 ずっとずっと南下して、半田や常滑を通過しつつ知多半島の最南端を目指します。19時ごろ師崎港に到着。あたりは真っ暗。回転寿司でもあれば入ろうかな、なんて思っていたのにまったく回ってない。たくさんあるお寿司屋さんは全部回ってません。



まるは 潮蔵
 師崎港周辺を回ってもお寿司屋さんが見つからず・・・というか食堂すら見つからず、豊浜港付近まで移動したけれど、それでも見つからず・・・。

 と、あきらめ半分で走っていたときに見つけたお店が「まるは 潮蔵」。19:30頃に入店。20:00閉店とのことなのでギリギリでした。なんとかご飯を食べられる〜。ここで食べられなかったら昼に続いて夜もコンビニ弁当になるところだった。
 注文したのはクマ兄さんとペンギン姉さんがコース。Aコースがペンギン姉さんでクマ兄さんがBコース。Aコースは左下の小ちらしと左中のエビフライ、刺身、海藻サラダ味噌汁。Bコースは小ちらしが無い代わりにごはんと右上のシャコが付きます。
 ネコ娘は舟盛りちらし、味噌汁付き。このお店は結構豪華なお店でした。ねだんもそれなりに高い。でも、後日、ネットで調べたら有名人気店で休日は並んで食べる人が出るくらいなんだってね。まったく知らなかった。しかも、人気なのは大きなエビフライ。確かに大きなエビがぷりぷりしていてかなり美味しかったです。久しぶりにエビフライ食べて美味しかった。鳥取で食べて感動したエビフライに匹敵するな。



うめの湯
 潮蔵でお腹いっぱいになりました。次はお風呂だな。「まるは」が経営している温泉「うめの湯」が近くにあるので、そこで入浴しよう。と、その前にコンビニに寄って歯ブラシを買います。いつもはホテルでゲットした使い捨て歯ブラシなどを持ってくるんだけど、今回は忘れちまった。ペンギン姉さんとネコ娘用でトラベル歯ブラシ購入。クマ兄さんは一本だけ車にあった使い捨て歯ブラシを使うよ。

 で、うめの湯に突撃。ナトリウム・塩化物強塩泉でしょっぱい温泉です。お湯も茶色く濁っているね。温泉効果が大きそうなお湯でした。体を洗って、髭をそって、歯磨きしようとしたら・・・使い捨て歯ブラシは子供用。歯磨き粉はイチゴ味。ネコ娘にあげればよかった。



 じゃ、今日の宿に移動しましょうか。まずは豊丘ICから南知多道路にのって北上。途中から知多半島道路でさらに北上。うめの湯から一時間弱で大府PAに到着。今日はここで車中泊。窓を開けると・・・肥料?の匂いが・・・。しかも暑い。寝苦しい夜でした。



名港トリトン
 18日、7:00起床。意外と早く起きてしまった。今日はリニア・鉄道館に行く予定だけどあんまり早くても待ち時間が長くなるだけなので、ちょっとドライブしてみました。ドライブ先は名港トリトン。伊勢湾岸道路にかかる三つの橋の愛称だそうです。三つの橋なので「トリ」を当てはめたとか・・・。
 大府PAを出発し、大府西ICでいったん知多半島道路を出ます。そして、東海ICから伊勢湾岸道に乗りすぐに見えてくるのが名港トリトンの東側にある橋「名港東大橋」。橋長700mの斜張橋。青く塗装されています。この橋は土木学会田中賞というのを受賞しています。
 二つ目が名港中央橋。橋長1,170mの斜張橋。白く塗装されています。
 三つ目が名港西橋。橋長758mで塗装は赤。これまた斜張橋。この名港西橋も土木学会田中賞を受賞しています。



リニア・鉄道館
 名港トリトンを一流しして、湾岸長島ICで伊勢湾岸道を降りる。あとは国道23号線で名古屋方面に戻り、金城方面へ。9時ごろリニア・鉄道館に到着。10時オープンだからどうやって時間潰そうかなぁ?なんて思っていたら入口は長蛇の列。すでに入館のために並び始めています。車で待機中のペンギン姉さんとネコ娘を急いで呼び出して列に並ぶ。鉄道に興味ないペンギン姉さんは不機嫌でしたが、あとから長時間待たされるよりはマシなのでペンギン姉さんの顔色は見ないようにして列に並びます。
 10時、ようやくオープン。入館と同時にシミュレータなど体験ゲームの抽選会に申し込んでおきます。当たればいいなぁ。
 エントランスホールから最初に入るのは名車が並ぶエリア。C62、300X、MLX01−1が展示されています。ここで記念撮影する人が多いので、ネコ娘は300Xのの前でだけ写真撮影。
 300XはJR東海が300系に次ぐ次世代新幹線の技術を開発するために作られた高速試験用車両。300Xというのは通称で正式には新幹線955形電車というそうです。
 この300Xの隣にはリニアのMLX01-1が展示してあったんだけどなぁ。良い写真を撮ってなかった・・・。



新幹線300系電車
 では、他の車両を見学してみようか。まずは300系。まだ、走っている車両です。2012年春で東海道・山陽新幹線の営業運転を終了することが決まりましたが、今でも走ってるんだよね〜。いまではこだまの運用が多いのかな。
 いまでこそこだまの運用が多い300系だけど、デビュー当時は衝撃的でしたね。1992年にひかりよりも早い新幹線としてのぞみが誕生。もう、19年も前のことになるんだね。こののぞみに充当されたのが300系。それまでの0系や100系の最高速度が220〜230km/hであったのに対し270km/hでの運転を可能にしたのが300系でした。車両の軽量化、電動機の出力アップ、線路の改良(カントの変更)などによって、東海道新幹線内のカーブのきついところでも255km/h、最高速度は270km/hという速さで走れるようになったそうです。これによって、東京⇔新大阪間を最速2時間30分で結べるようになりました。かなり早いね。当時はひかり、こだまとのぞみでは料金が違ったので個人的にのぞみに乗ることはできず、会社に入社してからもしばらくは理由が無いとのぞみは乗るな、と言われていて出張でも乗れず・・・乗っている人がうらやましかったのを覚えています。
 左はドクターイエローで知られる922系20番台。T3編成とも呼ばれます。通信・信号・電気測定、架線摩耗測定、軌道検測などができる試験車で、210km/hの速度で検測できます。
 右はレール交換の仕組み。レールって意外と大きく曲がるので、写真のような装置で古いレールと新しいレールを入れ替えるそうです。



新幹線100系電車
 クマ兄さんが大好きな100系も展示してありました。このシャープな顔!細いライト。凛々しいねぇ。見た目から早そうです。設計速度は275km/h。ただ、騒音がクリアできなくて220〜230km/hでしか営業運転は行われなかったようです。いまでも山陽新幹線では6両編成になって運用されていますね。
 100系の特徴はこの二階建て車両。グリーン車や食堂車・ビュッフェとして使われていました。二階建てのグリーン車からの眺めは良いだろうなぁ。新幹線は防音壁で景色が見えないところも多々あるので、この二階には是非乗ってみたかった。ちなみに一階は隣の車両へ伝わる通路と調理室になっています(右)。
 左が二階の食堂車。四人掛けテーブルが広々と配置されています。なかなかの広さ。見晴らしも良いだろうしこれは良いね。メニューはハンバーグライスとかミックスピザ、ミックスサンド、和風御膳などなかなか豊富だったようです。味もなかなか良かったそうです。右は一階のキッチン。ここでコックさんが腕を奮っていたんだね。
 二階の食堂から出ると階段があり、目の前には井村屋の看板がビカー!と光ってました。



新幹線0系電車
 世界の名車、新幹線です。世界で初めて200km/hを超える速度で営業運転された新幹線。営業最高速度は220km/hを誇り、1964年の開業時から2008年11月30日の営業運転終了まで44年間も運用された歴史に残る車両です。
 この0系にも食堂車が組み込まれていました。こちらもちょっと覗いていみます。100系と違ってワンフロアなので、食堂と同じフロアに通路があります。
 通路で食堂が狭くなってしまう分、テーブルは二人掛けと四人掛けになっています。ぐずぐず食事していると通路から覗かれて気まずい思いをしそうだな・・・。同じ車両にキッチンがある(右)都合上、食堂のテーブルも100系に比べると少なそうに見えます。



国鉄特急たち
 左の特急「ひだ」がキハ82形式気道車で右の特急「しなの」がキハ181形式気道車。
 キハ82系はキハ81系の改良型。1961年から製造が始まりました。エンジンのパワーアップ、発電ユニットを床下に配置し、先頭車を貫通式にするなどの改良が加えられています。このスタイリングは気道車特急の代名詞的な存在になり、以後に開発された右の181系にも引き継がれています。
 キハ181系はキハ80-82系の弱点であったエンジンを高出力なものに変えたもの。500馬力級の高出力エンジン搭載です。これによって、中央西線のような勾配の連続する路線を中心に配備されました。もちろんしなのは中央西線を走るので、優先的に配備。キハ181系の配備によって急行から特急に格上げされたのです。
 中央本線が電化されると特急「しなの」も電車特急に。クハ381系が配置されています。このクハ381系は1973年から製造開始。日本で最初の振り子式電車、かな?自然振子式の電車で製造されてからだいぶ時間が経っていますが今でも「くろしお」で現役のはずです。
 この振子式のおかげで本則+20km/hで走行できるようになり、山岳地や沿岸地の特急電車の高速化に貢献しています。



だいぶ昔の列車
 これはモハ52系電車。1936年から37年に製造された電車で急行電車に使うのを目的にした車両。流線形をしていてなかなかかっこよくない?
 こっちはモハ1系電車。木製の電車で中に入るとかなりレトロな感じ。車内もきれいに整備されているので良い感じ。だけど、この電車が満員でしかも雨の日だったらきついかも。エアコンないし・・・。
 これは建築限界測定車「オヤ31形式」。車体の周囲に接触式のセンサーを付けて、走行しながら建築物の支障確認ができるようになっています。新しく線路を敷いたらこの列車で確認をしたそうです。自分では走れないので機関車などに引っ張ってもらって走るんだって。
 こっちはED18形式電気機関車。東海道本線の電化の為にイギリスから輸入したED52形を改造した機関車。飯田線などで使用するために歯車比を変えたとか。最高速度は65km/hです。ペンギン姉さん曰く、チョコレートみたい。



鉄道ジオラマ
 リニア・鉄道館には日本最大(面積)となるHOゲージの鉄道ジオラマがありました。ある日の一日を列車たちが演じてくれました。
 JR東海だけあって、主役は名古屋駅。陽が昇ると新幹線や特急電車が走りまわります。
 夕方、日が紅くなり列車たちも帰宅するお客さんを乗せているようです。このジオラマ、列車だけでなく建物や人もかなり細かく作りこまれています。
 夜になると名古屋駅など街並みも夜景に変わりなかなか雰囲気出ています。300系(右上)や700系(左)もライトを点けて走り回っています。芸が細かい。

 ちなみに左上の駅は名古屋駅ではなく大阪駅。道頓堀のグリコの看板が再現されています。大阪駅だから、新幹線も来ないんだよね。
 夜になると保線車両が走り回ります。この辺りからかなりマニアック。左はたぶんレール削正車。レールの頭部を削って形状を整える列車。線路上には作業員が出てきました。かなり凝った仕掛け。
 次に来たのがマルチプルタイタンパーとバラスト運搬車。これで新幹線のバラストを交換し乗り心地と騒音を維持します。夜になって俄然面白いぞ、このジオラマ。
 夜になってひっそりと、でもかなり目立ってサンライズが走りだしました。285系電車です。かっこいい。乗ってみたい。



昼食に駅弁
 11:00。ちょっと早めの昼食にします。以前、どこかのHP情報でお昼ご飯が大混雑!みたいな記事を読んだので、駅弁を購入して席を確保して食べようと思います。DELICA STATIONという駅弁屋さんの前の机をさっと確保できたので、ネコ娘もゆったり食べられました。
 左の「みそかつ&えびふりゃー」はクマ兄さんが購入。黒いカツと黒いエビフライが迫力満点。意外と美味しいお弁当でした。右の幕之内御膳はペンギン姉さんが購入。いろいろな味が楽しめるお弁当。女の子が好きそうなお弁当で、ペンギン姉さんももちろんこういうのが好き。
 ネコ娘はキッズランチ。箱がリニアになってます。おにぎりにフライドポテト、唐揚げ、玉子焼きにウインナー。お子様ランチの定番だね。500円とちょっと安めの値段もうれしい。

 それから、お茶を自販機で買ったらリニア・鉄道館の写真が付いていました。キハ181系、しなのでした。

 そういえば、隣のテーブルで鉄な男二人がここリニア・鉄道館と大宮の鉄道博物館を比較、討論していました。近くにいたくない・・・同じと思われたくない・・・でも、クマ兄さんのカメラのほうがマニアっぽい・・・うぅぅぅ・・・。



仕上げ
 ちょっとマニアックなクモハ165形式電車。直流急行形の電車で日本全国?で活躍した電車。この形式だったかどうか定かではありませんが、クマ兄さんが子供のころによく見に行った東北本線もこの塗装の電車が走っていました。うーん、懐かしい。今住んでいる富山では同世代の475系が今でも走ってます・・・。165系は博物館に展示されてるのに・・・。
 昔の電車の方向幕にヘッドマーク。急行「東海」って、たしかムーンライトながらの元祖のような電車のことだよね?古すぎてよくわからん。こんなマニア向けコーナーもありました。
 12:00。リニア・鉄道館の見学終了。だいたい二時間あれば一回りできるね。マニアはあと一時間くらい必要かな。最後にはペンギン姉さんも楽しんでいたようで良かった、良かった。



 じゃ、次はみんなが楽しめる水族館に行こう。リニア・鉄道館からは車で20分くらいのところにある名古屋港水族館に行きます。4年ぶり三回目かな。



名古屋港水族館
 そういえば四年前はなぜか風邪をひいたらしく、寒気がして力が入らなかったんだった。今回は体調万全!見るぜ!
 入館して目の前にあるのがイルカプール。水中でのイルカの様子が観察できるようになっています。しばらくイルカを見ていると規則的な動きをしている様子。なんと、イルカは自分で吐き出した気泡を自分で食べて遊んでいるのでした。
 こっちはベルーガ。真っ白な体で北極やその周辺部に住んでいるそうです。皮下脂肪が厚くて寒さに強いらしい。そしてベルーガの謎は、海面の95%以上が浮氷で覆われているような海域でも氷の隙間を探すことができる能力をもっていること。解明されていないんだって。そういえばしまね海洋館アクアスのシロイルカ(ベルーガ)はバブルリングを見せてくれたな。



進化の海
 メインプールの水中観覧席の前にあるのが進化の海。クジラたちの模型が展示されてます。このコーナー好き。今はシャチ飼育はされていないそうですが、しばらくしたらシャチがやってくるようです。水族館で見るシャチは獰猛っていうより賢いシャチなんだけどね。
 右は発見コーナーにあった浮き。調査用?



黒潮水槽
 北館のメインプールでイルカのショーがあるんだけど、ちょっと時間が余ったので南館に行って黒潮水槽だけ見てきました。が、人が多い!水槽の前には人だかりで良く魚が見えません。なんとか水槽に近寄ってみると・・・マグロが泳いでた!カツオも泳いでる!今では貴重なマイワシの群れも!マグロ見たのはアクアマリンふくしま以来だ!



イルカパフォーマンス
 14時、北館のメインプールでイルカパフォーマンス(イルカのショー)がスタート。良い場所取って、かき氷を食べながら観覧。ときどき写真の練習も。ここのイルカのショーは今まででもトップクラスでした。ついこの間、南紀白浜のアドベンチャーワールドでイルカのショーを見たばかりだけど、同じくらいすごい。ここのイルカのショーは必見だね!
 ここでもイルカの尾びれで水かけが行われました。が、こっちのほうがアドベンチャーワールドより容赦ない。最前列にすわている人はほぼ全員水をかけられてました。

 後ろのほうに座っていて良かった。
 イルカの背中に乗ってサーフィンしたり、イルカにつかまって一緒にジャンプしたり・・・
 それにしても、ここのイルカのジャンプ力はすごいよ!今まで見たイルカの中で一番ジャンプ力があるんじゃないか!?ということで、とっても満喫できたイルカのショーでした。



 左は・・・コブダイ・・・かな?右は・・・右は・・・なんだったかな?わすれちった。
 この殻が割れている貝はオキナエビスガイ。生きた化石といわれています。オキナエビスガイは左右一対の鰓があって、巻貝の祖先と呼ばれる生物の特徴を持っているそうです。現生の巻貝は、鰓が退化して片方しかないんだって。
 これがオウムガイ。生きています。貝の仲間のように見えて実はイカやタコに近い仲間。オウムガイも約6,000万年前に出現してからほとんど姿形が変わっておらず、生きた化石といわれています。南太平洋〜オーストラリア近海に生息しているんだって。水深100m〜600mくらいに住んでいて、それより深いところに行くと殻が割れてしまうらしい。そして・・・実はアンモナイトよりも古くから生息しているらしい・・・。



赤道の海
 赤道の海、という水槽に来ると水中トンネルになっています。たしか、前回来た時はここでめまいがして少しベンチに座って休んだ気がする。今回は体調万全なのでじっくり見学。
 ナポレオンフィッシュ。本名はメガネモチノウオ。ベラの仲間です。香港では高級魚として食されるとか。おかげで絶滅危機の魚です。
 最近よく見るオニヒトデ。ヒトデっていうわりには手が多い。全身棘だらけ。毒ありです。しかも、サンゴを食べるといういやな奴。自然界でやっつけるにはオニヒトデの幼生をサンゴポリプが食べるとか、ホラ貝がオニヒトデを食べるとか。でも、大量発生されるオニヒトデはかなり強い厳しいらしい。
 この赤いのはウコンハネガイ。浅いサンゴ礁の岩の隙間に住む貝。内側の膜の先端が光って見えるんです。これは、光の反射するところが先端にあって、それがちょろちょろ動くので貝が光って見えるらしい。きれいだけど触手が長くて気持ちわり。



ウミガメ
 名古屋港水族館はウミガメの研究で有名な水族館。アカウミガメやアオウミガメを繁殖させていることで有名です。中ぐらいの水槽でウミガメの子供たちが元気に泳いでいました。ニモにも小さな子ガメが出てきたなぁ。
 大きくなったウミガメ。水中を悠々と泳いでいます。潜水艦だ・・・。
 こいつはクマ兄さんが好きなニョロニョロ系のチンアナゴ。チンアナゴの穴のまわりの小さな突起は何だろう?ダミー?チンアナゴが作ったもの?



ペンギン
 名古屋港水族館の目玉の一つ、皇帝ペンギン。日本で皇帝ペンギンが見られるのはここ名古屋港水族館とアドベンチャーワールドだけ。つい先週もアドベンチャーワールドで皇帝ペンギンを見たばかりだけど、今日は泳いでいる姿をガン見しました。
 基本的に皇帝ペンギンはデカイ。見た目はキングペンギンと似ているけど(ちょっと違うけどね)、並べると大きさが全然違う。住んでいる場所も全然違う。皇帝ペンギンでか〜。
 アデリーペンギン。南極大陸で繁殖するのはこのアデリーペンギンと皇帝ペンギンだけだそうです。皇帝ペンギンは冬の氷原で繁殖するけれど、アデリーペンギンは海岸に近い岩場で、夏になると雪が解けて岩石が露出するような場所で繁殖するそうです。左の写真はポーズをとってくれたところ。
 ということで、名古屋港水族館を満喫。最後にペンギンの人形たちと写真を撮ってもらいました。ここでは水族館のスタッフも写真を撮って1000円くらいで販売してくれるんだけど、クマ兄さんのと同じカメラで撮影してたからな。とくに写真を買う必要はないだろ。
 お盆、今回と紀伊半島を満喫したクマ兄さん。大満足で南極観測船ふじとペンギンの写真を撮っておきます。今年の短い夏もそろそろ終わりかな。

 最後に名古屋港水族館の全景を撮ったら、秋の雲が広がっていました。



 以上で名古屋の観光は終了。17時過ぎ、名古屋港水族館を出発。名神道→東海北陸道→北陸道で帰宅。自宅に着いたのは22時。走行距離は525km。東海北陸道ができて、名古屋に出るの楽になったなぁ。



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