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宇治金時二回目


2013.7.27


 夏です。暑いです。暑くて暑くて涼しくなりたいね、なんて思っていたら、ペンギン姉さんが「宇治金時を食べたい!」と。以前にもこんなことがあったような・・・。たしかそれは3年前。そう・・・あれからもう三年経ったのか。じゃ、久しぶりに行ってみようか!宇治金時を食べに。



出発
 今回もいつも通り金曜日に出発します。仕事を早めに切り上げて18時ごろに帰宅。シャワーを浴び、荷物をまとめて出発です。家を出てすぐ、近所のセブンイレブンで夕食を購入。駐車場で夕飯を食べ19:30、本格的に出発です。

 19:50、いつも通り最寄りの小杉ICから北陸道に乗り西へ。さぁ、これから走るぞ!という時になってネコ娘から眠くなったと申告。寝る前に歯磨きさせなきゃ・・・ということで高岡PAにピットイン。これは!最速のピットインではなかろうか。

 気を取り直して20:05、高岡PAを出発します。その後は休憩なしで走り続け、草津PAに到着。時間は24時ごろだったと思う。疲れていたこともあり、すぐにおやすみなさい。

 翌7月27日7時起床。朝ごパンを食べて出発です。目的の京都市内までは1時間弱。その間、ネコ娘は夏休みの宿題をやってもらいました。今の夏休みのドリルは「夏休みの友」っていう名前じゃないんだねぇ。



京都水族館
 9:00、梅小路公園横の駐車場に到着。ちょっと安めのコインパーキングです。車を止めたら梅小路公園を通って京都水族館へ。今回の旅行計画中、京都でどこ行こうかな?と探していた時、京都水族館というものを知りました。京都駅からすぐ近く、梅小路公園の中ってことで小さい水族館を予想していたんだけど、来てみてびっくり!かなり大きい水族館です。前からこんな水族館あったかな?調べてみると2012年3月にOPENした新しい水族館なんだって。
 入館するとすぐに目に入ってくるのがオオサンショウウオの展示。特別天然記念物のオオサンショウウオですが、京都の鴨川に棲息するらしく、ここではたくさんのオオサンショウウオを展示紹介していました。
 右はオオサンショウウオの皮膚に似せた皮を触って体験。オオサンショウウオの体表はゴムだね。
 こっちの水槽にはウジャウジャとオオサンショウウオが居ました。オオサンショウウオが重なり合ってちょっとグロテスク。ところでサンショウウオの名前だけど、体が山椒の匂いがするからサンショウウオっていう名前が付いたんだって。オオサンショウウオの匂いと山椒の匂いを比べるBoxもありました。
 最近、水族館やテーマパークで良くある写真コーナーで記念撮影してもらいました。有料写真の撮影をした後、自分のカメラで撮影してくれるやつ。自分のカメラで撮ってもらえば十分です。
 左はゴマフアザラシ。透明なトンネルを上下に行ったり来たり。この展示も最近の水族館では良く見ますね。北海道旭川の旭山動物園ではなかなかトンネルを通ってくれなかったのですがここでは頻繁に上下してくれました。
 右は大水槽。約500tの海水で多種の魚をごっちゃに展示しています。エイがたくさんいて楽しめた。
 
 京都水族館はペンギンの展示も充実。京都水族館はケープペンギンを展示している模様。
 ケープペンギンはアフリカ南部、喜望峰などに生息するペンギン。比較的暖かいところい生息するペンギンの代表ですね。
 
 左はおおかいかむり。貝殻を背負うイメージから付いた名前だそうですが、実際にはあまり貝は背負わないとか。右は青いロブスター。茹でたら赤くなるのかな?
 左はめがねからっぱ。割と日本近海に住んでいるらしい。食用にはならず。右はオウムガイ。アンモナイトに近い生物らしく、5億年ほど前に誕生した後、ほとんど進化していない生物です。目が変な形になっていて、ピンホールカメラの様な構造らしいです。レンズが無いので視力は悪いとか。それにしても変わった生物だなぁ。
 こいつはカブトガニ。食べるところがほとんどない、食べても美味しくない生き物です。でも、これも上のオウムガイと同じく生きた化石。貴重な1匹です。
 約1時間で館内を一周。結構ゆっくり回ったんだけどね。あとは定番のイルカショー。その前に、簡単なイベントがあったのでネコ娘が参加してみました。イルカの帽子に色を塗るってイベント。色を塗ったら帽子はもらえます。参加料無料。



イルカのショー
 10:30からイルカのショーがありました。京都市内にこれだけのプールを用意するってすごいな。海水はどうしているんだろう?と思って調べてみたら人工海水というものを使っているんだって。京都水族館の海水は100%人工海水だとか。塩化ナトリウムのほかに無機塩類、pH調整剤などを水に加えて作った海水なんだって。
 イルカのショーは3頭が出動。プールが近いので迫力満点。ハンドウイルカっていう種類らしい。
 イルカは水中で会話してるんだって。お互いに合図をしてタイミングを合わせてジャンプするので、3頭同時にジャンプとかができるんだとか。
 こっちは2頭が息を合わせてジャンプ。



オオサンショウウオ水槽のひみつ
 イルカショーのあと、子供向けイベントの募集があり、ネコ娘が参加したいって言うので参加してみました。
 イベントの前半は子供たちでオオサンショウウオの勉強をしに行くこと。ここでスタッフの方からオオサンショウウオのことについていろいろ教えてもらいます。参加者はネコ娘を含めて4人でした。


 
 イベントの後半はオオサンショウウオの水槽造り。オオサンショウウオの型に色を塗り、水槽を組み立てて中に設置していきます。クマ兄さんは水族館のアンケートに回答。
 15分ほどでオオサンショウウオの水槽が完成。4人の中でネコ娘が一番でした。簡単に作れたし、参加料は無料だし、こういうイベントって参加すると楽しいよね。思い出も残る。
 京都水族館を離れる前にミュージアムショップに立ち寄ったら、なぜかオオサンショウウオのぬいぐるみが気になる。しかも、一番でかいやつ。そして、普段なら絶対買わないのになぜか買っちゃいました。車内で飼育します。



中村軒
 お昼ご飯は京都水族館から車で15分ほどのところにある中村軒。ここの宇治金時が有名らしいです。ちょうど12時ごろに京都水族館を出発したので、混雑しているのを覚悟したのですが、到着してみると待たずに入店できました。じゃ、予定通り宇治金時をいただきましょう。
 注文して3分ほどで抹茶あずき(左)が出てきました。かき氷の上に盛られているあんこは何だ?凄い大きいんですけど。すかさずネコ娘が注文した黒糖あずき氷(右)が登場。このサイズが三つかぁ。三人で食べられるだろうか?
 15分後、予想通りネコ娘は早々に戦線離脱。寒い〜とか言っちゃって暖かいお茶を飲んでました。クマ兄さんとペンギン姉さんでネコ娘の分も食べ・・・体は冷え、お腹はチャプチャプ。でも、かき氷美味しかったです。かき氷にかかっている抹茶シロップがかなり濃厚。甘いけどちょっと苦い。大人の味。あと、あずきがすごくおいしい。暑い日にかき氷って美味しいなー。



おたべ
 つぎは京都のお土産の定番、八つ橋の「おたべ」の工場見学。中村軒からは車で30分ほど。でも、移動中ネコ娘が寝ちゃったし、クマ兄さんも眠くなってきたし・・・ということで移動途中にあったファミレスの駐車場で1時間ほど昼寝。
 14:40、ようやくおたべ本館に到着。
 ここおたべ本館にはおたべ小路っていう工場見学の通路があるんです。1階のお店で店員さんにお願いすると見学させてくれます。最初は店員さんがダルーイ感じで説明してくれます。一通り説明が終わると、後はご自由に・・・と居なくなってしまうのでじっくり工場見学させてもらいました。
 工場内はクリーンルームになっているのかな?みんなクリーンウェアを着て、マスクして・・・衛生面にはかなり気を使っているようです。
 あんこの載った生地を切断する機械(左)があったり、その後きな粉をまぶす機械があったり・・・。きな粉をまぶす機械の上にはきな粉の量を管理する限度見本がありました。限度見本って言葉が工場っぽいね。


 
 生地を入れたり、あんこを入れたりは手作業の模様。機械化が進んでいても、やっぱり人の手はかかるなぁ。クマ兄さんの働いている工場は結構人が少ない部類かもしれないな。



京都市内ドライブ
 おたべでお土産買ったし、中村軒で宇治金時食べたし、今回の京都ドライブはこれで終了かな。今回はお寺巡りしなかったなー・・・でもちょっとだけ、京都市内をドライブしようってことで、市内をウロウロ。そしたら、目の前に赤いコペンが入ってきたんだけど、運転手のおねーさん、煙草をスパスパ吸って、窓から外にポイってしちゃったよ。それはイカンでしょ。隣に並んだら、窓を開けてゴミでも投げつけてやろうと思ったんだけど、クマ兄さんも同類になっちゃうからやめときました。車はピカピカにして、外にゴミを投げ捨てるって・・・。
 鴨川を渡る。橋の上から鴨川を眺める人、鴨川で水遊びをする人。鴨川で楽しむ人がいっぱいだ。
 市内は大渋滞。カーナビにしたがって走ると御幸町通(たぶん)を誘導されました。ここは、飲み屋さん街を突っ切る道だね。カーナビに誘導されてこの道に入ってくる車多数。それによって、やっぱりこの道の渋滞。うーん、京都市内は渋滞が多いなぁ。



 この後は大津市に移動して銭湯に入り、回転寿司で夕ご飯を食べ、北陸道の神田PAまで移動して就寝。翌朝はゆっくり8時ごろ起き、のんびりと帰宅。自宅に到着したのは14:00、走行距離は669kmでした。



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