富山市の神社
2015.4.29
今日は4月29日、昭和の日です。会社は今日からゴールデンウィーク。4月30日、5月1日も休みで8連休なのですが、ネコ娘は小学校があるので8連休になりません。折角のお休みの日、どこかに行こう!ってなったので、富山市の神社巡りをすることにしてみました。 |
日枝神社 |
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9:50、一か所目の日枝神社に到着。富山市内のど真ん中にあります。駐車場は有料っぽいんだけど、係りに人がいなかったのでお金払えなかった。鳥居に回ると、笠木が反っている明神鳥居。 |
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一つ目の鳥居をくぐると、針の碑(左)がありました。富山県和服裁縫組合の寄進により建立されたそうです。毎年、12月8日に針歳暮祭っていうのがあるんだって。
二つ目の鳥居をくぐると拝殿に到着。日枝神社の御祭神は大山咋神(オオヤマクイノカミ)と大己貴神(オオナムチノカミ)だそうです。 |
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参拝した後、お守り受所で御朱印をいただく。 |
富山県護国神社 |
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二か所目は富山県護国神社。駐車場は無料。駐車場から拝殿へショートカットできますが、きちんと正面の鳥居へ回ってみます。 |
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正面に回ってみる。一つ目の鳥居の横に、富山懸護國神社と書かれた立派な碑があります。
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一つ目の鳥居(左)は靖国鳥居、かな?靖国鳥居の貫は丸太ではなく角材のはずなんだけど、これは丸太なのでちょっと微妙。二つ目の鳥居(右)は明神鳥居。今日二つ目です。
明神鳥居を抜けると大きな大拝殿がそびえ立つ。護国神社は過去の戦争で国のために亡くなった富山県出身の方々の御霊を祀っている神社です。ほかにも自衛官や警察官、消防士など公務中に殉職された方も主祭神とされています。 護国神社は東京都以外のすべての道府県にあるんだって。 |
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大拝殿で参拝。そのあと、大拝殿の横にある杉かけ成就をチラ見。絵馬はここに奉納するようです。
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社務所に行って御朱印を頂く。お願いしたとき、少々時間がかかるので参拝してきてくださいね、って言われました。そんなに時間かかるの???と思っていたらずいぶんと悲しい詩を書いてくれました。特攻隊として米艦船に体当たりした方が、家族宛に遺言として送った手紙の中の歌だそうです。
「夢にだに忘れぬ母の涙をばいだきて三途の橋を渡らむ」
うーむ、戦争は悲しいねぇ。 こんな御朱印をもらって、お金を渡そうとしたら、頂いておりませんだって。そんな神社もあるんだねぇ。 |
越中稲荷神社 |
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三つ目の神社は越中稲荷神社。この神社も富山市内にあります。駐車場あり。ただ、なぜか進入禁止になってたけど。駐車場に車を停め、正面から入ってみる。一つ目の鳥居(左)は明神鳥居。参道を進むと二つ目の鳥居がありまして、これも明神鳥居(右)。 |
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稲荷神社だけあって、キツネ像があります。何か所あります。右はお化け灯篭。神通川を使って荷物の運搬を盛んに行っていた時代、神通川の灯台の役割を果たしていたそうです。後年、上部だけがここに移設されたんだって。 |
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拝殿で参拝するとおじいさんがよくいらっしゃいました、と言って境内を案内してくれました。もしかして神主さんかな?
左の木は榎。富山大空襲の時、この木だけが焼け残ったんだって。御神木になってるって言ってました。生命力の強さからパワースポットとしても注目されているそうです。右の灯篭は新しそうに見えてかなり古いもの。明和書いてあるよ。1764〜1771年だって。250年前のものですねー。 お化け灯篭も説明してもらい、春は桜が立派に咲く話を聞きました。最後に、このおじいさんに御朱印をお願いすると、社務所に行って御朱印押してきてくれました。やっぱりこのおじいさんが神主さんだった。 越中稲荷神社の参拝を終えて、ペンギン姉さんと協議した結果、午後も神社巡りを継続することになりました。まずはコンビニに行ってお昼ごはんにする。そして再出発。 |
雄山神社前立社壇 |
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12:15、立山町までやってきました。県道35号線を走ってくると、常願寺川を渡ってすぐのところに雄山神社前立社壇があります。富山地方鉄道の線路を渡ったところに駐車場も完備。ときどき富山地鉄の列車が走るなかなかのロケーション。 |
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境内を進んでいく。杉が立ち並びなかなかの雰囲気。しばらく進むと表神門がありました。ここは鳥居じゃなくて門なんだね。 |
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拝殿が見えてきました。この拝殿は昭和15年に造営されたもの。イザナギノカミ、アメノタヂカラオノカミが祀られています。有名どころだね。 |
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岩峅の夫婦杉っていうのがあって、安産祈願、縁結び、夫婦円満を望む人は御本殿に参拝してからこの杉の間を通るとよいんだって。参拝前に通っちゃった。男性は右、女性は左で手をつないでくぐるんだって。
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それでは参拝しましょ。拝殿に行って・・・と、すぐ脇で記念撮影している集団あり。これは結婚式だね。みんな正装なのにクマ兄さんの緩い恰好が映っちゃったらやだよね?ちょっとだけ気を使う。
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そのあと、裏側の本殿を覗いてみる。北陸最大の本殿で国の重要文化財に指定されているんだって。流造って感じかな。 |
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境内の端の方に岩峅寺湯立の釜、というのが気になったので覗いてみる。
五穀豊穣、無病息災を祈って湯立の神事というのが毎年おこなされているんだって。 |
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駐車場に戻り、車を発進させるとバタンバタンと右前輪から音がする。お!?ヤバいか?と思って車を停め、車体の下を覗きこむと右前輪のドライブシャフトにゴムの太いのが巻きついていました。車を何回かに分けて後進させ、ゴムをほどく。駐車場のアスファルトの繋ぎ目を埋めているゴム?のようです。無理して走っていたら右前輪の車軸など壊してたかもしれないな。気づいて良かった。 |
雄山神社芦峅中宮祈願殿 |
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もうひとつ雄山神社の場所を訪れてみました。立山博物館展示館の駐車場に入っちゃったけど、そこでも良いみたい。ネコ娘が寝てるので、窓を開けて涼しくしてあげて、ペンギン姉さんと二人で参拝する。県道まで出て鳥居をくぐる。この鳥居も明神鳥居。手水舎で身を清めて境内を進む。 |
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きれいに掃除された境内を進む。狛犬がいたり、分かれ道(右)があったりしたが、なんとか拝殿(祈願殿)を発見。 |
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祈願殿で参拝。ここもイザナギノカミとアメノタヂカラオノカミが祀られています。雄山神社はさっき行った前立社壇とここ中宮祈願殿、そして峰本社の3社から成り立っているそうです。峰本社は立山の頂上にある神社。ここにはなかなか行けないので、中宮祈願殿と前立社壇で満足しておく。ここでも御朱印をもらっておく。 車に戻る途中、熊の像を発見。背中には子供がのっていて、右足で亀を踏んでます。これは桃太郎? では、そろそろ家に帰ろうかね。13:20だから、今から帰れば15時前には帰宅できるはず。明日からペンギン姉さんとネコ娘は学校あるからね、無理しない。 |
鵜坂神社 |
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帰路にもう一つ神社があったので寄ってみました。鵜坂神社って言うそうです。鳥居は靖国鳥居。境内に入っていくと石が置いてあって、疣石(いぼいし)って書いてありました。疣に悩む人は、その部位をこすり、痔に苦しむ人は静かに腰かけて祈ると治るって言われているそうです。 |
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参拝して、社務所を探すも今日はだれもいない感じ。今日は御朱印もらえないなー。今日は縁が無かったということで。自宅から40分ほどの距離なのでまた来るよ。
帰り際、鵜坂神社の由来が書かれた碑を見つけました。それによると鵜坂神社は平安時代から尻打ち祭という祭が有名だったそうです。婦女の貞操を戒める祭だったとか。祭の日、神官が参拝の婦女に男を知った数を問い、その数だけ木の枝でお尻を打つというもの。数をごまかすと神罰を受けると言われたんだって。明治維新の時に廃止されたそうですが、雌馬が代用され、神馬として崇められたそうです。そんな祭があったとは・・・。 ということで、今日のプチドライブは終了。明後日の夕方からGW旅行が始まるので、そろそろ準備開始だな。 |