浜松
2013.2.9-10
静岡おでんというご当地B級グルメがあるらしい。黒はんぺんというものが名物らしいが、だし粉と呼ばれるイワシの削り節をかけたり、独特の黒いつゆをかけて食べるらしい・・・。うーん、行かねば!美味しそうだし・・・。事前に調べてみると、静岡市内の繁華街にはおでん横丁があるらしいけど、静岡市民は駄菓子屋さんとか惣菜屋さんで買うことも多いらしい。じゃ、惣菜屋さんで買って車で食べるって言うのもありだな。じゃ、静岡行き決定! |
出発 |
|
ちょっと出発が遅くなっちゃったけど、19時過ぎに自宅を出発。いつも通り前日(2月8日)金曜日の夜発です。お風呂は済ませてきたので、高速に乗る前にコンビニで夕食。車をハイエースに変えてから、車でご飯を食べるのが楽になったなぁ。でも、快適過ぎてご飯の時間は長くなったかも、ま、ネコ娘が満面の笑みでご飯食べてるのを見られるのでヨシとしよう。
20時、ご飯を食べ終えて出発。最寄りの北陸道小杉ICから高速になる。で、いつもだったら小矢部JCTまで行って、東海北陸道で南下するんだけど、今日は工事で途中が通行止めらしい。仕方が無いので、北陸道で米原まで迂回することに。 ところが・・・福井くらいまで来ると、木之本ICと米原ICの間が事故で通行止めになってる!通れないの?それだったら東海北陸道で南下した方が良かったじゃん!って文句を言いながら木之本ICで高速を降りて国道365号線で名神道の関ヶ原ICを目指します。が・・・この日はあちこちで事故多発。というのは、猛烈な寒波が日本全国を襲い、道路はあちこちで凍結。事故も頻発。木之本ICと米原IC之間の通行止めも事故が連発しちゃったらしい。 案の定、国道365号線でも何台も事故を見かけました。あちこちで救急車とパトカーが事故処理。所々で事故渋滞も発生し、民家の裏道を抜けるって言う裏技も使いつつ関ヶ原ICを目指します。 そんな感じで頑張ったんだけど、滋賀県と愛知県の県境の峠でとうとう動けなくなっちゃった(右)。そんなにきつくない坂道だったんだけど、対向車線の大型トラックが凍った坂道を登れなくて立ち往生し、後ろに長蛇の列ができたため、こっち側まで動かなくなっちゃった・・・っていう絵が右です。最初何やってるんだろうって感じだったけど、窓を開けたらトラックのエンジンの爆音とタイヤが空回りする音でものすごくうるさかった。右の写真はトラックが空回りして動けないので、暗闇でもブレずに写真が撮れちゃったんだよね。 で、この後クマ兄さんはUターンし、裏道を使って迂回して・・・と何とか渋滞を回避したのでした。普通車で良かったよ。細い道に入れて。 23:40、ようやく関ヶ原ICに到着。ここから名神道→東名道で静岡を目指します。 深夜未明、睡魔に勝てず東名道の東郷PAで宿泊することに。愛車のハイエースにはカーテンが付いてるんだけど、これの遮光性良いのでPAとか明るいところでもぐっすり眠れます。あと、ボディの鉄板と内装の間に断熱材を入れてもらってるんだけど、これも遮音してくれるので車内は結構静か。おやすみなさいzzz。 |
|
2/9
|
|
7時半起床。なかなか良く眠れました。今日も一日楽しもー。と気合を入れて8時過ぎに出発。車内で朝食として大きなメンチカツ入りパン食べる。うまし。
9時過ぎ、浜名湖を渡る浜名湖橋を通過中。ちょっと曇ってるけど天気は良さそうだ。 |
うなぎパイファクトリー |
||
本日最初の訪問は浜松市にあるうなぎパイファクトリー。あの有名な夜のお菓子「うなぎパイ」の工場です。工場見学ができちゃうんですねぇー。数日前に電話で見学の予約をしておいたのでじっくりうなぎパイを堪能します。 | ||
9:40、受付を済ませ見学通路へ。いきなりうなぎパイを焼いているオーブンを見学します。焼かれる前は細い生地だったのが(左)、コンベアで運ばれながら焼かれるうちに5倍くらいの幅に膨らみます。焼きたて美味しそうだ。 |
||
オーブンから出たパイは、ヘラでタレを塗られます。これが美味しくなる秘訣。その後再び乾燥させて包装の工程へ(右)。 |
||
|
||
包装工程は二階の見学通路から見下ろす形で見学します。一見すると機械化が進んでいるようだけど、実際には人手による作業がたくさん行われています。完全機械化っていうのはできないんだろうねぇ。あんまり機械化しても融通が利かなくなっちゃうのかな。 |
||
他にうなぎパイの製造工程を紹介するビデオコーナーがありました。ビデオって言うか、ミニシアター。うなぎパイでかなり儲けてるな?なんて無粋なことを考えてしまった。いやいや良いコンセプトの製品で利益を出すことはとってもいいことです。これからも儲け続けてね〜。 |
||
最後に試食用のうなぎパイもいただきました。一人三枚。おいしいねぇ。うなぎパイの「夜のお菓子」っていうのは、家族団らんの一時に召し上がっていただきたい、という意味だそうです。怪しい意味じゃないんだよ。 |
東海道新幹線 |
||
|
||
午後はすでに予定が決まっているんだけど、午前中の時間が余っちゃった。時間つぶしのために東海道本線の新居町駅付近へ。いつも東海道新幹線に乗るとこの辺りから新幹線見やすいだろうなぁって思ってたんです。ネコ娘が新幹線に乗ったこと無いので見せてやりたいな、と。なんとネコ娘海外にもすでに6回行ってるし、フェリーも何回も乗ってるし・・・青森に行けば全県制覇だし・・・なのに新幹線は乗ったこと無いんだなあ。あと二、三年で北陸新幹線も開通するのでそれまで我慢かな。でも寒いから、3列車くらい見て撤収。ここ、ボートレース浜名湖のすぐ近くなので、ボートの爆音が聞こえたよ。 |
||
次は国道1号線を東に走って中田島砂丘へ。ここなら駐車場もあるだろうから、ゆっくりそこでお昼ご飯でも食べよう。 |
||
11:40、中田島砂丘の駐車場に到着。じゃ、今日のお昼ご飯はいつものカレー。レトルトのカレーなんだけど、三年間保存可、温めなくても食べられるっていうものを車に常備しています。これを車内の炊飯器で炊いたアツアツご飯にかけて食べると、猫舌のクマ兄さんにはちょうどいいんですねー。飲んでるお茶も一缶30円以下のもの。スーパーで安売りの時に買って車内に備蓄してます。 |
中田島砂丘 |
|
昼食後、中田島砂丘を歩いてみます。せっかくだからね、日本三大砂丘の一つといわれるくらいだからちょっと歩いてみよう。中田島砂丘のモニュメントを過ぎて砂浜に出ると、確かに砂丘だねー。海岸線が見えないよ。砂丘の定義って風などで運ばれてきた砂が堆積してできた丘状の地形のことらしい。海岸線が見えないくらい砂が堆積しているから砂丘ってことなんだねー。 |
|
丘を登りきったくらいから風紋が現れました。それまでは足跡で良くわからなかったんだよね。高校生がトレーニングで走ったりしてたみたい。でも、丘の上はちょっと探せば足跡のない場所がたくさんある。 |
|
風紋の形って波なみになってて、動物の皮膚みたい。ネコ娘が動き出しそうって言ってたよ。 |
|
青空が広がってきてとっても気持ちよかった。去年の鳥取砂丘では雨が降ってて風紋を見に行くことができなかったから、今回は大満足です。 |
スズキ歴史館 |
||
午後はこれまた浜松にあるスズキ歴史館へ。13時到着。事前の予約時間通りです。ここは自動車やオートバイを製造販売しているスズキの博物館。工場見学ができるわけではないので、どんな展示があるのか興味津津です。 |
||
展示室に入って最初のコーナーが新車開発の打ち合わせ。モニターに映っている開発陣があーだこーだと話をしているのに参加します。でも、実際の開発現場ってこんなに明るい感じじゃないんだろうなー。もっと殺気立ってるんじゃないかなー?なんて思ってみたり。クマ兄さんの会社もかなりのんびりしているけど、このコーナーほどはのんびりしてないよ。 |
||
ある程度新車のデザインが固まってくるとクレイモデルっていうものを作るそうです。インダストリアル・クレイっていう工業用の特殊な粘土で、冷えると硬くなり、温めると柔らかくなるっていうものだそうです。そんな粘土を右の道具を使って成型し実車サイズのモデルを作るんだそうです。 |
||
|
||
Robot Labっていうコーナーではロボットが実際に操作できます。5ヶ所くらいに設置されているドアなどの部品を○番から△番へって感じで移動させられます。ボタンを押すだけだけど結構面白い。
|
||
ここでは射出成型のお勉強。赤いペレットが射出成型機に供給されて・・・チョロQが出てくる!って、チョロQは事前に作っておいたものだけど、なんか嬉しい!ネコ娘とクマ兄さんで一個ずつもらっちゃいました。
|
||
工場見学はできないけれど、実際の生産工程に近いデモを間近で見ることができました。この工程は車のフロントにエンジンを下から入れる工程。 |
||
左はタイヤを取り付ける工程。四つのボルトを同時に締めつけます。右はドアを取り付ける工程。どの工程も人が作業するんだね。ロボットだけで取り付けるんじゃなくて、作業員が一人で作業できるようにロボットがサポートしている感じ。完全自動化はやっぱり難しいんだねぇ。 |
||
なぜかフライトシミュレーターもありました。クマ兄さん、まぁまぁの点数でした。ペンギン姉さんはどうだったかなー? |
||
さっきまでは2Fの展示コーナーでした。現在のスズキの展示。3Fに上がるとスズキの歴史の展示です。
スズキのスタートも織機。スズキもっていうのは、トヨタも織機からスタートしているから。右の織機はスズキ歴史館に展示してある「鈴木式織機」の中で一番古いもの。1930年代ものだそうです。 左下は整経機っていうもので織機とは違うそうです。経糸(たていと)を整えるという意味でタテ糸の本数や長さを、同じ密度と張力で所定の幅に均一に配列させ「ビーム」に巻き上げていく機械だそうです。これも1930年代のもの。 |
||
スズキは二輪車のメーカーとしても有名ですからね、左はパワーフリーE2っていう補助エンジン付き自転車。36ccのエンジンを搭載し、バイクのように走れる自転車です。クマ兄さん、小学生の時におじいちゃん先生からそんな自転車があったことを聞いたことがあったけど、本当にあったんだね。1952年くらいに発売されていたそうです。このころの大卒初任給は6,500円くらいだったとか。そんなときに25,000円もしたらしい。
右は1956年、高橋昭治、雄次兄弟が「世界一周無銭旅行」に使用したバイク。ダイヤモンドフリーっていうそうで、実際にバンコクからパリまで47,000kmを2年かけて走ったバイクだそうです。うーん、うらやましい。 |
||
この車は日本初の軽四輪乗用車「スズライト」。四輪車に2サイクルエンジンを搭載したのは日本初。さらに、駆動方式をFFとしたのも日本初。スズキってかなりチャレンジャーな会社らしい。 |
||
あるコーナー、ブロック塀に「マイカーを購入したので、ブロック塀の穴から覗いてね」って書いてあります。覗くと庭にいるペンギン姉さんとネコ娘が映ってる! |
||
左は有名ですねー。1970年に大阪で開催された日本万国博覧会で使用された電気自動車です。復元されたものだけど。
右はもっと有名かな?アルト。1979年に発売されたスズキを代表する軽自動車です。当時、軽自動車が低迷していたが、40〜50万円の中古車だけが好調だったとか。だったら45万円くらいで新車を販売しちゃおうってことで作りだした車だそうです。4ナンバーの商用車にして15%の物品税を非課税にしたり、前席二人乗りが主用途、後席二人は緊急用ってことにして後席は簡素にしたり、グレードは一つ、標準装備はヒーターのみとか・・・あの手この手を尽くして本体価格47万円を達成した車です。全国ワンプライスっていうのも当時は珍しかったんだって。 クマ兄さんはこの車に思い入れがあるんだなー、なんてったってクマ祖母さんが乗ってたもんね。クマ兄さんが子供のころ、50万円で新車を買ったってクマ祖父さんとクマ祖母さんが喜んでたもんな。クマ祖母さん、走行距離が少なくてかなり長い期間のってたんだよね。クマ兄さんが免許を取得しても健在で、何回かこの車を運転したこともあります。ちょっとアクセルと踏み込むとクラッチが滑りまくったのを覚えてますよ。 |
||
|
||
この車はエスクード。海外ではビターラっていう名前で販売されているそうです。1997年にエルトン・ジョンモデル(って何だ?)の特別限定車としてドイツで販売されたものなんだって。エルトン・ジョンのサインが書かれてます。 |
||
こっちはMRワゴン。ボンネットに長島茂雄氏のサインが書かれています。ペンギン姉さんが乗っているモコはMRワゴンのスズキから日産に供給されているものなので、ほぼ同じ車。結構スズキさんにはお世話になってるんだなぁ。 |
||
最後はバイクにまたがってパチリ。二人ともバイクの乗車経験ありません。ネコ娘なんか頭を斜めにしてポーズを取っちゃってます。乗ったこと無いくせに。
いやいや、なかなか豪華で充実した博物館でした。2時間半ほど滞在してしまった。本日はこれにて終了かな。 さて、今回の旅行の最大の目的、静岡おでんはどこで食べようかな?事前情報で天神屋っていうお総菜チェーン店でお持ち帰りができるらしい。浜松市内にもあるみたいだからちょっと様子を見てみようかな?ということで、名前に惹かれて浜松工房売店っていうところに行ってみました。そしたら・・・いっぱいあるねぇ。静岡おでん以外にもたくさんのお惣菜が売ってる。決まりだな。 じゃ、夕飯まで少し時間がありそうなので、先にお風呂に行ってみよう。 |
お風呂 |
||
16:20、浜松市内のスーパー銭湯に到着。和合の湯というスーパー銭湯です。550円/人だから値段はそこそこだけど、館内はきれいだしさっぱりできた。極端に高い温泉とかあるけれどスーパー銭湯でも気持ちよさはあんまり変わらないね。
お風呂を上がって再び天神屋に移動。20個おでんの具買うとタッパーがもらえるんだって。20個買ってタッパーもらうぞ! |
||
夕飯 |
||
|
||
天神屋でお惣菜やおでんを購入後、40分ほど車を走らせて道の駅「天竜相津花桃の里」に到着。ほぼ19時のことです。ここで夕飯にしましょ。
静岡おでんの特徴は、まず黒はんぺん。魚のすり身で作ったはんぺんだけど、色が黒いのが特徴。そんなおでんにイワシの削り節や鰹節、青海苔を混ぜて作った「だし粉」をかける。あと、濃口醤油ベースの黒いつゆをつけて食べる(右)。うーん、なかなか美味しい。人によっては黒はんぺん(右下)はダメっていう人もいるらしいけど、クマ兄さんはOK。四国のじゃこ天の中身でつくったおでんって感じかな。 |
||
天神屋は惣菜屋さんなので唐揚げも購入。おでんと唐揚げで山盛り御飯を頂く。お腹いっぱいです。
この後、ネコ娘が怖くて見れないっていうモンスターズ・インクを車内上映し、モンスターを克服。これでネコ娘も一歩大人に近づいたな。 じゃ、おやすみなさい。 |
2/10 |
秋葉山本宮秋葉神社 |
||
7:00起床。道の駅「天竜相津花桃の里」で目を覚ます。洗顔を済ませ、朝食代わりのコーンスープを買いに自販機を見ると、冷たい飲み物しか売ってない。それじゃ、元気でないよってことで秋葉街道を少し南下。道沿いの自販機で無事ホットのコーンスープを購入。今度は進行方向を反転して北へ。国道152号線沿いの天竜川がとってもきれいでした。 | ||
国道152号線から小道に入って秋葉山の山頂に向かって登っていく。なんとか普通車がすれ違えるくらいの道幅。こんな道を大型の観光バスが登っていくんですねぇ。秋葉神社って初めて行くんだけど、結構有名なのかな? |
||
9:00、秋葉神社の駐車場に到着。かなり山の中に入ってきたので、結構寒いよ。水たまりも凍ってるし。
ダウンを着て境内に行ってみよう。まずは鳥居をくぐる。結構大きい。その先には・・・ペンギン姉さんとネコ娘がひるむ階段が続く。 |
||
階段を登っていくと崖側に大きな杉の木が何本も生えていました。秋葉杉っていうそうです。1469〜1487年頃、植林によって育てられた杉だそうです。秋葉山は杉や桧が生い茂る山で、神の鎮まる霊山と崇められて来たんだって。
|
||
樹齢650年の秋葉杉の切株。右はこの秋葉杉を使って作ったのかと思いきや、天竜杉を使って作った西ノ闇(かどもり)の神門。平成17年に竣工。結構新しいね。 |
||
白虎(左)に玄武(右)。他に青龍と朱雀っていうのも。南部白雲という人が掘ったものらしい。なんとこの南部白雲という人、富山県の井波彫刻の彫刻士らしい。こんなところで富山の偉人と出会うとは。しかも、自宅で旅行記をまとめているときに気付くとは。 |
||
手水舎の水が凍ってた。天気は良いけど寒い証拠。標高866mだからね。 |
||
さらに進むと階段の上に金ぴかの鳥居が現れました。ちょっとびっくり。太陽の光が反射してまぶしいくらいの金ぴか。幸福の鳥居っていうそうです。もう少しで本殿だ。右は本殿に上る手前にあった神恵岩。由来などの説明文が無かったのでどんな岩なのかわかりませんです。 |
||
|
||
左は本殿。なかなか立派。ここ秋葉山本宮秋葉神社は秋葉大権現の起源。全国に約400社ある秋葉神社の総本山ってところらしい。この本殿前の広場から金ぴか鳥居をみると、その奥に遠州灘が見渡せます。海までは結構な距離があるはずだけど、標高が高いからなんだねぇ。
ちらっと、ジュビロ磐田の大きな絵馬を見かけました。ここで必勝祈願するみたい。 じゃ、車に戻ろう。寒くって長居はできません。駐車場に戻る途中、団体の参拝客とすれ違う。どこかの会社の人らしい。バスで来るってすごいな、しかも2月に。ちょっと来るのが遅くない?10:40、出発。 |
本田宗一郎ものづくり伝承館 |
||
10:30、天竜区の二俣地域に到着。本田宗一郎ものづくり伝承館に寄ってみます。昨日はスズキだったけど今日はホンダ。乗り物好きだからね、クマ兄さんは。バイクの免許は持ってないけど。ちなみに入館料無料でした。 |
||
|
||
左はホンダカブF型。補助エンジン付き自転車です。1951年まで生産されていたんだって。昨日のスズキ歴史館にも同じような自転車が展示してあったね。ホンダカブF型はエンジンが車体後部、後輪辺りについているのが特徴。たしかに昨日のスズキのパワーフリーE2はペダルのあたりにエンジンがあったな。車体後部にエンジンがあると、オイルやガソリンで服が汚れないのがメリットだったそうです。最高時速は35km/hもでたらしい。
右はホンダC型。エンジン、車体ともにホンダが開発した初のモーターバイク。96ccの排気量で最高時速は50km/h。1949年製です。エンジン下に漏れたオイルを受けるパンが置いてありました。ということは、新しいオイルを継ぎ足しているってことだよね?エンジンかかるってことじゃない? |
||
|
||
このバイクはスーパーカブC105。1961年製。C100のエンジンシリンダーをボアアップしたバージョンだそうです。二人乗りできるバイクです。54cc、5ps、空冷4サイクルOHV単気筒エンジン搭載。きれいに整備してあります。 1Fはこんな感じで往年のバイクの展示。二階は小さなホール。そこで、ホンダのレースを通じたバイクの開発についてのビデオ上映をやってました。これが結構面白くてしばらく三人で見入っちゃった。 |
浜松餃子 |
|
ネコ娘はお子様ラーメン(左上)。杏仁豆腐付き。
クマ兄さんは浜松餃子セット。浜松餃子とミニ豚めしのセット。ラーメンもついていると思って注文しあたらラーメンは無かった。残念。ペンギン姉さんにラーメン分けてもらった。 ペンギン姉さんは浜松餃子とらーめんのセット。 浜松餃子は皿の上に円形に並べられて、中央にモヤシが載せられているのが特徴。家庭用のフライパンで丸く並べて焼いていた名残だそうです。キャベツがたっぷり入ってさっぱりした餃子でした。いっぱい食べられる。 クマ兄さん、宇都宮出身だけどね・・・。 |
竜ヶ岩洞 |
|
今回最後の観光スポットは竜ヶ岩洞。東海地方最大の鍾乳洞ってことで以前から行ってみなきゃね、って思っていたところでした。洞内見学料金の650円/人を払って入洞。 |
|
左はつらら石と石筍がドッキングしたもの。産ぶ声って名前が付いてました。
右はスカラップ(溶食形態)と呼ばれる、地下水流によって壁面に残されたウロコ型の痕のこと。 |
|
鐘が設置してありました。静かに打てって思ったけど、鐘を静かにうつって、なんか矛盾してない?右は喜びの窓。50×10cmの小さな窓から先は行き止まり、と思われていたところ、昭和56年、二人の探検家がこの難所を抜け出て、奥に鍾乳洞が続いていることを発見したそうです。 |
|
左はびょうぶ岩。亀裂の様な割れ目が斜めに広がる通路。輝緑凝灰岩が水に浸食されてできた割れ目だそうです。 右は天女の鏡。水たまりは水面が動かないので、鏡のように見えるよ。 |
|
突如、鍾乳洞の中に階段が現れた。黄金の大滝っていう竜ヶ岩洞の中で一番の観光スポットです。洞窟内に滝があるんだって。でも、滝のすぐ脇を階段が通っているので、屋根がかかっていて、それでも水が降りかかってくるので急いで階段を降りちゃった。黄金の大滝はじっくり見れなかった。 |
|
左はフローストーンの表面を水が流れている様子。右は石柱。 |
|
左のでっぱりは水神様(WATER GOD)という名前。右はくらげの滝のぼり。確かにくらげみたいだ。天井にもうろこみたいに石灰石?が形成されてます。このくらべの滝のぼりは、鳳凰の間に入る人の順番待ち中に撮影。実は、鳳凰の間っていうところが竜ヶ岩洞の最大の見どころらしい。 |
|
左は鳳凰の間に入る入口付近で撮影したもの。ここでもものすごく入り組んだ石灰石がみられるんだけど、これを潜って奥に行くと鳳凰の間があるらしい。そして、その鳳凰の間が右。天井は高いけど奥行きはあまりない、という空間ですがそこに石灰石がカーテンのように?チーズフォンデュのように?垂れ下がっています。超広角10mmで撮影。目の前に迫る鍾乳洞でした。 |
|
さすが静岡、鍾乳洞の中にも富士山があります。 |
|
鍾乳洞を出ると、そのまま洞窟資料館に入れるようになっています。小さめの資料館だけど、鍾乳洞内の探検の様子を人形で再現したり、石器時代に人が住んでいた形跡を紹介したり・・・。 右はさざれ石の展示。さて、君が代でも歌われているさざれ石、クマ兄さんはこれで何か所目かな? |
|
15:50、そろそろ富山に向けて出発しようと思います。他にもいろいろ寄ってみようと思っていたんだけど、冬は陽が落ちるのも早いし、寒くなると観光どころじゃないからね。 竜ヶ岩洞を出てすぐには高速に乗らず。まずはガソリンスタンドで給油。クマ兄さん、高速道路のSAで給油するのはあまり好きではありません。高いから。なので、高速に乗る前にセルフスタンドで給油。それから、夕飯のおかずを買っておこう。走りながらご飯を炊けば、ライサー(米好き)なクマ兄さんも大満足な夕飯が食べられる。 という用事を済ませて、17:00に浜松西ICから東名高速へ。 |
浜名湖SA |
|
17:15、夕日がきれいそうなので浜名湖SAに立ち寄る。左は夕日で照らされた浜名湖橋。右は恋人の聖地って呼ばれる夕日スポット。鐘があって恋人が鳴らす、はずが子供たちが鳴らしまくり。でも、綺麗な夕日が見れました。ちょっと雲がかかっちゃったけどねぇ。
じゃ、この後はあまり寄り道せずに帰ろう。 |
ひるがの高原SA |
夕飯は・・・どこかのSAかPAで食べた・・・はず。記録も記憶もありません。疲れてたかなぁ。
さらに走って、21:50東海北陸道のひるがの高原SAでトイレ休憩。ここは雪が多いぜ。そしてこの雪像は何?トトロのようだが・・・。もうちょっと走ろう。 23:00前後、東海北陸道の飛騨河合PAに到着。今晩はここで寝る。だって、1:00頃に帰宅しても寒いし。これ以上走るの眠いし。ここで寝て、明日朝帰っても一緒だし。 |
2/11 |
7:00起床。夜中、除雪車が駐車場を走り回っていた模様。うちの車のまわりだけ除雪されてなかった。そして、30cmくらい雪が積もってました。でも、FFヒーターの加湿器で快適に寝ることができました。ここで寝て正解!
身支度を整えて、8:00出発。 9:35帰宅。旅の片づけしたり、来週からの食料を買いに行ったり・・・普通の週末に戻りましょ。今回の走行距離は924kmでした。 |