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二日目 近江八幡


2013.11.3



 昨晩はぐっすり寝過ぎて8:30起床。そろそろ道の駅もオープンしそうで準備中。こりゃ寝過ぎたな。着替えて、トイレに行って出発しよう。



車中泊天国
 出発間際、うちのリラックスワゴンの周りをパトロール。そしたら、ノアにシェルを載せたキャブコンがいたり、スズキのエブリィワゴンで車中泊している人がいたり・・・となかなかのにぎわい。道の駅「竜王かがみの里」は駐車場も大きくて車中泊天国でした。

 9:40、出発。



日牟禮八幡宮
 10:20、日牟禮八幡宮に到着。ペンギン姉さん、空腹で車に乗ったからなのか、絶賛乗り物酔い中。午前中はダウンの見込み。クマ兄さんとネコ娘だけで遊びに行ってきます。
 まずは日牟禮八幡宮を参拝。紀元131年創建というものすごい古くからある神社。275年、応神天皇がどっかに行ったときにここで休憩した、という記録もあるらしい。
 拝殿(左)でお参りして、楼門(右)をくぐって戻る。七五三のお参りに来ている家族連れが多いが、若い女性グループも多い。縁結びか何かで有名なのか?ちょっと分からなかったな。



八幡山ロープウェー
 日牟禮八幡宮の次は、すぐ横にある八幡山ロープウェーで八幡山に登ってみる。料金は往復で800円/人と比較的良心的。ネコ娘は半額だし。

 ロープウェーの乗車時間は約4分、徒歩でも登れる山だけど、今日は楽に登っちゃいます。
 山頂駅に到着し歩きだすと八幡山の見取り図がありました。簡単に一周できるようにコースが整備されているみたい。じゃ、その通りに行ってみよう。
 歩きだすと石垣があるね。ここには昔、八幡山城というお城があったそうです。豊臣秀次が築城したんだって。1585年のこと。
 遊歩道わきにはお地蔵さま?じゃなさそうだけど石仏っぽいものが並んで配置してありました。サイズは30〜40cmくらいの高さ。
 山頂駅から徒歩1分、お願い地蔵尊に到着。詳しい説明は無かったけど、なんでもお願いを聞いてくれそうな感じ。今度の英語のテスト、点数伸びますように・・・。
 さらに3分ほど歩くと西の丸跡から琵琶湖が眺められる(左)。でも、ガスってて景色が良くないなぁ。さらにさらに2分歩くと北の丸跡。ここからは西の湖とその周辺の沼がかろうじて見えました(右)。この辺りは、干拓事業によって田園地帯になっていますが、元々は湿地帯で内湖が点在していたそうです。
 そろそろ八幡山のメインスポット、村雲門跡瑞龍寺に行ってみます。八幡山の頂上にあるお寺のことです。階段を登っていくとこの辺りは紅葉が始まってました。門をくぐって境内へ。
 南無〜とお参り。中に入って見学もできるみたいだけど、300円かかるようなのでやめておく。今日は天気があまり良くないのでちょっと残念な八幡山でした。
 では、山頂駅からロープウェーに乗って下山しましょ。ここ山頂駅がある場所は二の丸があったようです。なんの面影も無いけれど。八幡山一周は約20分でした。



八幡掘
 ロープウェーで下山したら八幡掘に来てみました。近江八幡の最大の見どころはここじゃないかな?天気が悪いにもかかわらず観光客はまずまず。掘には八幡掘めぐりの舟も出てました。
 この八幡掘は1585年に豊臣秀吉の甥っ子、豊臣秀次が八幡山にお城を築いたことをきっかけに作られたとか。城下町が発展するように、八幡掘と琵琶湖をつないで舟が行き来できるようにしたそうです。
 八幡掘の脇に玄米のポン菓子を売っているお店がありました。ここ八幡掘では時代劇の撮影が頻繁に行われているそうです。水戸黄門とか。そんな時、俳優さん達がポン菓子食べるんだって。そんな話を聞いちゃったもんだから、一袋買っちゃった。100円分だけど。
 ポン菓子を食べながら歩いていると、団体観光客に遭遇。ガイドさんが道端を説明しているので横で聞いていたら、この水路を説明してました。背割排水っていうそうです。町屋の背と背を合わせる部分に流れてるので背割排水。下水道の役割を担っているそうですが、この周辺は昔、沼沢地だったのでその排水にも使われたそうです。



 これにて八幡掘の見学は終了。あんまり遅くなると、車で待っているペンギン姉さんが心配だからね。



 車に戻ると、元気がそこそこ復活したペンギン姉さんがいました。大丈夫そうだ。じゃ、近江八幡を出発。お昼ご飯はコンビニ駐車場で済ませ、西の湖周辺をドライブしてみる。



パラモーター
 西の湖の東側、県道511号線を走っていたら、パラシュートがたくさん見えたので近づいてみました。良く見ると、エンジンがついてて、ファンを回して自由自在に飛んでます。パラモーターっていうらしい。左の空き地が滑走路。10mくらいの滑走距離で離陸して行きます。ちなみに、車輪などがついていると準航空機扱いになって、航空局の飛行許可書が必要になるんだって。
 このパラモーター場の周辺は畑。良く見ると大豆だね。大豆が緑色の内に収穫して食べるものを枝豆って呼ぶ、と知ったのはだいぶ歳をとってから。



大中の湖南遺跡
 周辺で観光するところが無いかな、ツーリングマップルを眺めたら、大中の湖南遺跡という表記があったので寄ってみました。着くとただの広い草地。うーん、どんな遺跡なんだろう。自宅で調べてみたら、この周辺には縄文時代、弥生時代、古墳時代の遺跡があるとのこと。この辺りの干拓事業の時に発見されたんだって。竪穴式住居の遺跡も見つかっていて、少しだけ復元もされているんだって。



能登川水車
 今度もツーリングマップルで見つけた能登川水車に行ってみる。ここは東近江市の西端にある伊庭内湖に作られた水車。この能登川水車の歴史は古く7世紀前半、高麗からやってきた僧侶が水車の原型をここへ伝えたと言われているそうです。この辺りは水に恵まれた土地のため水車の利用が盛んだったんだって。



長浜
 15:00、県道2号線を琵琶湖沿いに北上し長浜にやってきました。長浜って観光地っぽいんだけど、どこを歩いたらいいのか調べてこなかったので表参道を歩いてみる。この周辺は金屋新町(左)っていうそうで、豊臣秀吉の城下町造営によって作られた町らしい。金物商人が多くすんでいたので金屋新町って呼ばれたんだって。
 さらに進むと十軒町(右。。こっちも豊臣秀吉の城下町造営で作られていて、戸数が10軒あったから十軒町。
 先に進むと大通寺というお寺がありました。入口の山門は修復中だけど入ってみる。
 ここは真宗大谷派長浜別院大通寺っていうらしい。本堂(左)は阿弥陀堂とも呼ばれて国指定の重要文化財です。1652年頃に東本願寺から移したものらしい。さっき通ってきた山門は江戸時代末期の1841年に建立されていて、市の重要文化財なんだって。右の鐘は文化財に指定されてないみたい。
 さらっと大通寺を見学して、外に出ると台所門っていうのがありました。この門は長浜城の大手門だったと言われているんだって。市の重要文化財になっています。
 さて、商店街に戻ると小物屋さん発見。うしさん・・・牧場になってますよ。右はハタキ。500円らしい。



ゴブラン焼
 納安という和菓子屋さんがありました。ゴブラン焼?の製造販売をしているお店のようです。ガシャン、ガシャンって作ってます。店内に入ってみよう。
 ちっちゃいけど一個63円とか84円とか。105円もあるけど、いずれにしても安い。一個ずつ買って食べてみよう。
 りんご(ペンギン姉さん)、栗(クマ兄さん)、ブルーベリーカスタード(ネコ娘)を買って食べてみる。しっとりの生地に甘い餡が美味しい。出来立てだからなおさら美味しい。



黒壁スクエア
 しばらく市街地をウロウロしていたら、黒い壁の建物が集まったエリアにたどり着いた。黒壁スクエアっていうらしい。ここが長浜のメインスポットらしいね。ガラス細工のお店があって見て回るとなかなか楽しい。
 雨が降ってきたのでアーケード街に行ってみる。そしたら・・・
 海洋堂フィギュアミュージアムっていうのがありました。龍遊館という店名みたい。 
 店先にはケンシロウがいたよ。ムッキムキ。クマ兄さん、子供のころ北斗の拳を全巻所有しておりました。たぶんまだ実家にある。持ってこようかなー、でも、持ってきたらペンギン姉さんに怒られるだろうなー。
 真ん中はドン・キホーテらしい。右は大魔神。店内にフィギュアミュージアム(有料)があるんだけど、無料エリアでもなかなか楽しめました。
 アーケード街には他にもいっぱいお店があるんだけど、豆吉本舗っていうのがなかなか気に行った。豆菓子のお店です。お昼頃見かけた大豆も使われているかな?



 一時間ほど長浜の黒壁スクエア周辺をお散歩したところで、雨が強くなってきました。そろそろ帰りましょうかね。(16:00)

 でも、時間はまだあるので、久しぶりに下道で帰ってみる。国道8号線をひたすら走る。高速道路の割引が無かったころは良く走った道。最近は北陸道を走っちゃうので、国道8号線で滋賀県を走るのはとっても久しぶり。夕方になり、福井県の県境に来たところでお腹が空いてきたけれど、お店が無い。お腹が空いたのを我慢して先に進む。



ステーキガスト
 19:00、福井市内のステーキガストに入店。ネコ娘のリクエストです。食べ放題系のお店、クマ兄さんとネコ娘は大好きなんだけど、ペンギン姉さんは好きじゃないんだよね。だけど、今回は許可がおりました。ステーキガストで目いっぱいご飯を食べ、満腹状態で北陸道に上り富山に帰ります。



 22:00ちょうど、自宅に到着。今回はあまり走らず678kmでした。



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