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一日目 高山寺と伏見稲荷


2014.11.22


 「会津と只見」「大井川鉄道」と紅葉を楽しみ、最後の仕上げは京都。今年は紅葉を満喫するのです。京都への旅行はほぼ毎年行われている定番のイベント。毎回、行ったことのないところに行ってみよう、と行き先を工夫しております。今年は高山寺が初めてになるかな。


京都へ
 21日金曜日、いつもどおり三連休前は定時で仕事を終え、急いで帰宅。シャワーを浴び、荷物を車に積み込んで出発の準備完了。18:50出発。自宅のすぐ近くのコンビニで夕食を購入。車内のテーブルで夕食にします。
 以前はみんな車の前方に向かってシートに座り、膝の上にお弁当を乗せて食べていたんだけど、今では後部でテーブルを囲んでみんなでご飯を食べられます。リラックスワゴン買って良かった・・・。
 19:30、夕飯を食べ終えたら、次はガソリンスタンドで給油。149円/L(レギュラー)まで下がってきました。このまま下がり続けて120円/Lくらいにならないかな。そしたら、うちのリラックスワゴンでもドライブが楽になります。遠出で8〜10km/L、近場で6〜8km/Lという燃費は今まで乗った車の中で一番悪い(重いので当たり前だが)のでガソリンが安くなると助かるのです。

 給油したあとはいつもの小杉ICから北陸道にのって西へ走る。北陸道、名神道と走れば23:50頃に大津SAに到着。今日は大津SAで車中泊にします。
 後部のベッドですでにネコ娘が寝ていますが、クマ兄さんもトイレで歯磨きしたり、顔を洗ったりして寝る準備をします。ちょっと周りの車を見るとキャンパーが所々にいます。うちの車の隣の隣には紺色のリラックスワゴン(右)。すでにお休みされているようです。うちも寝る。


 
 そして朝。22日は7:30起床。もうちょっと早く起きるつもりだったんだけど、眠くて眠くて起きられなかった。っていうか、気持ちよくて起きられなかった。意外と静かで快適に寝てしまった。

 8:30、準備を終えて出発します。
 大津SAを出発して5分、京都府に入りました。京都府に入ったあたりは防音壁で周囲の景色が楽しめません。名神道の特徴だね。

 しばらく走って京都南ICで名神道を降りる。が、ここから国道1号線で東寺付近まで北上するんだけど、国道1号線が渋滞中。渋滞にはまると都会に来たなぁって思うね。嫌いだけど。
 京都市内を走っていると、ある会社の工場の門に変わった言葉が書いてあるのを見かけました。「感謝と創意の門」って書いてあります。東レコーテックス株式会社だそうです。この門の柱には「決意の鐘」という鐘があって、出社してきた社員が鳴らしてから門をくぐるみたい。いろんな会社がありますね〜。クマ兄さん的には従業員用の門が立派でうらやましい。
 京都市内の国道162号線を北上していると、京福電鉄嵐山本線の踏切で再び渋滞。京都市内は渋滞が多いなぁ。でも、モボ2001型を見られたからヨシとするか。
 国道162号線を北上し京都市街地を抜けると急に山の中になりました。道端の木々も紅葉しててきれい。今日は紅葉日和だ。



高山寺
 10時、高山寺の駐車場に到着。市営駐車場が整備されていますが、紅葉シーズンということもあり満車に近い。運良く車を停めることができましたが、タイミングが悪ければ駐車場探しに時間とられるところでした。ここは一度お金を払うと一日中停めてても良いみたいなので、ゆっくり紅葉を堪能しようと思います。
 駐車場の近くから高山寺に入っていく道は裏参道。せっかくだから表参道から入ってみようと思い国道162号線を歩いて表参道の入口へ向かってみます。途中、とってもきれいに紅葉している場所があったのでパチリ。陽が当って寒暖の差が大きい部分だけ赤くなって、緑と赤のグラデーションになってる木がありました。これもきれい。
 駐車場から歩いて徒歩3分ほど、表参道の階段から入っていきます。階段や灯篭の前で記念撮影。灯篭の前ではネコ娘が撮影してくれました。



 
 気分よくパチパチ写真を撮りながら進んでいくと拝観料を徴収する小屋が見えてきました。500円/人。結構高いんだよねぇ。それから最近気づいたんだけど、お寺ってお金を取るところが多く、神社ってお金を取るところ少なくない?何でなんだろう?
 そんなことを考えながら、お金を払って入場。高山寺は山の斜面にあるので、坂道を登りながら歩くことになります。途中、日本で最初に作られた茶畑もありました。宋からお茶の種を持ち帰ってきたようです。
 重要文化財になっている開山堂(左)に来てみると、オレンジ色に見事でした。そして、紅葉がきれいだと人の心を狂わせるのか、三脚の使用はダメって書いてあるのに、三脚立てて写真を撮っているおじさんが居ました。注意するほどの勇気は持ち合わせていませんが。


 開山堂から少し進むと、足の形が掘られた石がありました。仏足石(ぶっそくせき)というそうです。お釈迦様の足の形を掘ったものなんだって。これだけ見るとお釈迦様の足はものすごく偏平足だね。
 金堂に到着。江戸時代に仁和寺から移築したものなんだって。ここには、この金堂が移築される前に本堂があったそうです。その本堂は1219年完成というものだそうですが、室町時代に焼失しちゃったんだって。それで、江戸時代に金堂を持ってきたようです。

 この金堂のほかに、石水院という見どころがあるんだけど、そこは別料金がかかるようなので見てきませんでした。今回は紅葉を見るのが目的だからね。

 ということで、金堂の正面の道から帰ろうと思ったら、ちょっとびっくり。結構急な坂道です。ちょっと腰が引ける。この辺りは杉並木になっているようで、紅葉してなかったけど雰囲気良かったです。



西明寺へ
 高山寺だけの見学だと、市営駐車場の駐車料金がもったいないので、近くを歩いてみることにしました。車で走っていたら西明寺とか新護寺というお寺があるみたいで、たくさんの人が歩いているので、ちょっと歩いてみようかな。

 それにしても、国道162号線沿いは紅葉がきれいだねぇ。道が狭いので車に注意しながら散策。
 国道162号線から市道に曲がる交差点では京都府警のパトカーが二台止まっていました。国道から市道に車が入ってくるのを規制しているようです。
 西明寺の入口に到着。入口は清滝川を渡った先にあるみたい。でも、またお金かかるのか・・・と思ったらちょっともったいなくなってきて、橋の上から写真を撮って撤収。清滝川周辺の紅葉がきれいだったので十分満足しました。



神護寺
 西明寺から神護寺に向けて歩いてみる。山の木々は紅葉中。いろんな種類の木があるから紅葉はまばら。でも、赤、黄、緑のまだら模様がきれいです。

 途中にはお土産屋さんがあったりしてフラフラ歩いても飽きない。
 
 お土産屋さん街を過ぎ、清滝川を渡ると神護寺エリアになってきました。割と急な坂道を登っていくことになります。その途中の紅葉がきれい。真っ赤でした。



 
 紅葉を見ながらお食事できるお店もあるようで、優雅なひとときを楽しんでいらっしゃいました。まぶしいぜ―。お茶や和菓子も食べられるみたいだけど、お昼ご飯前だからなー、ちょっとやめておこう。
 11時、神護寺の入口の門のところまでやってきました。ここまでで結構歩いたな。この後、お金を払って神護寺に入りさらに歩きまわる元気は無いので、ここで撤収しようと思います。ネコ娘がかなりお疲れだし。門のそばで5分ほど休憩して、帰路につきます。
 降り道の途中で発見した「硯石」。空海弘法大師が神護寺にいた時、勅額の依頼を受けたが急な雨で橋が流されてしまったことがあったそうです。この時、弘法大師はこの石を硯として対岸に建てかけた額に向けて筆を投げ、「金剛?寺」の四文字を書いたんだって。昔の人はすごい伝説を持っているねぇ。
 清滝川を橋の上からパチリ。紅葉真っ盛りだね。こんな紅葉を眺めながら再び西明寺の横を通って、高山寺の駐車場へ歩いていきます。



もみじ天ぷら
 西明寺を過ぎ、国道162号線に戻ってきて気付いたのですが、もみじの天ぷらのお店がいくつかあります。高山寺の駐車場にもあったけど、途中で買っても良いな・・・。

 ということで、国道162号線沿いにあるお店を覗いてみると、ちょうど揚げているところでした。もみじの天ぷらって食べたことが無いから聞いてみると、もみじは去年のものなんだって。一年以上塩漬けしたもみじを塩抜きして、衣をつけて揚げているそうです。しかも、揚げたてではなく、しっかりと油をきった方がパリッとして美味しいらしい。一袋買ってみました。
 買ったのは錦水亭というもみじ天ぷらの専門店っぽいお店。作っているところも見学させてもらって一袋300円くらいで購入。車に戻ったら食べてみよう。
 11:35、ようやく高山寺の駐車場まで戻ってきました。神護寺から歩いて30分くらいかかったかな。ネコ娘は疲れてご機嫌ななめです。
 車に到着。改めてもみじ天ぷらを観察。けっこう肉厚だね。お昼ご飯の時のデザートにしよう。



お昼ご飯
 11:45、高山寺の駐車場を出発。お昼ご飯はコンビニお惣菜にしたいと思います。ご飯をちゃんと炊いておいたんだ。三人ともコンビニの湯煎するハンバーグにしました。ロコモコにちょっとだけ近づいたかな?あとはサラダに漬けもの。三人分で500円くらい。安いなぁ。

 お昼ご飯を食べ終えたら、お待ちかねのもみじの天ぷらをいただきます(右)。もみじの味はほとんどしない。衣を食べる感じだね。ほんのり甘くてカリカリした素朴なお菓子。油っこいのでたくさんは食べられないね。



 食後、午後はどこに行こうか?と悩む。三十三間堂に行こうかな、って計画してたんだけど、駐車場に困りそうだな・・・と思って他の候補地を探す。そういえば、伏見稲荷大社なんかどうかな?四年ほど前に行ったことがあるけど、この時はペンギン姉さんは車待機だったんだよね。最近、銀ぎつねっていうマンガにハマって、神社好きなペンギン姉さんだから今回は行くかも。

 ということで、伏見稲荷大社に行ってみることにしました。



伏見稲荷大社参道
 国道24号線を南下し伏見稲荷大社へ。前回来た時、周辺をウロウロした結果、伏見稲荷大社の参拝者用無料駐車場を見つけたんだよね。場所を忘れてしまったけど、今回も周辺をウロウロして見つけました(13:30)。

 では、参道を歩いて伏見稲荷へ。京阪電車の伏見稲荷駅の横を通って・・・なぜかすぐにまた線路。二つ目の線路はJR奈良線。稲荷駅の横を渡る。
 線路を二つ渡ると稲荷大社のお土産屋さん街。お店を物色しながらゆっくり進もう。それにしてもすごい人だ。なんでも、最近外国人に人気の観光スポットで日本一になったそうです。
 あるお店の前を覗くとうなぎを焼いていました。外国人もお店に入ってるね。ニョロニョロ食べられるのかな?
 こっちのお店ではスズメを店先で焼いていました。うずらも名物らしい。スズメって美味しいのかな?
 たいやきパフェなるものも売ってました。たいやきにアイスクリーム。こんな組み合わせがウケテいるのか、長い列ができていました。外国人も多い。ネコ娘が興味津津。



参拝
 ようやく紅い建物が見えてきました。4年ぶりに来たけど、なかなか立派できれいな建物。今日はじっくり参拝しようと思います。
 楼門。1589年に豊臣秀吉が造営したと言われている門。かなり立派です。ここで記念撮影している人も多数。
 伏見稲荷大社はお稲荷さんだけあって、狛犬の代わりに狐が立っています。口には何か加えているね?
 こちらは拝殿。その奥に本殿がありますが、本殿は写真撮影禁止。本殿は1468年の応仁の乱のときに焼失し、1499年に再建された建物なんだって。拝殿はみんな素通りして、本殿でお参りしてるねぇ。うちらは両方お参りしておきます。
 これが伏見大社の本殿。国の重要文化財に指定されています。流造りと呼ばれる様式だそうで、1499年に作られたんだって。500年以上前の建物です。
 左は本殿の裏にある権殿。1635年に建立された建物で、これも重要文化財に指定されています。実は、最近(といっても1959年)に現在の場所に移築されたんだって。

 さらに奥に歩いていく。いたるところにキツネが居ます。

 
 ようやく伏見稲荷大社のメインスポット、千本鳥居に到着。といっても大勢が歩いているので、止まることはほとんどできず、歩きながら写真撮影。お参りする人が祈りと感謝の念を鳥居の奉納で示すというのは江戸時代くらいから始まったんだって。たくさん奉納されて千本鳥居を形成したってことらしいです。
 右はポスターにも使われている鳥居が二ヶ所並んでいる場所。
 千本鳥居を通り抜けて辿り着いたのが奥社奉拝所。奥社奉拝所の裏手にあるのが「おもかる石」。灯篭の前で願い事を祈り、屋根の上に載っている石を持ち上げます。この時、自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶い、重ければ叶わないというもの。今回はかなり軽く感じました。前回は重かったって感じたはずだけど。
 前回は奥社奉拝所で引き返しましたが、今回はペンギン姉さんも一緒に来ているので、さらに奥へ進んでみようと思います。熊鷹社って言うところまで行ってみよう。

 奥社奉拝所から先も鳥居がたくさん続いてます。

 
 奥社奉拝所から10分弱、赤い鳥居を抜けた先に灰色の世界が広がっていました。もうすぐ熊鷹社のようです。小さな社殿がたくさん並んでいます。社殿の間を通り抜けていくと熊鷹社に到着。


 
 熊鷹社にいつの間にか到着。新池にのりだすように立てられている熊鷹社。行方不明の人の居場所を探す際、池に向かって手を打ち、こだまが返ってきた方向に手がかりがつかめる、という言い伝えがあるそうです。
 熊鷹社を参拝した後、向かいにある竹屋というお店を見学。お守りなどを買うと火打石でカチカチとお清めしてくれるようでした。
 熊鷹社の参拝を終え、来た道を帰る。大きな鳥居をくぐって、奥社奉拝所を通らないルートで戻ってみる。
 近道を通ったら熊鷹社から本殿まで20分ほどで戻ってこれました。15時にもなるとだいぶ日が陰ってきました。どんどん日が短くなるなぁ。
 帰り道、参道にあるお店で何か食べようってことになり、ネコ娘はたいやきパフェを食べたかったようですが、たいやきパフェは売り切れ。とぼとぼとお店を物色して歩いて、クマ兄さんとペンギン姉さんはアイス、ネコ娘はぬれおかきを食べたのでした。



 すこしお土産屋さんでゆっくりした後、駐車場に戻る。さて、次は清水寺でライトアップだ。でも、少し時間が早いので、駐車場でお昼寝してから清水寺に向かいたいと思います。



 一時間後起床。16:30、伏見稲荷大社参拝者駐車場を出発。北に車を走らせ、東山エリアに向かいます。が・・・京都駅付近から渋滞。五条大橋近辺ではなかなか車が進みません。清水寺近辺は駐車場閉鎖中って標識があるなぁ、ダメなのかなぁ、ということで川端通りから東山区役所近辺へ住宅街へ侵入。狭い道で、うちのリラックスワゴンでは前に進むのがやっと。そんな場所で比較的安いコインパーキングを見つけたので、ラッキーと思って駐車。府道143号線まで徒歩1分ほどの場所にある駐車場です。



清水寺へ
 18:00、清水道バス停から清水道を登り始める。が、今日は人が多いなぁ。いつも車を停める市営駐車場はバス専用になってます。人ごみをかき分けながら登っていくと・・・三年坂と五条坂、清水道の交わる交差点で衝撃的なことを告げられる。ずーっと人の列ができてるんだけど、それがライトアップのために並んでいる人の列。最後尾に並んでくださいとのこと。最後尾で案内してほしいな。ということで、市営駐車場近辺まで戻る。
 最後尾に並んで開門を待つ。周りはすごい人の数だ。周りの会話を聞いていると、今日から三日間の三連休は、一年で一番混雑する日だって言ってる。この三連休は京都中が大混雑らしい。18:00を過ぎると少しずつ列が前に進んでいく。18時開門だからね。
 18:40、ようやく仁王門が見えてきた。入門するために並ぶ人は6〜7列になってゆっくり進む。おばちゃんに割り込まれつつもがんばって進む。



夜の特別拝観
 18:40、もう少しで入門できる。仁王門とその奥の西門を撮っておく。階段わきの紅葉している木々もライトアップされてきれいだ。入門待ちの列からでも紅葉は楽しめるね。
 18:45、入場券を買ってようやく境内に入ります。ライトアップされた紅葉はとてもきれい。だけど、人が多すぎるので、三人はぶれないように要注意。
 これは田村堂。坂上田村麻呂が安置されているらしい。江戸時代に建てられた建物らしいけど国の重要文化財に指定されています。これは坂上田村麻呂によるものかな?坂上田村麻呂は平安時代の武官で、文の菅原道真、武の坂上田村麻呂といわれるくらい有名な人らしい。810年の薬子の変では平城上皇の脱出を阻止する働きをしたらしい。これはすごいことらしいですよ、詳しくは知らないけど。
 18:55、ようやく本堂に到着。ここでいつもチャレンジする大錫杖に今回もチャレンジしてみる。ペンギン姉さんとネコ娘は小錫杖をあげてました。17kgだからね。クマ兄さんは大錫杖にチャレンジするも上がらず。96kgもあるからなぁ、最近は体を鍛えてないから全然ダメ。
 右の鉄下駄だって片方で12kgもあります。ほんとに弁慶はこんなの使ってたの?
 弁慶の杖の裏手からは紅葉している木々の向こうに子安の塔が見えました。ここは人が多すぎて三脚なんか立てられません。がんばって手持ちで撮る!
 あ、大黒天にも参拝しておかなきゃ。ちょっと戻って出世大黒天像にお参りしておきます。うーん、クマ兄さんは出世欲はそんなにないんだけど・・・でもお金はいっぱいほしいからな。ちゃんとお願いしておかなきゃ。
 19:00、ようやく本堂の清水の舞台に到着。すんごい人の数だから、はぐれないようにしながら手すり際の人の動きをよく観察して、動き出す人の空いた場所にスルッと入る。なんとか場所を確保して見学。うーん、とってもきれいだ。山が燃えてるみたい。

 
 本堂からぐるっと回って清水の舞台が見える場所へ移動。この辺りは大混雑。全然進みません。係員が「立ち止まらないでください」「写真撮影はご遠慮ください」と言ってるけど、全然進まないから写真を撮っておく。手持ちで適当に取ったんだけど、結構きれいに撮れました。本堂が燃えてるみたい。
 清水の舞台を下から見上げてみる。ライトアップすると、普段見えないような舞台の骨組みの内部まで見えて面白い。それにしても目に入ってくるものはみんな黄色やオレンジ。
 舞台の下を歩くと石垣があったり、放生池があったりと見どころがいくつかあります。それらもみんな紅葉してる木々に囲まれてきれいでした。今年の紅葉はかなりきれいな方なんじゃないかな。来た時期も良かったかもね。混んでるけど。

 さ、それではそろそろお風呂に行って、お宿に向かいましょうかね。



お土産
 帰り際、お土産屋さんに寄っていく。まずはいつも通り八つ橋のお店、「本家西尾八ツ橋」へ。ここはお茶を出してくれるし、試食もできるし毎度お世話になるお店。結構たくさん八つ橋を食べて、いくつか自宅用にお土産を買っておく。
 さらにこれもお気に入り、さつま揚げ?を購入。えび、いか、じゃがバターをそれぞれ購入。クマ兄さんはじゃがバターです。すり身の中にジャガイモとバターが入っていてなかなかおいしい。おなかも膨れる。
 もう一か所、手作り八つ橋のお店にも入ってみる。こっちも試食させてもらったらおいしい。店先で店主と思われるじいちゃんが、うちのほうがうまい、と言ってる。じゃ、生じゃない八つ橋買ってみるか。



 



お風呂と宿
 さて、清水寺近辺の駐車場を出発して、事前調査通りにやってきたのは旭湯。京都駅の南西にある銭湯です。ここがそこそこ良い銭湯なら今後はうまく活用していきたいな、と思ったのですが・・・思ったよりも良かったです。駐車場もあるし、コンビニも近くにあるし、お風呂も広々。そして銭湯だから安い。温泉ではないけど京都で初めて見つけたお手軽お風呂かもしれません。
 風呂を上がって、旭湯の駐車場で夕飯にします。近くのコンビニで買ってきたサラダや唐揚げ、コロッケなどをおかずに、車内で炊いたご飯を頂きます。その後、後部座席をベッドモードにしてネコ娘はおやすみなさい。
 10時過ぎに旭湯を出発。一時間ほど走って今夜のお宿である道の駅「ガレリアかめおか」に到着。本日は車中泊の車でほぼ満車です。なんとか空いているスペースを見つけ駐車。やっぱり京都に一番近い道の駅だから人気だなぁ。トイレに行くついでにパトロールしてみる。ワンボックスが多いけど、キャンパーも多い。明日も京都市内は混雑しそうだな。

 トイレから戻って車内で軽く仕事をし、0:30ごろ就寝。



二日目
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