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一日目 東京ウォーク


2017.10.7


 東京ウォーク、要は散歩です。東京は車移動に時間かかるし、駐車料金もかかるし・・・。ということで、車は駐車料金の上限が決まっているところに停めて、歩いて観光しちゃおうという企画にしてみました。楽しめるでしょうか?



出発
 10月6日金曜日、いつも通り定時で仕事を終え(普段はもう少し遅いんだけど)、急いで帰宅。シャワーを浴び、荷物を車に積み込んで出発します!

 18:25、自宅を出発。いつも通り最寄りのGSで給油。

 いつもなら、すぐ近くの小杉ICから北陸道にのるんだけど、今日は県道367号線が混雑していて小杉ICに行きにくい。いつもより時間が早いのかなぁ?仕方なく、県道367号線を東へ走り、富山西ICから北陸道にのりました。時間的なロスは2,3分かな。

 富山西ICへ走っている途中、クマ兄さんは夕飯をいただきました。今日の夕飯はおにぎりです。ペンギン姉さんが出発前にスーパーで買ってきてくれてました。これで、夕飯を食べる時間も移動時間に充てられて効率アップ。
 20:45、新井PAまでやってきました。すっごい眠いんだけど・・・。とりあえずお気に入りのコーヒーを購入。自動販売機なんだけど、お金を入れてからミルでコーヒー豆を挽いて入れてくれる優れもの。美味しいんです。コーヒーを飲みながらもう少し進もう。



 23:00過ぎ、横川SAまでやってきましたが、もうダメ。眠い。ここで車中泊にしたいと思います。明日、早めに起きて移動することにします。お休み〜。
 5:30、起床。6時間ほど寝てスッキリ。ペンギン姉さんとネコ娘はまだ後部ベッドで寝ておりますが、クマ兄さんは頑張って着替えて出発しますよ。天気がちょっと悪いけど、予報によるとこの後回復する見込み。それを信じて出発です。
 6:00、出発。走り出してすぐ、霧が出てきた。本当に天気は回復するんだろうか?
 7:30、三芳PAに到着。車内後方から「そろそろ起きる〜」という声が聞こえてきました。PAに到着後、ペンギン姉さんとネコ娘には着替えてもらい、朝食を買いにお店へ出かけます。朝食は肉まんにしました。ネコ娘はピザまん。そういえば、もうそろそろハロウィーンだね。
 三芳PAを出発後、新座料金所を通過、大泉JCTから外環道へと走り、8:10に美女木JCT(左)へ。ここから首都高5号池袋線に入る。5号線で都心環状線まで進み、都心を半周して首都高1号羽田線(右)へ。京浜運河沿いを走ると1号線の架け替え工事が行われていました。1960年代に作られた高架橋だからねぇ。老朽化もするだろうねぇ。



羽田神社
 9:05、羽田ICで首都高を降り、羽田二丁目へ。さて、羽田神社に行こうと思うんだけど、駐車場は無さそうなのでコインパーキングなどに駐車する必要があります。近くまでやってきたらファミレスの駐車場に車を置けそう。ちょっとだけ駐車させてもらおうっと。

 そして羽田神社へ。クマ兄さんのスマホで位置を確認しながら歩く。

 9:15、羽田神社に到着。鳥居は神明鳥居でした。シンプルが一番?鳥居をくぐって手水舎でお清め。手水舎もシンプルです。
 社殿に参拝。羽田神社は航空安全の祈祷に来る人が多いらしく、航空安全に特化した神社になったそうです。今度の冬も海外旅行を計画しているので、三人で旅行の安全をお願いしちゃおうかな。
 社殿の横に羽田富士という小山があるそうです。ここも御利益があるみたい。

 羽田富士は人工的に作られたもの。江戸時代くらいに富士講という富士山を信仰する宗教?団体?があったそうです。実際に富士山へ登るのは大変なので、富士塚と呼ばれる富士山っぽい小山を作って、それを登るという文化が江戸時代に関東地方で起こったそうです。羽田富士はその富士塚の一つ。

 変わった信仰があったもんだ。
 夫婦擬宝珠(ふうふぎぼし)と呼ばれているもので、以前は灯篭についていた擬宝珠だそうです。東日本大震災のときに灯篭が倒壊してしまったそうですが、その時は誰も灯篭の近くに居なく、事故にならなかったとか。神様の御加護ということで大事に安置しているそうです。
 参拝後、社務所で御朱印&御朱印帳をもらう。羽田神社の御朱印帳には飛行機が書かれているので有名です。この御朱印帳カッコいいね。
 境内社は四つくらい?その中には伏見稲荷神社から分霊を祀った羽田稲荷神社などがあります。その奥にお神輿が格納されてました。7月末に夏季例大祭があり、その時にお神輿が13基も出てくるそうです。羽田まつりって言って結構大きいお祭りらしい。
 羽田神社の参拝を終え、駐車場に戻る。その途中にあった石材店の玄関脇には「よし坊」というキャラクターがいました。この石材店のゆるキャラ?



 これにて羽田神社の参拝は終了。それでは再び首都高に乗って移動します。



上野に移動
 9:35、蒲田を出発。羽田ICから首都高に乗り、羽田線を北上。

 9:55、都心環状線へ。東京タワーが見えてきたけれど、上の方が霧で見えない。この後天気が良くなってくるはずなんだけど、まだ駄目かな?



東京ウォーク開始
 10:20、上野に到着。安い駐車場を探したかったんだけど、上限があるのか無いのか分かりにくい。結局、上野駅の屋上駐車場にしてしまいました。休日は上限が無いみたいで高くつきそうな予感。

 まー、しょうがないなー、と言いつつウォーキング開始。

 最初は上野恩賜公園を突き抜ける。と、銅像発見!これは野口英世博士の銅像。以前、会津にある野口英世記念館に行ったことがあったなぁ。この銅像も子供のころに囲炉裏に落ちて障害の残った左手を隠していますね。
 上野恩賜公園を通り抜け都道452号線にでると、黒い大きな門がありました。これは旧因州池田屋敷表門(黒門)というそうです。江戸時代、因幡・伯耆(現在の鳥取近辺)を納めた大名が因州池田家。徳川家と親戚関係にあり、かなりの勢力だったそうです。その池田家の屋敷表門がこれ。東大赤門に対してこちらは上野の黒門と呼ばれているとか。
 黒門を眺めつつ、国道452号線沿いを歩くと、赤レンガの建物が見えてきました。こちらは東京藝術大学。左は旧正門。右はたぶん赤レンガ1号館。それが正しければ東京都最古のレンガ建築物とのことです。
 しばらく歩いて行くと、お祭りのような場所がありました。近づいて見ると、古い建物の中で琴の演奏が行われています。ここは下町風俗資料館付設展示場だそうです。旧吉田屋酒店だとか。谷町まつりというお祭りを行っていたようで、甘酒のふるまいがありました。ネコ娘はあまり甘酒好きじゃないんですが、このときはもらって飲んでました。
 吉田屋酒店は江戸時代以来の老舗だったそうです。明治から昭和初期にいたる酒店舗の形態を後世に残すため、昭和62年にこの場所へ移築したそうです。

 甘酒をもらったらお散歩再開。
 下町風俗資料館付設展示場から都道319号線沿いに歩くと石ころが転がってました。解説板によるとこれは太田錦城墓だとか。太田錦城とは江戸時代中期の儒学者。加賀国大聖寺に生まれ、漢代以降の中国の諸説を直接研究した人だそうです。
 途中から小道に入る。へび道と呼ばれるくねくねと細くて曲がった道。ここは車もあまり通らないから、散策にはお勧めです。

 右上はル・クシネというケーキ屋さん。建物が植物で覆われてます。

 左は金太郎飴を売る飴屋さん。飴で生計成り立つのだろうか。


 



根津神社
 11:00、根津神社の表参道口に到着。すごい立派な鳥居や鳥居があります。石畳道が綺麗。掃除も行き届いているようです。では、境内へ。
 こちら楼門。国指定の重要文化財です。手前に架かるのは神橋。最近架けたものらしい。楼門の右側の像は水戸黄門(水戸光圀公)がモデルらしい。
 まずは手水舎でお清め。ここの手水舎は湧水タイプ。水が溜まっていて、蛇口が無いタイプです。
 お清めしたら唐門を通り内部へ。唐門のまわりは格子状の透けた壁で、透塀というらしい。300年経っているのに歪みが無く、当時の建築技術のすごさを分かるものらしい。そして拝殿に参拝(右)。奥には幣殿、本殿と続いているそうです。これらの建物は総漆塗りの権現造建築で江戸の神社建築としては最大規模となり、国の重要文化財になっているそうです。
 拝殿参拝後、社務所に行って御朱印をいただく。御朱印を待っているとき、カウンターに東京十社巡拝記念の置物を見つけちゃいました。東京十社とは明治天皇が明治元年に准勅祭神社と定めて、東京の鎮護と万民の平安を祈願された神社十社のこと。歩きで回ると2日間くらいかかるそうです。ちょっと魅力的。
 続きまして、根津神社の境内にある乙女稲荷神社を参拝。ちょっと低めの鳥居が並びます。御祭神は倉稲魂命(ウカノミタマ)という神様。穀物・食物の神様で女神様だそうです。伏見稲荷神社の主祭神でもあるんだって。

 乙女稲荷の隣にある駒込稲荷にも参拝しておく。駒込稲荷の御祭神は伊弉諾命、伊弉冊命、倉稲魂命、級長津彦命、級長戸辺命。
 稲成神社なので狐もたくさんいます。石像だけど。あと、境内最古の石鳥居があったそうですが、東日本大震災で倒壊してしまったそうです。東日本大震災って強烈だったんだねぇ。



 根津神社の参拝終了。それでは、次の目的地へ歩いていくよ。



お化け階段
 根津神社を南へ歩く。スマホでグーグルマップを見ながら歩いて行くと、お化け階段の表示がでました。お化け階段ってなんだ?と思いながら到達。上りと下りで段数が違うらしいです。では、数えてみよう・・・ってことで上りながら数えてみると40段。下ってみると40段。あれ?一緒だけど。もう一度上って下りて40段。一番下の階段が数えられたり数えられなかったりで、40段になったり39段になったりするというのが真相のようです。
 きれいに整備されているので、ぜんぜんお化けが出そうな階段じゃなかった。


 
弥生式土器発掘ゆかりの地
 言問通りにでると、弥生式土器発掘ゆかりの地、という石碑が立っていました。ここは昭和40年まで向ヶ岡弥生町という町名でした。明治17年、ここの貝塚から土器が発見されたので、弥生式土器と命名されたそうです。



安田講堂
 国道17号線沿いを歩くとレンガの塀が続いています。塀の向こう側は東京大学。東京大学には安田講堂とか赤門とか有名な観光スポットがあるよね。ぜひ寄って行こう。
 11:45、東京大学正門から入ってみよう。この正門は冠木門という門形式で伝統的なものだそうです。オリジナルの大扉と冠木はレプリカに変えられて、オリジナルは別の場所に保管されているんだって。
 正門から構内に入っていくと、両脇にはイチョウの木が植えられていました。そして、銀杏が大量に落ちていて臭い。かなり臭う。クマ兄さんが通っていた大学では、近所の人が拾いに来るのであっという間に無くなったんだけど、東大では誰も撮りに来ないのかな?
 安田講堂に到着。数人の観光客が居ますが、割と空いてます。正式には東京大学大講堂というらしい。安田財閥の創始者・安田善次郎の寄付で建設されたため安田講堂と呼ばれているそうです。1968年の東大紛争で全学共闘会議によって占拠され、警察機動隊が突入するニュースで有名な場所ですね。その後、しばらくは使用不可の状態だったそうですが、1994年に修復され現在は使用できる状態になっているそうです。
 ニュースではヘルメットをかぶった学生を排除するため機動隊が突入していましたが、その映像のイメージとはちょっと違って、結構小さい講堂に感じました。
 11:55、そろそろお昼ご飯にしようとおもいます。安田講堂の横にある工学部2号館には日比谷松本楼GRILLというレストランが入っているらしいんだけど、ちょっと奥まで入りにくい。諦めよう。
 東大の敷地内を歩いて気付いたこと。胸像が多い。有名な学者さんなんだろうけど、クマ兄さんは知らないっす。
 さて、お昼ご飯を食べたくて、第2食堂へ。ところが今日は閉店中。食堂では和服の展示即売会をやってて、いらっしゃいませ〜っておばちゃんたちに囲まれました。買わないって・・・。
 外に出て足元を見ると、マンホールには下水という文字と、帝大という文字。ちょっとカッコいい。
 学食での昼食は諦めて、コンビニでお弁当を食べることにしました。大学の構内にコンビニがあって、コンビニにはイートインスペースがある。すごいね〜。ゆっくりアイスも食べちゃいました。



東大赤門
 食後、大学生協へ行ってみる。なにか面白いものないかな?とおもって店内を見て回ったら、東大グッズがいっぱいありますね。何かネコ娘に買ってあげようって言ったら、シャープペンが良いって。ネコ娘、欲が無いねぇ。
 続きまして三四郎池に行ってみる。ここは加賀藩主前田氏が将軍家からこの辺りをもらったことに始まる。前田利常が1638年に園地を築造しました。前田綱紀が補修し、当時江戸時代諸侯邸の庭園中No.1と言われたそうです。夏目漱石の小説「三四郎」でこの池が出て以来、三四郎池と呼ばれるようになったそうです。
 最後に東大赤門を見学。加賀藩13代藩主前田斉泰(なりやす)が11代将軍徳川家斉の娘である溶姫(やすひめ)を正室に迎えた際に建立されたのが御守殿門。朱漆が塗られているので赤くなり、赤門と呼ばれるようになりました。
 ここはテレビでもよく出てくる場所ですよね〜。合格発表シーズンはすっごく混むんだろうなー。



妻恋神社
 東大赤門から国道17号線沿いを歩いて南下。清水坂を上り、小路に入っていくと妻恋神社がありました。神田明神に行く途中にあったので寄ってみることにしました。鳥居まできたら外国人(欧米人?)の家族が参拝しようとしていましたが、作法が分からないようす。我々の動きをガン見してました。
 ガン見を受け入れつつ、拝殿にまずは参拝。二礼二拍一礼してお参り。さっきの外国人旅行客は見てたかな?と思って振り返ったら、居なくなってました。
 気を取り直して、拝殿のすぐ横にある社務所で御朱印をいただく。後日、Web上で妻恋神社を調べると、社務所は通常は無人。掲示されている電話に掛けると神主さんか巫女さんが出てきて御朱印をもらうのが普通なんだって。このときは運が良かった。
 妻恋神社の前の道路を東へ歩くと、ちょっとした坂になってました。ここを妻恋坂と呼ぶそうです。だからと言って特別何もないけれど。



神田明神
 妻恋神社から5分、明神男坂に到達。この階段を上ると神田明神です。
 13:50、神田明神男坂門を抜け境内に入りました。左手に随神門が見えます。とっても立派。これは昭和50年に、昭和天皇即位50年を祝って建立したもの。おぉ!クマ兄さん、ペンギン姉さんと同い年じゃないの。
 そして、祭務所の窓に貼ったあったアニメ風のポスターがちょっと気になりました。
 お!大黒様発見。石造りとしては日本一大きい大黒様らしいです。その手前には獅子舞のカラクリがついているおみくじ。英語で説明書きがあるところから、外国人向けのおみくじなのかな。
 では、御神殿に参拝しましょう。お賽銭を入れて・・・とお参りするとき御神殿の中では結婚式が行われていました。今日はおめでたい日だったかな?あー、うちらの結婚式はハワイだったなー。写真を見直すと若いな。そして顔が細いな。歳とったなぁ・・・。
 御神殿から随神門を眺める。参拝客が多いなぁ。神田明神って有名だもんね。神田明神で行われる神田祭は江戸三大祭の一つでとっても有名です。そのうち見てみたいなぁ。
 それでは神札授与所で御朱印をもらおう。御朱印をもらう人が多いので、受付の人も多い。授与所から御神殿を振り返ると狛犬が目の前にいました。ムキムキの狛犬でビビった。
 御朱印をもらって少し休憩した後、境内を散策してみます。御神殿の横には獅子山というのがありました。石の山の上に獅子の像があります。親獅子が子獅子を谷底に突き落とし、這い上がってきた子をはじめて我が子とする、というものを表しているんだって。
 こちらのお馬さんは明(あかり)ちゃん。あし毛といわれ歳をとるごとに白毛が増え、白馬になるそうです。信州生まれの神馬です。
 神田明神の境内には銭形平次の碑もあります。銭形平次の住居は明神下の台所町ということになっています。この碑は昭和45年に有志の作家と出版社が発起人になり建てられたそうです。
 そしてさざれ石。君が代にも出てくるあのさざれ石。炭酸カルシウムや水酸化鉄が濃いしをくっつけたもので学術的には石灰質角礫岩と言うそうです。ときどき神社などで見かけますね。
 ではそろそろ撤収・・・と思っていたら神社ではあまり見かけないようなお兄さんを発見。上下ジャージだし。何かを熱心に見ているようで、その見ていたものはアニメ?のキャラクターのストラップでした。調べてみると、ラブライブというアニメがあって、それが秋葉原周辺を舞台にしていて、神田明神が度々登場し、アニメファンの聖地になっているとか。なるほど〜、と納得。
 それでは随神門から出ていきましょう。随神門は総檜・入母屋造。四隅に朱雀・白虎・青龍・玄武が配置され、内部には因幡の白兎があります。なかなか立派な門なので、後世に末永く引き継がれると良いですね。



湯島聖堂
 神田明神から徒歩5分、今度は湯島聖堂にやってきました。東京って徒歩圏内に歴史的な観光スポットがたくさんあってすごいね。そして、歩いて回ると疲れるな・・・。入場無料のようなので見学してみよう。この門は入徳門。
 入徳門の先へ進むと杏壇門。杏壇とは孔子の教授堂の跡のことらしい。教授堂(講堂)の跡地を瓦敷きにして壇(高台)とし、周囲に杏を植え、杏壇二字碑を建立し、その場所にこの門を作ったことから名づけられたらしい。この杏壇門を抜けると大成殿のようです。人がいっぱいいる!
 こちらが大成殿。江戸幕府5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟です。後に幕府直轄の学問所となる。黒光りする建物はなかなか立派で、外国人のツアーがいくつも見学に来ていました。欧米人が多かった。日本人より多いくらい。入場無料だからツアーに組み込みやすい?それとも有名な観光スポットだから?


 
コンビニで休憩
 湯島聖堂を出て北に向かう。ぼちぼち復路となります。が、三人とも歩き疲れたのでコンビニに入って休憩。アイスを購入しイートインコーナーで休憩。ワイワイアイスを食べていたら、隣におじさんが座る。そして、購入してきたハムをムシャムシャ食べ始めた。ハムだけ食べたら去っていく。そんなにハム食べたい?飲み物無しだよ!?



 10分ほど休憩して北へ歩く。当初は電車に乗って戻ろうか?という案もあったけれど、結局ひたすら歩くことになりました。



湯島天満宮
 15:00、湯島天満宮に到着。ここも参拝して御朱印をいただいていこう。左の鳥居は表鳥居と呼ばれ、銅でできているそうです。1667年ごろに寄進されたものだって。都内にある鋳造で造られた鳥居の中では一番古く、東京との指定有形文化財になっているそうです。では、手水舎でお清め。
 天神様(天満宮)と言ったら牛。ちゃんとここにも撫で牛がありました。道真公の賢いのが移りますように、と願いを込めて撫でておきました。
 それでは本殿に参拝。この本殿は1995年に総檜造りとして作られたもの。2年7か月かけて作ったんだって。御祭神は天満宮だけあって菅原道真。江戸時代からあった天満宮だそうです。
 さすが道真公の御利益があるだけあって、絵馬の奉納が凄い。あふれかえっています。みんな勉学のお願いをしているんだろうね。
 湯島天満宮の境内には梅園があります。江戸時代から梅の名所として知られていたそうです。10月だから当然梅の花は咲いていないけど、何やらお祭りのようなものが行われています。
 この日、全国梅酒まつりというイベントが行われていました。お金はかかるものの全国の梅酒を利き酒できるそうです。あと、梅酒の即売会も行われていました。ちょっとだけ舐めてみたい気はするけれど、このイベントではがっつり飲むイベントみたい。この後も運転があるから利き酒は無理だなぁ。あと、お土産に買って帰るのもちょっと・・・重そう。今日は諦めておこう。



アメ横
 湯島天満宮から徒歩10分、上野駅周辺にやってきました。せっかくなのでアメ横を散策しよう。久しぶりのアメ横だけど人多いなぁ!外国人が多いのが印象的。お店も外国人経営のところが多いね。制服着ている人達が居て、ガードマンかと思ったら台東区って書いてある。よく見ると客引き行為等防止指導員だって。客引きはダメよって監視しているみたい。ご苦労様です。
 ある服屋さんにて。店先にウインドブレーカーが飾ってあったんだけど激安!とっても安いので買っちゃった。たしか2,000円だったかな。
 こちらアメ横の名物、チョコレートのたたき売りの志村商店。以前は周囲に人だかりができていたんだけど、今日はおばちゃんひとりでした。買おうかな?とも思ったんだけど、車に置いておくと溶けちゃうからなぁ・・・ってことでやめておきました。次はチャレンジしてみる?



下谷神社
 今日のウォーキングはこのくらいで・・・ということで、夕飯のおかずを買いにスーパーを探す。が、上野駅周辺にはあまり無いね。スマホで検索したら、ちょっと離れたところにスーパーマルエツがありました。スマホってすげー!ここで夕飯のおかずを購入。
 お惣菜を買って上野駅に戻る途中、スマホで地図を見ながら歩いていたら下谷神社というのを見つけました。ちょっと寄っていきましょう。都道463号線を渡ったところにありました。赤い鳥居、白い鳥居を抜けて境内へ。
 下谷神社に着いたのは16:30、急いで参拝し御朱印をもらおう。

 この下谷神社は奈良時代に創建され、都内で最も古いお稲荷様なんだそうです。お稲荷様にしては鳥居がずらーっと並んでいる状況ではなかったけれど。

 参拝を終え、社務所で御朱印もいただけました。



上野駅
 16:45、上野駅に戻ってきました。昭和通り上の歩道を歩いて駅屋上の駐車場に向かう。夕方になって晴天になりました。
 駅舎内に入ろうとしたら巨大なパンダの置物を見つけました。ジャイアントパンダって書いてあるけど、こんなに大きくないだろ〜。



東京スカイツリー
 夕飯のおかずは確保できたので、次はご飯を炊きながらお風呂に行こう。

 これまたスマホで検索したら東京スカイツリーの近くに銭湯が見つかりました。

 では、スカイツリー目指して出発。東京スカイツリー、高すぎて目印に最適。クマ兄さんはまだ上ったことが無いのだけれど、ペンギン姉さんとネコ娘は二人で上ったんだよなー。



御谷湯
 17:40、墨田区にある御谷湯に到着。すでに辺りは暗くなってきました。御谷湯にも付属の駐車場はあるようですが、うちのリラックスワゴンは停められない。狭すぎ。ということで、近くのコインパーキングに車を停めてきました。

 ここは地元の人も多く利用している銭湯らしく、すごくお客さんが多い。びっくりするくらい多い。でも、施設はきれいで快適でした。

 40分ほどで撤収。



東京ゲートブリッジ
 お風呂の後は車中泊地に向けて移動開始。墨田区からいきなり南下していきます。夢の島公園付近も通り、東京ゲートブリッジへ。これを使うと大田区に抜けるの楽だね〜。

 では。東京ゲートブリッジを渡る。こんな便利なのに交通量は少な目。橋の形も変わっているので楽しいな。でも、ネコ娘は後部座席でスマホ三昧でした。
 橋を渡ったところで車線規制。事故のようです。橋に見とれて事故ったか?



昭和島PA(上り)
 19:10、首都高上り線の昭和島PAに到着。今日はここで車中泊します。最近、東京に来たときはここがお気に入り。

 到着したらお湯を沸かし、インスタントのスープを作り、買ってきたお惣菜と車内で炊いたご飯で夕食にします。

 今日はいっぱい歩いたので、モリモリ食べちゃう。揚げ物ばっかりだけどね。



  
 食後、後部座席をベッドモードにし、テレビを見てくつろぐ。さて、明日も歩くよ。



二日目
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