一日目 四日市とんてき
2013.10.12
今回の旅の目的はとんてきだ!とんてきってどんなにおいしい食べ物なのかとっても楽しみだ! |
出発 |
先月のUSJへの旅と違って今日はとっても順調だ。クマ兄さんは定時に退社し帰宅。今日は近場の旅なので時間に余裕があるって理由で、夕飯は自宅で済ませます。片づけをしてシャワーを浴びて19:25に出発です。 |
いつも通り、小杉ICから北陸道に乗り西進、小矢部JCTから東海北陸道で南下。21:30、日本一標高の高いところにある松ノ木峠PAで休憩。実はとっても眠かったのです。自宅でお腹いっぱいご飯を食べてしまったので眠気が出てきた模様。ちょっと外に出て体を動かし眠気を覚ます。
その後、順調に東海北陸道を南下し、深夜未明に愛知県に入ってすぐの川島PAに到着。ここから先はしばらく車中泊できる場所も無いので、川島PAで寝ることにします。おやすみ〜。 |
そして、おはようございます。7:00起床。トイレ行って洗顔し、お昼ごはんのために炊飯器をセットし、あとコーヒーも入れて8:00に再出発です。
川島PAを出発したら、一宮JCTで名神道に一瞬だけ乗り換え、一宮ICで名古屋高速へ。名古屋西JCTまで行って東名阪自動車道に乗り南下。四日市くらいまでは順調に走っていたんだけど、四日市ICくらいから亀山JCTまでは渋滞。新名神が開通してからいつもこの辺りは渋滞していますね。渋滞の最中は周囲のハイエースを観察。三連休だからハイエースキャンパーが多いこと多いこと。そんな調子で亀山ICに進み、関へ。まずは関宿を散策しようと思います。 |
関宿 |
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10時、関宿そばにある観光駐車場に到着。最初は道の駅「関宿」に行ったんだけど、道の駅から関宿の重要伝統的建造物群保存地区には遠かったんだよね。それで観光駐車場の看板を発見して駐車場に突撃したのでした。無料。
観光駐車場に車を停めて歩きはじめたらネコ娘がたまごの自販機にトラップされてしまいました。買わないけどね。 |
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ではでは東海道47番目の宿場町、関宿へ行ってみましょう。ちなみに関宿の東側の入り口が東追分、西側の入り口が西追分って言うそうです。 |
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街道に出ると立派な会津屋というお店を発見。街道そばっていうのが名物のようです。うーん、今日は食べられないか。 |
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会津屋向かいにあるのが関地蔵院。徳川5代将軍、綱吉公が建立したというのは本当だろうか?1700年に落成したそうです。境内ではフリーマーケットが盛大に開催中。ちょっと覗いてみようかね。 |
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パン屋さんが出てたんだけど、ここだけ長蛇の列。とっても人気があるみたい。でも、このサイズは今は食べられないなぁ。右の鹿?はフリマの売り物ではありません。
このフリマ?は三重オーガニックマーケットin亀山っていうそうです。 |
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フリマを見つつ、境内を散策。左は鐘楼。1644年建立です。 右は地蔵院の本堂。割と立派な本堂ですが、子供たちが遊んだり、おっさんが佇んでいたり・・・と庶民派な様子。 |
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さて、パン屋さんが二軒出ていました。左のパン屋さんは先程も見たパン屋。大人気で行列ができているんだけど、パンが大きいんだよねぇ。右のパン屋さんにはそれほど長い行列はできておらず、パンも小さめ。これなら食べられそうだ・・・ということで、右のパン屋さんからパンを購入して食べてみようと思います。 |
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買ったのは南瓜と小豆のパン。本堂の廊下に座って食べてみる。甘さは超控えめ、ボリュームは見た目以上というパンでした。甘くないのでネコ娘は好きでなさそうだったけど、クマ兄さんはこういうパンって意外と好き。しっとりどっしりしてます。 |
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びんずる尊者っていうんだっけ?かなり年季が入っています。たしか撫でると良いはずなんだけど、あまりに年季が入っていて怖い。撫でるのはやめておく。 |
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フリマを眺めていたらシカクマメを売ってました。小笠原で食べたかったんだけど食べられず、豆を買ってきて栽培にチャレンジしてるんだけど二年連続豆がつかない。食べてみたいなぁ・・・。お店のお兄さんに聞いたら、豆は鮮度が重要なので今日中に食べてほしい、富山に持って帰ってから食べるのはお勧めしません、だって。うーん、諦めか。
後ほど、車の中で茹でて食べれば良いじゃん!って気付いてもう一度お店に行った時には売り切れていました。残念。 |
関宿散策 |
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地蔵院の横にある日本の道100選のモニュメントをパチリ(左)。旧東海道だもんね。右は停車場道って刻まれています。地蔵院の前の道は明治23年、四日市と草津を結ぶ関西鉄道が開通した時、関停車場への道として整備されたそうで、「ステンショ道」と呼ばれたそうです。 |
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東に向かってブラブラと歩く。関宿の建物はお店になっているものも多い。右は天然石のお店。買えないけど内部に潜入して観察。 |
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両側に古い町並みが続く関宿。時折り観光バスでやってきた団体客で混雑するものの、おおむね閑散としていました。 |
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オナガ薬局。店内は見ることができませんでしたが、店先にはアンプルが展示してありました。「・・・スゲン」しか読めず、何の薬か不明。だいぶ古いもののようなので商品ではない、と信じてます。 |
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左は高札場というところ。幕府の御法度や掟書、宿場の決まりなどを掲示した場所だそうです。この場所は現在は関郵便局。江戸時代、この敷地は御茶屋御殿と呼ばれ、江戸時代の初期には本陣の役割を果たしたそうです。ネコ娘はとりあえず顔抜きパネルでパチリ。 |
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左は深川屋という老舗の和菓子屋さん。関の戸というお菓子が名物らしい。右は玉屋。関宿を代表する大旅籠だそう。内部の見学には200円かかるみたいなので外観だけ観察。二階の壁にある模様は何だ?ディズニーシーのアンダー・ザ・シーに出てくる魔女みたいだ。 |
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こちらは現役の宿、石垣屋。築120年の建物を使って素泊まり宿を経営しているそうです。寝袋持参だと2500円、布団を借りると3500円で泊まれるようです。
店先には昔の道具を飾ってあって自由に見てOKっていうことで見せてもらいました。古いバイクや火鉢、木製のスキー(←)もあり。この辺りでスキーってできたのかな? |
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さらに東へ。こんな感じの町並みが結構続きます。 |
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百六里庭。門には「日本橋 関宿からは 百六里」なんだって。それで百六里庭。展望所があって、眺めてみると緩いカーブの町並みと奥の山並みがきれい。江戸時代、どれだけの人がここを歩いたんだろうねぇ。 |
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左は御馳走場。関宿に出入りする大名行列の一行を、宿の役人が出迎えたり見送ったりした場所。関宿には四か所の御馳走場があったそうです。
右は山車倉。最盛期には16基の山車があったそうですが、現在では4基。 |
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関宿を一往復して散策終了。では、次に行こうかな。 次は、道の駅「関宿」の裏にあるコスモス畑。道の駅に車を置いて行こうかな、と思いましたがどこから行けばよいのか分からず、ペンギン姉さんが歩きたくなさそうなので、狭い道を入っていきます。すると・・・道がさらにどんどん狭くなり、うちの車じゃ通れない!!!ミラーをこすって停車。あぶねー、もう少し入ったら車がコンクリート塀に挟まるところだった。ミラーはしっかり倒れた。 バックで車を出し、大きな道に出てミラーを確認。あぁぁ、傷がついたぁ。でも、傷はそれほど深くなさそうなので、家に戻ったらコンパウンドで磨いてみよう。(後日、コンパウンドで磨いたら、ほとんど分からないくらいまで傷が消えました、よかったぁ)。 |
昼食 |
お昼ご飯は道の駅「関宿」近くのスーパーにて購入。唐揚げとサラダを買って、車内で炊いたご飯を頂きます。まったく三重の地物ではないけれど、いいのいいの。夜はとんてきを食べに行くんだから。
午後は愛知県沿いまで移動します。 |
中部電力 川越電力館テラ46 |
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食事後、1時間半かけて川越町に移動。13:15分ごろ、中部電力の川越電力館テラ46に到着。午後はここでのんびり遊ぼうと思います。
駐車場に車を停めて、電力館を眺めると地球儀になってるよ!とびっくり。実際には車の中から見れたけど。あまりに立派なPR館なので入場料がかかるんじゃないかと心配になったけど、ちゃんと入館無料の施設でした。 |
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では入館してみます。凝ったような、凝ってないような通路を通って入館。エントランスでは入館カードの作成を行います。自分の顔写真付き。入館後に使用する機会は無いけれど、なんとなくうれしい。 |
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まずは3階にあるワンダーマシーンに入ってみる。宇宙ステーションから地球への旅を体験できます。ディズニーランドのスターツアーズみたい。シートは固定だし、部屋も動かないので臨場感は無いけれど。 |
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次は4階に移動して「地球救出サミット」に参加。いろいろな国?の首脳たちとサミットで話し合います。知ってる!という人はボタンを押すだけだけど。CO2削減などでできることから少しずつ・・・というのを学ぶコーナーです。
が、参加者は我々三人のみ。三人のためだけに司会のお姉さんが一人専任で担当してくれます。 後ろを見て!って言われた時、後ろのモニターに三人だけ映る光景は、ちょっと寒い。 |
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環境についてクイズでお勉強(左)。そして、大人気なのがハイパーシアターで行われるゲーム大会。タッチパネルでゲームをやって、良い点が取れれば正面のスクリーンに自分の顔がうつしだされて、御満悦な顔が紹介されるというもの。三つ目のゲームはクマ兄さんが高得点をとったんだけど時間が無くなったのか、顔を投影されることはありませんでした。 |
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15時からは子供実験コーナーがありました。空気砲を打ったり、鉄製の半球を二つくっつけて、中の空気を抜くと、大気圧で二つの半球ははがれない、というのを体験したり・・・なかなか楽しませてくれました。すべて無料っていうのが素晴らしい。電気代として徴収されているんだろうけど(うちは北陸電力だからいいや)。 |
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最後、7階にある川越展望サロンから周辺を見下ろす。LNGのタンク(左)が大きい。この発電所は液化天然ガスを燃料にしていて、2007年までは世界最大の火力発電所だったそうです。この発電所内には二本の煙突が立っています。右の細いほうが古いほうで、左の太い煙突が後から立てられた新しいもの。どちらが高く見えますか?正解はどちらも同じ高さ。太いほうが低く見える、という目の錯覚で左の煙突の方が低く見えるそうです。
15:50、そろそろ撤収しようと思います。16:30で閉館とのことで、館内放送でも閉館時間が放送されていました。では、四日市に行こう! |
四日市とんてき まつもとの来来憲 |
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16:40、四日市にあるまつもとの来来憲にやってきました。夕方は17時からとのことですが、すでに列ができています。急いで並べ〜!! |
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お店に入って注文。何を頼んだらいいのか分からず店員のおばちゃんに聞くと親切に教えてくれました。 |
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注文して30分、ようやく料理が運ばれてきました。厨房は大忙しのようだったので、時間がかかったのは仕方がないか。
左はペンギン姉さんが注文した来来定食1300円。こま切れ焼きにご飯と味噌汁がついたセット定食。右はクマ兄さんが注文した大とんてき定食1675円。どちらもライス、トン汁、漬物のお替り自由。もちろんクマ兄さんはご飯のお代わりをしました。 どちらの定食もにんにくが効いていて美味しいんだけど、クマ兄さん的には大とんてきのほうが食べ応えがあって好きかな。肉厚で食べ応えあり。 |
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18時、念願の四日市とんてき、予想以上に美味しくて大満足でした。分厚い豚肉、にんにくの効いた味付け、肉好きにはたまらん。 |
四日市コンビナートの夜景 |
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18:40、まつもとの来来憲から海沿いに移動してきました。夜のコンビナートを観察できる四日市港ポートビルに到着です。入場料300円は痛いけど、前回見ることができなかった夜景に期待して展望台に行って見ました。 |
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南の方角(左)を見ると、DIC・協和油化・東ソーといった有名どころの化学メーカーのプラントが輝いています。クマ兄さんの会社も親会社はこんなプラントを山盛り所有しています。右は前回も見学したガントリークレーン。暗闇で照らされるキリンが生き物みたい。 |
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BASFかな?コスモ石油かな?一昔前までは誰も見向きもしなかったコンビナートの夜景。でも、ここまで光り輝くとキレイだねぇ。右は蒸留塔だね。蒸留塔の夜景もきれいだ。 |
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出荷待ちのカープールも規則正しい車の輝きが虫の目(複眼)みたい。右は化学プラントだね。まだまだ増設の余地がありそうだ。30分ほど四日市港ポートビルから夜景を眺めて本日の観光は終わりにしたいと思います。 |
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観光を終わりにするつもりで、四日市港ポートビルの一階に下りたら、ホンダのCR-Zとコンテナが展示してありました。輸出入の主役の展示紹介やつですね。 |
湯の山温泉 アクアイグニス |
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20:20、湯の山温泉まで移動してきました。アクアイグニスっていう温泉施設で入浴します。レストランなどが併設していてどこに温泉があるのか分かりにくかったけれど、ちゃんと日帰り入浴施設として営業していました。受付がかなりおしゃれな感じでしたが、お風呂もおしゃれな施設。アルカリ性単純泉なので泉質にはあまり特徴がないけれど、設備はキレイでモダンな感じ。さっぱりすっきりできて大満足な温泉です。
入浴後、近くの道の駅「菰野」に移動。今日はここで車中泊。キャンパーがたくさんいて、駐車場がほぼ満車でした。F1日本グランプリに合わせて観光に来ている人もいるのだろうか・・・。 |
二日目 |
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