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四日目 け2013二日目


2013.10.22



 本日も4時起き。時差ぼけ継続中です。Sさんが先か、クマ兄さんが先かわかりませんが二人とも時差ボケで、なんとなくPCを開いて仕事を始めちゃう。うーん、相部屋の辛いところか・・・。



クリーニング
 クマ兄さん、今までホテルでクリーニングなんて出したこと無いんだけど、汗だくになったシャツを何日もスーツケースに入れておくのが嫌だったのと、ホテルのクリーニングってどんなものなのか試してみたくて、お願いすることにしました。指定の袋に入れて部屋のドアノブ内側にかけておくとクリーニングしてくれるそうです。ただし、1着5.5ユーロ(約720円)。高い!



朝食
 今日も7時から朝食。今朝はヨーグルトを中心に食べてみます。少しだけチーズやハムも食べたけどね。右は白いプレーンのヨーグルト(砂糖入り)にシリアル投入。
 今度はチェリーヨーグルトとかなり発酵した白くて堅いヨーグルト。これはそのままではとても食べにくいので、プルーンをつけて食べてみました。チェリーは甘くて食べやすいけど、白いほうはあんまり美味しくないな。他にもたくさんの種類のヨーグルトがあっていろいろ楽しみました。



デュッセルドルフへ出発
 8:45、ホテルの前でバス待ち中。街路樹が紅葉してます。確か日本出発前のDr.Kからの情報ではとても寒いのでコートが必要ってことだったけど、そこまで寒くない。でも、紅葉してるってことは早朝は寒いのかな?後から聞いたら、クマ兄さんたちが来る前日まではすごく寒くて紅葉も一気に進んだんだって。ところが一昨日くらいから暖かくなってコートがいらないくらいになったとか。
 今回のドイツ出張でも感じることだけど、都市部では路上駐車が多い。みんな普通に路駐。飛び出しとか危なくないのかな?
 9:00ちょうど、バスがやってきてみんな乗り込み出発。昨日はメッセ会場からみんなバラバラで帰ってきたけど、ちゃんと全員で出発。
 今日もアウトバーンを北上してデュッセルドルフに向かう。バスは100km/hを保ちつつ走る。バスから左右を見ると北海道みたいな風景です。ガイドさん曰く、ジャガイモの栽培が盛んだったり、牧畜が盛んだったりと北海道と同じような環境らしい。



二日目のけ2013
 二日目はフィルムの製造装置に興味のある人ばかりが引率の先生についていく。他の人は自由行動。左はEDIっていうフィルム押出成形用のダイス(金型)を作っている会社。Nordsonっていう会社に買収されてNordson EDIになったらしい。へぇ・・・。

 他の建物に移動するとき、大きなゴミ収集車に遭遇。こういうのはアメリカみたいに巨大。
 こっちもフィルム押出成形用のダイスを作っているクローレンっていう会社。EDIもくローレンもアメリカの企業です。このブースでは女性が展示物の説明をしてくれました。そして、結構技術的に詳しくて、いろいろ質問したんだけど全部答えてくれました。日本だったらフィルム製造工場に女性はほとんどいないと思うんだけど、設計屋さんには居るんだねぇ。
 材料メーカーが入っている建屋に行くと日本の企業がたくさん出展していました。東レ、カネカ、東ソー・・・上の写真の会社も日本の会社のようです。ブースにいるのは欧米人ばっかりだけど。



昼食にソーセージ
 天気が良いのでお昼ご飯は外でソーセージパン。何店かあったけど、一番安いお店にしました。オヤジが大量のソーセージを焼き、おばちゃんがパンにはさむ。たしか3ユーロくらい。
 ソーセージがデカイ!この形じゃソーセージ、パン、ソーセージって順番に食べないと・・・。でもかなり美味しい。ドイツ人はソーセージにはうるさく、絶対に皮が破れて肉汁が出ないようにするそうです。その甲斐あってウマイ!IくんもSさんもこのパン食べました。



午後も見学
 お昼ご飯を食べたら午後は自由行動。Sさん、Iくん、クマ兄さんの三人で一番英語力が低いのはクマ兄さん(この時点で)。でも、SさんもIくんも英語のしたいってことで単独行動するそうです。クマ兄さんも英語勉強中なので修行に出ます!いろんなブースに入っていって、なんとか英語で会話する・・・。アメリカ人以外とはなんとか意思疎通できるぞ!?アメリカ人は話すのが速すぎてさっぱりわからない。
 午後、ブルックナーという会社の説明会のときだけ再び集まりました。ここはフィルムを延伸する機械を作っている会社。フィルム業界では超有名な会社。営業部長のおじさんのプレゼンを聞かせてもらってなかなか面白かった。世界には凄い会社がいっぱいあるなぁ。
 ブルックナーの見学後、再び修行。その中で、別の意味で凄い会社を見つけました。世界で一番フィルム成形機売り上げが多い会社、jWELL。5m以上もあるダイスやロールを展示しています。写真撮られるのを嫌がる企業が多い中、この会社はドンドン撮れ!と。カタログも山ほど持たされます(後で捨てたけど)。この会社、絶対に買ってはいけない機械メーカーとして有名な会社でした。熱がかかるとロールが曲る、ダイスは歪む・・・いろいろ難ありの会社だそうです。中国ではそんな機械でもいろいろフィルム作っちゃうらしいけど。
 17時ちょっと前、クロックスの原料を作ってる会社を発見。でも、クマ兄さんの会社ではクロックスは作らないので、ちらっと見るだけ〜。



みんな集合
 17:45、中庭の紅葉を見ながら休憩。この後、Sさん、Iくんと合流し、さらにDr.Kと合流して日本でお付き合いのある会社(商社)とお食事会です。いわゆる接待というやつですねぇ。クマ兄さんも偉くなったもんだ。
 18:00、商社さんのブースで全員集合し、クマ兄さんの会社担当の営業Nさんと一緒にデュッセルドルフ市街へ繰り出します。タクシーとか使うと時間が読めないのでUバーンの駅へ。ところが、メッセ会場は巨大なので、Dr.Kが使い慣れた駅と違う駅に向かう。するとDr.K、こっちは遠い、とか、始発じゃないから座れない、とか文句が多い。クマ兄さん、Dr.Kを無視して速足で進行。Nさん、Sさん、IくんもDr.Kを放置して歩く。Dr.Kは持病の膝痛が発症して、足を引きずって歩く。Dr.Kはドンドン遅れ、ぶつぶつ言ってる文句も聞こえなくなる。
 Uバーンもずっと地下を走っているわけではなく、地価の安いところは地上を走るらしい。昨日は夜だったんで分からなかった。ホームはメッセ参加者で混雑。Dr.Kはここでも、始発じゃないから座れない、とかウルサイ。営業Nさんと一番年下のIくんは立場柄、無視するわけに行かず苦笑いでDr.Kの相手をする。今回はDr.Kの相手をしてくれる人がいて楽だなぁ。



デュッセルドルフ旧市街を散歩
 UバーンのHeinrich-Heine-Allee駅で降りる。目の前には超高級ホテル、シュタイゲンベルガー・パークホテルがあるらしい。どれか分からんけど。どこをどう歩いているのか分からないけど、夕ご飯を食べるお店の方へ歩いているらしい。ここではぐれたら帰れないぞ・・・。
 旧市街(ALTSTADT)を歩くと市庁舎に到着。市庁舎の前は広場になっていて、騎馬像もライトアップ。古いガイドブックによるとこの辺りの街灯はガス灯らしいんだけど、いまでもそうなのかな?ここに来るまでの道の街灯はLEDっぽかったけど。ここのはLEDじゃなさそうだから本物のガス灯?
 旧市街は町並みもきれい。銅像があったり、建物の壁に絵が描いてあったり・・・ヨーロッパって感じがする〜、うまく説明できないけど。
 ライン川沿いに出てきた。ライン川のむこうにラインタワーがそびえたつ。
 ライン川のほとりはオープンテラスの飲み屋街。アルトビアをみんな飲んでます。

 



アルトビア
 旧市街地内に戻る。ここで一杯ビールを飲んでいこうってことになりました。ここは道路の両脇に飲み屋があるんだけど、多くの人が外でビールを楽しみます。店の中から大量のグラスを持って売り子が外に出てきます。売り子にお金を渡し、ビールを外で飲む、そんなシステム。Dr.Kはお酒が飲めないので指差し確認のみ。冬の寒い時でも外でビール飲む人がたくさんいるんだって。
 ここで飲むビールはもちろんアルトビア。グラスも小さめでクマ兄さんでも飲みやすい。そしてうまい。ドイツのビールは美味しいなぁ。
 飲み終わったら道路脇にある回収ボックスにグラスを入れて終了。



スペイン料理
 商社からはNさんだけでなく総勢4人の面々がお食事に一緒に来てくれました。我々も四人。まずは量の多いヴァイツェンビアで乾杯。アルトビアはさっき飲んだからね。Dr.Kも飲めないくせに乾杯だけ一緒しました。
 左は生ハム。チョロっとしかお皿に盛りつけられてこないんだけど、凄く美味しい生ハム。塩加減が程良く、チーズみたいな発酵した味、そして口に入れると溶ける〜。うまいねー、ビールに合うねー。Nさんも生ハムが好きらしく、おかわりしてもらいました。右はステーキ。何の肉か忘れた。
 エビのにんにく炒め。アヒージョっていうのかな?殻を取るのは面倒だけど、スパイスが効いてて美味しかった。スペイン料理を囲むクマ兄さんをパチリと撮ってもらいました(右)。クマ兄さんが写真に写るのはめずらしい。
 左はキノコソテー。右はトルティージャ。オムレツです。お腹に溜まる。
 最後にパエリア登場。でっかいエビがのっかっていて、白身魚やムール貝などものってます。お米もはじめはポリポリ堅めだけど、しばらく待つと火が通って柔らかくなる。食感の変化も楽しめます。これまた美味しい。そしてお腹が苦しい。
 最後の最後にエスプレッソ。ドイツでコーヒーを頼むとエスプレッソが出てくるそうです。普通のコーヒー欲しい時は、普通の(レギュラー)コーヒーって言った方が良いらしい。キュッと飲むのがツウ?だとか。
 食後、レストランを出ると外も食事をしている人でいっぱい。このエリアはスペイン料理のお店が集まっているらしい。



ケルンへ
 23:30、デュッセルドルフ中央駅に到着。ケルンへ行きたいんだけど・・・電車が来ない。電光掲示板には2時間前くらいの列車がまだ来ていない表示になってる。無料で乗れるRE(レギオナルエクスプレス)はいつ来るかわからない。しばらく待ったところ、Dr.KがICEに乗ろう!と言いだす。乗っても良いですけど、特別料金が必要ですよ?と言うと、僕が出す!って言って四人分の特急料金をカード払いしてくれました。(商社の皆さんはデュッセルドルフなので、我々四人のみケルンへ)。

 ところがところが・・・2時間もREが遅れるくらいダイヤが乱れているので、ICEだって予定通りに来やしない。しばらくするとCNL(シティ・ナイト・ライン)っていう寝台特急が来たんだけど、これには乗れないんだって。

 30分ほどデュッセルドルフ中央駅で右往左往した結果、タクシーでケルンに移動することになりました。たしか80ユーロくらい。せっかくDr.Kが買ってくれた特急券ですが、無駄になりました。ちなみにケルンまでのタクシー代もDr.Kに払ってもらいました。

 後から特急券の払い戻しした方が良いですよ、って行ったんだけど「そんな難易度の高いことは出来ない!」宣言。ま、そりゃそうだな。



 ケルンに着いたらDr.Kを見送って、Uバーンでホテルの最寄り駅まで移動して・・・お疲れさまでした。

 1:00頃就寝。



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