一日目 日光東照宮
2015.7.18
7月17日金曜日、仕事が終わるのがちょっと遅くなってしまったクマ兄さん。仕事を終えたら急いで帰宅。シャワーを浴び、荷物を積み込んで出発します。
19:30、自宅を出発。今日の夕飯はコンビニ弁当ではなく、こすぎ食堂へ。○○食堂って全国チェーンだよね。ときどき利用しています。お気に入りはチキンカツ。コストパフォーマンスが良いんだよね。だけど、今日は売り切れでした、残念。 20:10、夕飯を終え、近くのコンビニへ。明日の朝ごパンを購入。 んじゃ、そろそろ本格的に出発。いつもの小杉ICから高速にのる。今回は東へ。うちのリラックスワゴンは風に弱いので90km/hくらいでのんびり走る。 22:00、名立谷浜SAでトイレ休憩。22:10出発。 上越JCTは直進。北陸道を東へ走る。次は長岡JCT。ここは右折。関越道を南下する。 23:30、越後川口SAで二度目の休憩。眠くなってきちゃったよ。ちょっと体を動かして再出発。 日が変わって19日の0:30、谷川岳PAに到着。ここで寝ますよ、ちょっと疲れた。お休み。 |
再出発 |
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7:00起床、おはよーっす。結構寝たので元気です。リラックスワゴンにしてから快適に寝られるので、時間が有効に使えるよ。では、着替えてトイレ行って出発します。
8:00出発。関越道を南下。残念ながら雨模様。山に雲がかかって景色は良いんだけどね。 沼田ICで関越道を降り、国道120号で金精峠を目指します。途中、ガソリンスタンドを見つけたので給油。 |
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天気が悪いねぇ。国道120号線沿いには吹割の滝っていう景勝地があるんだけど、今日は無理だな。通過しよう。 |
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国道120号線を走り続け、標高が上がってきました。すると、ちょっとだけ日が差して緑が良い感じ。パチリと写真を撮っておく。じゃんじゃん走り、金精峠トンネルを抜けると・・・また霧の中。 |
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9:40、金精峠トンネルを抜けて、グネグネエリアを走っていると湯ノ湖が見えてきました(左)。ちょっと車を停めてパチリ。すぐ出発。
9:50、戦場ヶ原を通過(右)。左手には男体山がそびえています。ここは昔々、男体山の神と赤城山の神が中禅寺湖を自分の領土にしようと、大蛇と大ムカデに姿を変え、激しい戦いを行った場所、ということだそうです。神様、あんまり喧嘩しちゃだめだよ。 |
日光二荒山神社中宮祠 |
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中禅寺湖畔をドライブしていると、カーナビに神社のマーク。そういえばこのあたりに神社があったな?と何とか思い出し、寄ってみることにしました。二荒山神社っぽい。
案内の矢印に沿って左折、駐車場に入っていくとドライブイン?のようなところに到着。ここに車を停めて歩いて行くらしい。今にも雨が降り出しそうなので傘を持っていこう。なんとなく道沿いに歩いて行くと上神橋があり、それを渡ると門(神楽殿)がありました。ここから神社だね。 |
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神楽殿に入ると天井に「優勝」って書かれた札が並んでました。男体山登拝大祭奉納扇の的大会って札に書いてあります。弓道かな?第一回は昭和15年だって。 |
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すぐに拝殿には行かず、ちゃんと門を通りましょ。正面にある唐門をくぐる(左)。すると、正面に拝殿(右)。 |
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手水舎でお清め。良く見ると、水が岩から出てます。よくある龍じゃない。 |
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中宮祠って書いてある!と思いながら拝殿に参拝。いつもと同じ願い事をする。その後社務所に行ってご朱印をお願いする。すると、ここではたくさんの種類の御朱印を頂けるらしい。でも、それぞれ500円するので、2つお願いしました。ご朱印を押してもらう間、境内を散策。 |
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本殿の横に行くと鳥居がありました。これは男体山の登山口。登拝門だそうです。鳥居まで行ってパンパンしときました。そういえば子供のころ、家族で男体山に登ったことがあったなぁ。ここから登ったのかな?
境内を散策していたら「さざれ石」を発見。さざれ石って結構いろんなところにあるな。そのうち、さざれ石のページでも作ろうかな。 |
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恵比寿神に毘沙門天に大黒様。恵比寿神ってイザナミとイザナギの間に生まれた子供を祀ったものなんだそうです。知らなかった。
毘沙門天はインドのヒンズー教のクベーラ神。 大黒様はインドのヒンズー教のシヴァ神の化身、マハーカーラ神。 七福神って恵比寿さん以外は海外の神様なんだね。最澄が比叡山でインドのヒンズー教の神様祀ったのが始まりだとか。 |
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森の中に入ったらカワラケ割りがありました。結構やってるね。でも、今日はやめておこう。一枚200円もするし。 |
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こちらはまっすぐ杉。「真直ぐな杉の先を見上げれば大空です。誰にでも気分転換が大切!ときには、のんびりと身心を休めることも必要です。」って書いてあった。 |
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こっちは何の木だろう?枝がモリモリ生えてて生き物みたい。ドラクエで出てきそう?動き出しそうだね。
森林浴を楽しんで、社務所に戻ってご朱印帳を返してもらう。では、そろそろ車に戻ろう。 駐車場に戻るころに雨が強く降ってきた。急げー。で、車に乗って出発。 |
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中禅寺湖のお土産屋さん街を通り抜けると、立木観音入口という交差点で巨大な鳥居を見かけました。この鳥居は中宮祠のもの?それとも中禅寺湖のもの?
この鳥居を過ぎると有名な華厳の滝があります。駐車場にも割と車が入ってるね。でも、今日は華厳の滝はパスしておきます。華厳の滝を過ぎるといろは坂。グネグネの下り坂を下ります。昔よりは道幅も広くなって走りやすくなったなぁ。とか思いながらグネグネしていたら、会社から電話が来ちゃった。Bluetoothでカーナビとリンクしているから、スマホを持たなくても電話ができちゃうんです。最近のカーナビは便利すぎて困ったもんだ。ということで、いろは坂を走りながら仕事の指示を出す。電話が終わったころにはいろは坂も終わっちゃったよ。 で、時間的にも昼食かなってことで、日光東照宮に近づいたところでコンビニに入る。で、コンビニ弁当でお昼ごはん。リラックスワゴンで食卓を囲む。 お腹がいっぱいになったところで東照宮に行ってみよう。 |
日光東照宮 |
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11:45、日光東照宮近くの市営駐車場に到着。満車みたいで入口に数台車が並んでいます。少し待てば入れるだろう・・・って思って列にならんでみました。が、時間帯が悪かったのか、なかなか出ていく車がいない。15分ほど駐車場待ちすることになりました。富山に住んでから渋滞とか駐車場待ちとか経験値が下がっているので、ちょっとガッカリしたよ。 |
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車を駐車場に入れたら、さっそく東照宮へ。駐車場脇の階段を上っていくと東照宮参拝案内所っていうのがあって拝観券を売っています。ここで買えばいいのかな?1300円/人とはなかなか高額。神社って拝観券を取らないところが多いけど、日光東照宮は厳島神社と一緒で拝観料が必要でした。 |
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では、参道をすすんで石鳥居をくぐろう。雨が降っているので傘をさしている人が多く、立ち止まって写真を撮るのは危険。後ろを気にしながらパチリ。この石鳥居は1618年、九州筑前藩主黒田長政公によって奉納されたものだそうです。石材は九州から船で小山まで運ばれ、その後人力で陸路を運んできたそうです。 |
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石鳥居を抜けたところに五重塔があります。まだ無料エリア。修学旅行と思われる小学生の団体がいて、写真撮りにくかった。小学生が悪いんじゃないけどね、みんな傘をさしているので、隙間が少ないんですぅ。
この五重塔は1648年、若狭の国、小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されたもの。 |
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五重塔にはかなり精緻な彫刻がしてあって、虎とかうさぎとかが確認できました。この五重塔は重要文化財に指定されています。 |
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では、有料エリアに入って行こう。表門をくぐります。表門の階段横にも拝観受付所があるんだけど、ここは長い列ができていました。駐車場横で拝観券を買っといてよかった。
表門には仁王像がいる。赤い体で鬼みたいだ。 |
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表門を抜けると建物が密集しているエリアになります。三神庫といって、春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められているそうです。右が真ん中の中神庫。 |
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中神庫の向かいにあるのが神厩舎。ご神馬をつなぐ厩。猿が馬を守る、という言い伝えがあり猿の彫刻が8つあります。そのうちの一つが有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」(右)。幼いうちは純真で周囲の影響を受けやすいので、悪いことは見聞きせず、悪い言葉も使わせず良いものだけを与えよ、というということだそうです。
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左は母猿が子猿の将来を見ているところ。枇杷と朱色の雲は「バラ色で実り豊か」な子供の未来を暗示しているそうです。
右は一匹の座った猿。孤独に耐えつつも、これからの人生・将来を考えているんだそうです。やがて立ち上がり「自立・独り立ち」する猿なんだって。 |
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左は二匹の猿が上方を見上げているところ。希望を持って上を見上げる青年猿。右に青雲があり、「青雲の志」を抱いていることを表現しているんだって。「上を見な・身の程を知れ」だそうです。
右。二匹の猿は岩の上にいて、下を向いた猿は崖から転落を免れたのか落ちたか、ということでショックを受けているみたい。仲間の猿が背中に手を当てて慰めているところ。何かトラブルがあったのか? こんな感じで人間の一生が風刺されているのです。一番有名なのが「見ざる・言わざる・聞かざる」。 |
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左は三神庫の一つ、上神庫。この周辺、修学旅行の小学生がたくさん。歩くのもたいへんでした。それにしても東照宮の建物はキンピカだね。派手です。お金を使いまくったという感じ。ここまでくると圧巻です。 |
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これ手水舎。手水舎もキンピカ。これって本物の金箔を使っているのだろうか?使ってるんだろうなぁ。手水舎の屋根の内側までキンピカでした。これは1618年に佐賀藩主鍋島勝茂公によって奉納されたもので重要文化財。 | |||
左は輪蔵とその前の燈籠。輪蔵(右)は仏教の経典を納めておく所。中央に八角形の経典を納める書架が設置されているところから輪蔵(りんぞう)というんだって。書架を回すとお経を唱えたことになるって言うんだけど、それっていろんなお寺にあるね。長野の善光寺でも見たことあるな。
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左は鼓楼。参道を挟んで反対側には鐘楼があります。鼓楼には太鼓が納められていて、祭礼の時に太鼓を鳴らしたそうです。 右は回廊の壁。陽明門からつながっている壁でものすごい数の彫刻が彫られています。とうぜんこの回廊は国宝。圧巻でした。 |
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そして陽明門。日本を代表する門。だけど、現在修復作業中で見ることできず。当然国宝です。カバーの隙間からきれいに修復された屋根の飾りが見えました。 |
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陽明門から中に入ると見たことも無いような変わった門(唐門)がありました。屋根の下が白くて、たくさんの彫刻が彫られています。彫刻の代表が「舜帝朝見の儀」というもの。中国の皇帝、舜帝が正月に役人たちから新年のあいさつを受けている場面だそうです。もっとも良く国が治まった理想の時代ということだって。
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神楽殿(手前)と祈祷殿(奥)。祈祷殿は重要文化財で結婚式や初宮などの祈祷を行う場所。 |
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神楽殿でご朱印をもらう。普段は参拝し終わってからご朱印をもらうんだけど、規模が大きい神社でどこをどう回るのかわからないので、参拝前にお願いしました。そしたら、ゆっくり参拝して最後に取りに来てくださいね、と言われた。でも、心配性な我々は、近くで時間を潰してすぐに受け取りに行っちゃいました。
右はキリンビールが奉納したビール。東照宮にはたくさんの |
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動物の彫刻がありますが、麒麟は全部で49頭もあるそうです。麒麟は古代中国で「聖人が出現して良い政治が行われるときに、そのしるしとしてこの世に現れるめでたい霊獣」とされているんだって。 |
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神楽殿の近くで待っている時、拝殿を見ると、屋根の下がすごく豪華な飾りで覆われていることに気付きました。もうちょっと近づきたいなぁ。 |
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参拝順路としては坂下門に行くらしい。この坂下門の周辺には人があふれてる。なんでかな?と思ったら眠り猫がいるらしい。 |
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がんばって近づいて眠り猫を撮影する。解説板には「左甚五郎の作牡丹の花咲く下に日の光を浴びて子猫が転た寝しているところで日光を現わす絶妙の奥義を極めている」と書かれていました。なんだか、とても読みにくい解説。
眠り猫の説明をしている人曰く、この子猫は本当に寝ているのか?とのこと。なぜなら耳がピンと立っているから。それから、このネコの裏側にはスズメが彫られていています(右)。ネコが寝ているから、スズメが安心して暮らしていける、ということで安定した江戸時代を現わしているんだって。 |
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坂下門をくぐると一本道が山の上に続いています。奥宮というのがあるらしい。ハァハァ言いながら降りてくる人がいるんだけど、そんなにしんどい道なのか?前の人に続いて坂を上っていく。 |
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5分ほどで奥宮に到着。鳥居を過ぎると狛犬がいました。松平右門大夫正綱、秋元但馬守泰朝の両氏により寄進されたもの。二人は家康公の遺臣であり、寛永年間の当営造営の功により奉納を許されたそうです。
この狛犬、関東で最古の石造参道狛犬と言われているとか。重要文化財に指定されています。 |
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階段を上りきると拝殿。昔は将軍で無いと参拝できなかった場所らしい。建物全体が銅板で包まれており、その上に黒漆が塗られているそうです。こじんまり社殿でした。 |
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左は拝殿の裏側。銅板と黒漆っていうのがよくわかります。
右は奥宮宝塔。唐銅製(金と銀と銅の合金)だそうです。徳川家康がこの下に眠っているのかな? |
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これは拝殿と奥宮宝塔の間にある鋳抜門。青銅鋳物製。屋根、柱、壁を別々に鋳造し組み立てたものだそうです。狛犬も銅製。 |
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奥宮宝塔の横に立っているのが叶杉。樹齢は約600年。諸々の願い事をこの杉のほこらに向かって唱えると、願い事が叶うと言われているそうです。
右は石。誰かが石を上手に並べたので亀みたい。 |
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奥宮の参拝はこれにて終了。狭いところにどんどん人が昇ってくるので、動けるうちに下っちゃおう。修学旅行や訪日観光団体が次から次へとやってくる。山奥なのに世界有数の観光地だねぇ。 |
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奥宮から降りてきて、人の流れに身を任せて進んでいくと御本社の方へ。内部の見学ができるみたいです。靴を脱いで拝殿の方へ歩いて行く。すぐに列ができて進めなくなるんだけど、しばらくしたら全員が拝殿に通されました。
ここではみんなで参拝の仕方を教わり、チラッと内部の見学もでいます。「将軍着座の間」という将軍しか入れない部屋も |
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見られます。そんな拝殿で神主さんのお話を聞いて、お参りをして、軽く内部を見学して終了。次の回の人たちと入れ替わります。
拝殿内部の見学を終え、再び唐門へ。ここまで来ると中国の皇帝、舜帝の様子も間近に見ることができました。右は神輿社の脇の修復中の壁。鳥の彫刻が見事。 |
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陽明門の前に戻ってきて拝殿の屋根を眺める。金ピカの屋根が派手だね〜。 |
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陽明門を出て、これまた人の流れに流されて進むと本地堂に。ここも内部に入れるようです。中に入ると、ここでもイベントがありました。天井に描かれた竜が有名なんだそうです。鳴竜といって、竜の頭の下で手を叩くと、天井と床とで共鳴して鈴を鳴らしたように余韻が聞こえる、というものです。神主さんが手を叩いてやってくれました。竜の頭の下で手をたたいた時だけかなり響いてました。これは面白い。 |
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最後に輪蔵の記念撮影をして終了。立ち止まって写真を撮っていると、修学旅行のガイドさん(おばさん)に文句を言われる。ちょっとだけムッとした。クマ兄さんじゃなくペンギン姉さんが。
これで東照宮は終わりかな。子供の時以来だったので、記憶もほとんどなく、かなり新鮮に見ることができました。 |
二荒山神社 |
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東照宮の次は二荒山神社を参拝します。日光二荒山神社っていうのかな?ここも世界遺産の「日光の社寺」に含まれているようです。二荒山神社は午前中に訪れた中宮祠、男体山の頂上にある奥宮、そしてここ本社の三社で構成されているそうです。
修学旅行の小学生に揉まれながら楼門をくぐる。 |
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拝殿でお願い事をします。フタアラヤマノオオカミ(二荒山大神)を御祭神としております。男体山が御神体。808年にこの本社は造営されたとか。日光東照宮よりもかなり古い神社なのです。どんな願い事も叶えてくれそう。
参拝の後、社務所に行ってご朱印を頂きました。巫女さんたちが立ち話多かったけど、アルバイトかな?ご朱印は上手に書いてくれたので良しとするか。 |
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帰りは神門を通って駐車場方面への近道を通ります。近くには縁結びの御神木がありました。「すぎ(き)ならいっしょに!好きならばと一緒になりました」と看板に書いてありました。二本の杉が合体してます。
駐車場に向かう途中、お土産屋さんをプラプラして、めぼしいものも無く車に戻ります。では、そろそろ出発しましょうかね。次は宇都宮に行ってみよう。 |
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駐車場を出て、日光市街地へ向かうと神橋がありました。車から見ると柵で覆われていて渡れないように見えるんだけど、外人さんが渡ってました。神橋の上は渡れるらしい。この神橋(しんきょう)も世界遺産、重要文化財に登録されています。日光の表玄関と呼ばれているからね。 |
日光杉並木 |
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日光を出発し、国道119号線(日光街道)を東へ、宇都宮を目指します。この道を走るのは久しぶり。学生時代、岩手から栃木に帰ってきて、冬休みにスキー場へ行くときに良く走った覚えがあります。20年前か・・・。20年前と変わんない道だねぇ。カーナビなしで走れました。途中、日光杉並木を見ながら走る。徳川家康、秀忠、家光に仕えた松平正綱が約20年かけて杉を植樹して東照宮に寄進したんだって。植樹から400年、いまだ約12,500本ほどの杉が生い茂っており、特別史跡と特別天然記念物の二重指定を受けているんだそうです。 |
二荒山神社(宇都宮) |
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日光東照宮から一時間とちょっと。宇都宮市街に入ってまいりました。少し渋滞があったもののおおむね順調。宇都宮市内にある二荒山神社の隣のコインパーキングに車を停める。では、二荒山神社を参拝して行こう。
まずは鳥居を拝む。ここの鳥居は両部鳥居ですね。柱の前後に支えがあるのが特徴です。広島の厳島神社もこの両部鳥居ですね。 |
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階段を上ろうと思ったら、神社から出てくる集団。子供たちです。今日は親子御輿対面神事っていうお祭りがあるらしい。子供たちも衣装を整えて凛々しいね。
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それでは・・・階段を上って唐破風の門をくぐる。境内は平らに整えられていて広々。ここに来るのはかなり久しぶり。高校生の時以来か?
とりあえず拝殿へ向かう。そしてお参り。 |
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拝殿の脇ではお御輿の準備を行っていました。これは子供用のお御輿っぽい。
参拝も終えたし、社務所でご朱印を頂こう。窓口でお願いすると、しばらくかかるとのこと。社務所内を見学して待とう。 |
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玄関横の待合室っぽい場所には日本刀や兜が展示してありました。その中の一つ、ヅラ兜(右)。なぜにここをズラにした?解説も板っぱちに案内が書かれていましたが、クマ兄さんに漢文は読めません。ズラの理由わからず。
そうこうしているうちにご朱印完了。下野国一之宮をゲットしました。 |
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社務所からでて本殿を撮っておく(左)。次はいつここに来るかわからないからねぇ。というのは、クマ兄さんの実家が宇都宮→野木に引っ越しちゃったんだよね。
せっかくだから拝殿も撮っておくよ。拝殿の前にでっかいコップがあります。これはなんだ?と近づいて確認してみる。 |
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でっかいコップは天水桶というそうです。雨水を貯める容器のことで、防火用水として利用されたりするそうです。でも、ここにそんなもの置く?
それから境内ではカラオケ大会をやってました。観客はすべて参加者。平均年齢は70代かな。誰のために歌っているんだろう・・・あ!神様か! |
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二荒山神社を参拝し、近くで餃子を食べたいということになり、少し散策。二荒山神社の目の前に「来らっせ」というお店がありました。いろいろな名店の餃子が食べられるようです。でも、今日は一店舗を堪能したい感じ。もう少しお店を探してみる。 |
宇都宮餃子館 |
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16:15、二荒山神社を出発。とりあえず宇都宮駅へ向かう。車窓から餃子の像を見学しようという魂胆。ところが、以前あった場所に無い!あとから調べたら、二階に移動しちゃったらしい。車から見えないじゃん。 |
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スマホで餃子のお店を検索。駐車場があって、いろんな種類があって・・・でたどり着いたのは宇都宮東口の目の前にある宇都宮餃子館。
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宇都宮餃子館に入って、どれを注文しようか悩む。悩んだ結果、盛り合わせ的なメニューを注文しよう、ということになり「ヨクバリ6種餃子盛り合わせ」を注文。健太餃子、椎茸餃子、シソ餃子、エビ餃子、ニラ餃子、スナミナ健太餃子の六種類。これにネコ娘ご所望のチーズ餃子を食べてみることに。意外とシソが美味しい。チーズもなかなか。それ以外も普通に美味しい。食べ切れるかな?と思ったけどペロリと食べちゃいました。 |
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食後、駐車場に戻るときに石像とパチリ。偽物だけど、餃子の像と写真撮れた。これでヨシとしよう。 |
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宇都宮東口の広場。昔からこんなだっけ?広大は駐車場と宇都宮餃子館があるイベント広場っぽいところ。もう少し栄えていたような気がするんだけど。デパートもあったよね?久しぶりに来たらいろいろ変っちゃってたな。
クマ兄さんの実家は宇都宮駅から一駅北に行った岡本駅の近くでした。そして、高校生の時は宇都宮市内の学校へ通っていました。実家は別の場所に引っ越してしまったし、クマ兄さんの現住所は富山だし、宇都宮に来る機会はほとんど無くなるんだな。 |
湯楽院 |
夕飯の餃子でお腹いっぱい。すぐにお風呂には入れないので、しばらく南下してからお風呂に入ろうと思いました。
これまたスマホで検索したら、小山にスーパー銭湯「みつば湯楽院」というのが見つかりました。入浴料もそこそこだし、小山まで行っちゃおう。 小山を目指して新4号国道を南下。新4号は高速道路並みの高規格道路。ぜんぜん信号が無いっす。いつ捕まるかヒヤヒヤ。でも、周りの車の方が速いので大丈夫か? 18:30、小山のスーパー銭湯に到着。ゆっくり入浴。 19:20、近所のスーパーで入浴後のアイスを購入。そして、今夜の宿を目指して新4号を南下。 20:30くらい?新4号沿いの道の駅庄和に到着。入口が分からず、周辺をグルグルするも何とか到着できました。今日はここで車中泊。周囲にはキャンパーも複数停泊しているので安心。 じゃ、おやすみなさい・・・と言いつつ、モバイルPCを出して仕事をして、0:00過ぎに就寝。 |
2日目 |
日光東照宮と久富稲荷神社 に戻る |