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一日目 龍野・明石

2012.9.15


 今回もいつも通り前夜発。金曜日の夜に走って、朝までに現地に到着すると時間が節約できた気になって良い気分。今回も頑張って走ります。



兵庫へ
 出発は前夜の19時半。やはりネコ娘のスイミングがあって出発は少し遅くなります。シャワーを浴びて、荷物を車に積んだら即出発!そして、いつも通り近所のコンビニで夜ご飯を食べます。

 次に近所のガソリンスタンドで給油して、いざ出発!20時でした。

 ガソリンスタンドを出発したら、最寄りの小杉ICから北陸道へ。そのまま西へ西へと走り、米原JCTから名神道へ。名神道で京都付近を走行中、突然車の流れが悪くなり、何かあったのかな〜って思っていたら自衛隊の車列。かなりゆっくり走ってました。その中に、とても大きなトレーラーがいて、よく見ると74式戦車を運搬してました。しかもトレーラーは二台。一応写真はペンギン姉さんにとってもらったんだけど、夜の戦車は暗くてうまく撮れなかった、残念。でも、本物の、しかも現役の戦車を間近で見られて興奮。一気に目が覚めた。

 そのまま名神道を走り続け終点の西宮ICを通過。ここからは阪神高速3号神戸線を西へ。途中、京橋PAで10分ほどの仮眠をとり、さらに西へ走る。途中からは第二神明道路となり明石PAまで来てここで車中泊とします。トイレに行って歯を磨き、車を車中泊モードにしておやすみなさい。時間の記録がないけれどたぶん2時ごろだったと思います。
 翌朝7時起床。この時間に起きれれば深夜まで走ったかいがあったというものです。遅く起きると、ちょっと残念な気持ちになっちゃう。なかなか起きれないんだけどね。

 で、車内をドライブモードにしているところを激写。初紹介なんではなかろうか。簡単に説明しちゃおう。

 うちのセレナで車中泊するときには二列目と三列目を完全に倒してフルフラットな状態にします。でも、シートの凹凸が結構あるので、イオンで買ってきたマットレスを敷いています。これで凹凸はそこそこ緩和。その上に寝袋敷いて、寒いときには毛布や布団を持ち込んで寝ています。最近は三人で寝るのはちょっと狭いかな。ネコ娘が大きくなってきた上にゴロゴロと動き回るので夜中に良く起こされます。あと、三人並んで川の字には寝られないので、ネコ娘は足元で寝ます。よく蹴っ飛ばしますがネコ娘は起きません。たくましく寝てくれます。あと、外から車内が見られないように銀色のシートをかけています。このシートは日産の純正。オプションで付けてもらいました。断熱効果はありませんが無いと車内を覗きこまれちゃうので車中泊の必需品です。これだけ二列目三列目は寝るのに特化していますので、車中泊モードの時は荷物は一列目に高く積まれます。緊急事態が発生した時、走り出すにはかなりの時間を要します。今後の課題だなー。
 PAの売店でパンを買って朝食。8時、出発です。第二神明道路を西へ走ります。明石西ICから加古川バイパスと名前が変わる。ここからは無料の自動車専用道路になる。さらに高砂から姫路バイパスになり、さらにさらに太子東ICからは太子竜野バイパスと名を変えてようやく福田ランプで自動車専用道路を降ります。後は国道に沿って龍野市街地へ。



龍野城
 9時、今回の最初の立寄りスポット、龍野城に到着。龍野観光情報をあまり調べてこなかったので、まずはお城から攻略します。龍野城のすぐ横に歴史文化資料館があるのでそこの駐車場に車を停めて訪問します。入場は無料だったような。
 お城の中に入ると、ちょっと時代が違うような・・・。この龍野城本丸御殿は1979年に再建されたもの。赤いじゅうたんが敷かれた会議室(左)はいつの時代のものなんだろう・・・。右は上段の間。お殿様が仕事をした部屋かな。
 どこの部屋か忘れたけど、龍の描かれた襖のある部屋がありました。畳は新しいのだけど、由緒ある襖なのかな?

 隣の部屋には布袋様(右)。結構リアルな作りで夜に見たら怖そう。


 
 赤とんぼの童謡の詩が書かれた衝立。赤とんぼは三木露風が作詞した童謡で、三木露風が子供のころに過ごしたここ龍野を想いながら作ったそうです。龍野の町中に赤とんぼの歌碑があるそうなのでそれも後で見に行ってみよう。
 歴史文化資料館の駐車場に車を停めたので、龍野城っぽい城壁とか門を見てなかったので、駐車場へ戻る近道を通らずに遠回りしてみます。左は城門。階段を降りて振り向くと本丸御殿が見上げられます(右)。
 城門にネコ娘とペンギン姉さんに止まってもらってパチリ。復元した城門ですが結構立派。石垣は新しい石とオリジナルの石の部分があるのかな?
 城門をくぐって駐車場に戻る途中、道路脇には土塀があるのですが、その上部にある瓦にはたくさんのカタツムリが這っていました。瓦の表面の苔を食べてる?それとも瓦を食べてカルシウム補給?



龍野をぶらぶら
 歴史文化資料館の駐車場から再び車で出発し、乗車約2分で観光駐車場に到着。龍野小学校の西側100mくらいのところかな。ここに車を停めて散歩してみようと思います。

 まずは赤とんぼの碑を見に行ってみようかな。駐車場から約5分、150mほど西へ歩くと赤とんぼの碑があります。三木露風って人は龍野名誉市民となり、紫綬褒章を授けられたそうですが、自宅は東京にあったんだって。この碑に近づくと人感センサーで検知されて、自動的に赤とんぼの歌が流れます。
 赤とんぼの碑のすぐ近くに無料の動物園がありました。龍野公園動物園というそうです。ツキノワグマとかサルとかクジャクとか・・・。檻に入っているので写真をあまり撮ってこなかった。たつの市営だと思うんだけど、無料の動物園ってすごいねぇ。富山の高岡市にももう少し大きな無料の動物園があります。これも高岡市営だったね。
 では、今度は東のほうに向かって歩いてみます。途中、用水路みたいなところを渡ったんだけど、真ん中の小さな水路に対して、全体的に立派すぎない?大雨が降るとかなり増水するのかな?

 側溝を眺めたら蓋は赤とんぼが刻んでありました。マンホールにいろいろ絵が書いてあるのは各地の名物だけど、側溝の蓋は珍しいね。
 さらに歩くと喫茶店。普通の喫茶店だと思ったら、看板には「そうめん&コーヒー」って書いてありました。喫茶店でもそうめんが食べられるんだ!?さすが龍野です。



うすくち龍野醤油資料館
 東へ進むと瓦屋根に白壁の蔵のような建物が並ぶ町並みになってきました。お醤油の町って感じ。
 町並みの一角にレンガ造りの建物がありました。うすくち龍野醤油資料館です。入館料はなんと10円。
 30円を払って入館。すると、管理人のおじさんが龍野の醤油造りを紹介するDVDをかけてくれました。まずはそれを鑑賞。この資料館はヒガシマル醤油っていう醤油会社が運営しているんだそうです。
 左は紹介DVDにも出てきた竹で作った醤油造りのミニチュア。手作りでなかなか精巧です。右はコルニツシュ・ボイラー。何するものかよくわかりません。
 左は原料処理場。淡口醤油の原料は大豆、小麦、米、塩、水。大豆を炊き、小麦を炒り、米を蒸して甘酒にするそうです。そういえば、去年の湯浅では米は使ってなかったような。米を使うのが淡口醤油の特徴のようです。
 右は井戸。醤油造りで重要な原料となる水は揖保川の地下水を使っているそうです。美味しい水らしい。
 
 これは麦炒機。ひき割りやすくし、デンプンを麹菌が消化しやすいようにするためだそうです。

 淡口醤油では炒る工程で濃口醤油より弱めに炒っているそうです。これで色が薄くできるから淡口醤油になるんだって。
 麹室の前には荷籠がありました。かついで良いのかな?かついで良いよね?ネコ娘がかつぐとバランスを崩して竿の先から籠が滑り落ちちゃった。ペンギン姉さんはさすが上手に籠を担ぎます。ネコ娘も再チャンレンジしたらちゃんとかつげました。
 左は麹室内部。大豆と小麦を混ぜ合わせ麹菌を植え付けて、この部屋でコウジカビを生育させます。たくさん積んである木箱は麹蓋。
 右は棒締式圧搾機。醤油を絞るのに使います。かなり大きい。明治初期はこんなので醤油を絞っていたそうです。
 昭和13年ごろのお値段表。醤油は1.8Lで62銭。ビール大瓶よりは高そうだ。特別醤油が高いって感じではないね。
 資料館の一角に帳場が再現されていました。帳簿やそろばんなど置いてあって、昔話に出てくる質屋みたい。



 ということで約20分で資料館を一回りしました。10円でこれだけのボリュームは過去最高のコストパフォーマンスかな。別館も見ることができるらしい。



醤油まんじゅう
 醤油資料館のすぐ近くに春風っていう和菓子屋さんがありました。看板にはしょうゆ饅頭って書いてあるから、ふらふら〜と入店。ばら売りOKだったので三個購入。お店を出たところで饅頭にかぶりつく。ほんのり醤油の味がして甘くておいしかった。



お散歩
 うすくち龍野醤油資料館から北へ向かって歩く。左手に如来寺を眺めながら。右手にはかねヰ醤油の工場の煙突がそびえてました。
 この壁はかねヰ醤油の蔵かな?白い壁と黒い木のコントラストがいい・・・。



うすくち龍野醤油資料館別館
 うすくち龍野醤油資料館から徒歩5分、別館があります。本館のほうで10円を払うとパンフレットをくれるので、ここの入口でパンフレットを見せると無料で入館できます。

 右上は研究室?の道具。デシケーターとか懐かしい。クマ兄さんも学生の時にはお世話になりました。
 この別館は龍野醤油協同組合があった建物だそうです。建てられたのは大正13年。なかなか凝った建物だったようです。

 館内ではほかに絵画の展示もありました。阿弥陀如来の絵がたくさんありました。



ぶらぶら
 うすくち龍野醤油資料館別館を出て目の前にかねヰ醤油の工場があります。来る時見えた煙突もかなり近い。その工場の門の横には醤油もろみ販売機がありました。醤油の自動販売機だって。そんなの初めて見たよ。


 
 ブラブラ歩きながら龍野小学校のほうへ歩いていきます。駐車場までもう少し、というところで龍野城の隅櫓が見えてきました。思わずパチリ。路上駐車の車が無ければ良いロケーションなんだけど・・・。



 10:40、ようやく駐車場に戻ってきました。次も醤油と並ぶこの地の名産品を楽しもうと思います。



揖保乃糸 そうめんの里
 龍野の駐車場から約10分でやってきました。揖保乃糸そうめんの里です。クマ兄さん、数年前に近くの工場に出張に来ました。その時、お昼ご飯で連れてきてもらったんです。その時、なかなか良かったのでペンギン姉さんとネコ娘を連れてこないとなーってずっと思ってました。今日のお昼はそうめんだ!
 ここは揖保乃糸の資料館も併設されています。が、有料なので資料館には入らず。それでもいろいろ見ることができます。左は干してあるそうめん。こんな感じに干して乾燥させてから束ねて切って製品になります。

 右はそうめんを結って作った紐。立派な飾り物になってます。
 そうめんの試食もできるらしい。カウンターでお姉さんにお願いすると5分ほどで試食用のそうめんを作ってくれました。冷たくて美味しかった。
 11:00、そうめんの里に入館してすぐのホールでそうめんを伸ばす実演が見られました。手で伸ばすから手延べそうめん。一日数回実演が行われるようです。
 おじさんが軽快な動きで伸ばしていきます。まずは横に引っ張っていく。右の写真は一回目の伸ばし完了時の長さ。
 次は、木の枠に斜めにそうめんをセットし、間を広げるようにして伸ばす(左)。さらに、今度は八の字になるように伸ばす(右)。途中何本か切れちゃったけど、解説のお姉さんが「このそうめんは実演用に冷蔵庫に保管していたものなので、少し乾燥していて切れやすいんです。」とフォローしてました。
 最終的にここまで長くなります。そうめんって太さは1.3mm未満。これより太いとひやむぎになっちゃう。さらに太いとうどん。麺が乾燥する前に伸ばさなければならないので難しいんだって。
 体験コーナーもありました。二組だけ体験できるのですが、見学者が少なかったこともありネコ娘が当選。お姉さんに教えてもらいながら手延べそうめんを作ってみました。
 お姉さんにもっともっと、と促されながらそうめんを伸ばしていくネコ娘。割と伸びたかな?ただ、切れたそうめんが多かったのが残念(右)。最後に自分で伸ばしたそうめんと並んでパチリ。無料でここまで体験できるなんて嬉しいねぇ。


 



そうめん流し
 お昼ご飯はもちろんそうめんをいただこうと思います。夏の間、そうめんの里の駐車場には特設会場が設けられてそうめん流しが食べられます。そうめんの里の中庭でも同じようにそうめん流しを食べられるようですが、駐車場のほうが若干安いみたい。迷わず駐車場で頂きます。
 会場はセルフサービスなので、まずはカウンターに行ってそうめんを三人前購入。あと、三人それぞれ揚げ物などを購入。あとは自分で好きなテーブルについて頂きます。
 テーブルに水が回る水槽がセットしてあって、ここにそうめんを入れてグルグル回しそれを取って食べるのでそうめん流し。竹を切って水路を作り、高いところから流すのは流しそうめん。クマ兄さんが子供のころは流しそうめんだったけど、最近はそうめん流しが主流なのかな?それとも地域性?ネコ娘は初めてのそうめん流し。クマ兄さんとペンギン姉さんは2004年8月15日、九州で流して以来だな。
 そうめん流し、濃い目の麺つゆにつけて食べるんだけど美味しいねぇ。周りが暑いので冷たいそうめんをツルツルって食べちゃいました。そうめん自身も美味しかった。夏はやっぱりそうめんだな。



 以上でそうめんの里の見学は終了。次は赤穂へ。

 そうめんの里からは西へ進んで国道179号線を南下。県道5号線→県道93号線→国道2号線→県道64号線→国道250号線と走って赤穂市内へ。途中で給油もしちゃいました。で、やってきたのは赤穂海浜公園。



赤穂海浜公園 赤穂市立海洋科学館塩の国
 本日二か所目の訪問地は赤穂。赤穂海浜公園にやってきました。目的地は海洋科学館塩の国。ここで赤穂の塩のお勉強をしようと思います。
 が、ここに到着したときペンギン姉さんとネコ娘がお昼寝中。クマ兄さんも眠くて辛かったので駐車場で軽く仮眠。軽くのつもりが30分くらい寝ちゃった。
 14時過ぎ、寝ていたネコ娘を起こして赤穂海浜公園に入ってみます。海洋科学館塩の国って広い公園内の奥の方にあるらしい。強い日差しの中頑張って歩く。

 すると、何やら変わった建造物が現れました。手前には砂地が広がります。これは・・・きっと塩田だね。解説を見ると流下式塩田っていうそうです。海水を手前の広場を流して太陽熱で水分を飛ばす。さらに小枝を編んで櫓にくくりつけたものが左の建造物。ここにさきほどの海水を上から流して風力によって水分を蒸発させる。これによって濃縮された海水ができるそうです。
 この建物はなんだろう。屋根に角が生えてるけど・・・。内部の見学もできました。水の張ったかまどの様なもの。きっと、海水を沸かして塩と作るところだな・・・。さっきの変な櫓を使って濃縮した海水を沸騰させて塩にするのかな。



海洋科学館塩の国
 では海洋科学館に入ってみましょう。
 内部は完全に塩だけの科学館じゃないんだね。塩の解説は確かに多いけど。

 塩の展示で面白かったのを紹介。左は巨大な岩塩。鉄や銅、石膏などが混ざっているので黄色というか黒っぽくなっています。このままだと工業用や融雪剤に使用。精製すると食用にも使用できるそうです。右は天日塩。天然物だそうです。
綺麗に結晶化しているのでガン見すると面白い。
 塩以外で面白かったのはカブトガニ。カブトガニって日本の瀬戸内海にしか棲んでいないと思っていたんだけど、九州の北の沿岸部や北アメリカの東海岸にも棲んでいるんだって。あと、カブトガニはカニの仲間ではなく、クモやサソリの仲間らしい。そして、ものすごく小食で半年以上何も食べなくても生きていけるとか。そういえば、クマ兄さんが子供のころ、近所の魚屋さんにカブトガニがいたんだけど、あれは鑑賞用だったのかな?それとも食用?懐かしい思い出だ。



塩づくり体験棟
 この海洋科学館の見どころは科学館のほうではなく、塩づくり体験棟のほうかもしれません。入館料で塩づくり体験ができるようです。200円/人でここまでできるって良いね。
 体験棟の中はこんな感じ(左)。工作室みたい。机の上にはコンロと鍋が設置されています。鍋には海水?説明によるとかん水っていうそうです。濃縮された海水。海の水は塩分3%。これを塩田で濃縮させると18〜19%になるそうです。これがかん水。コンロでぐつぐつとかん水を煮立てて塩づくり開始です。
 暑いのでみんなで交代しながら土鍋をかき混ぜます。クマ兄さんもやる気満々。よって、この辺りはペンギン姉さんがカメラマンです。



 
 塩が土鍋の壁にできてきたので、指導役のおじさんがスプーンでこそげとってくれます。
 コンロに火をつけてから12分でこんな感じ。だいぶ水分が蒸発しましたが、まだまだだね。
さらに一分たつとかなり水分が抜けた感じ。
さらに一分たつと固形物になりました。
 完全に水分が飛んだので、土鍋をコンロから降ろしスプーンで塩の塊を砕いていきます。これが結構大変。でも、やればやるほど細かい塩になってサラサラになります。
 コンロに火をつけてから18分でここまでサラサラになりました。乾燥している塩なので茹で卵などに付けて食べると美味しいそうです。
 最後はネコ娘に塩を袋に入れてもらって完成。約30gの塩ができました。自宅で愛用してます。
 自分たちで作った塩を抱えて駐車場へ戻る時、再び塩田の横を通ったのでパチリ。かん水を作るためにここまで工夫を重ねるんだね。海水をそのまま沸かすとエネルギーがかなり無駄らしい。塩づくりも奥が深いな。



大石神社
 赤穂といったら外せないのが赤穂城と大石神社だね。ここは元禄赤穂事件を起こした赤穂浪士を祀っている神社。元禄赤穂事件っていうより忠臣蔵のほうが有名ですな。

 ここは鳥居までの参道の両側に赤穂浪士の石像が並んでいるのが圧巻。右は大石内蔵助。クマ兄さん、大石内蔵助しか知らないです。
 鳥居を過ぎると両側に恵比須様と大黒様がいました。お金持ちになりたいのでしっかりお参りします。
 境内を歩いていたらびっくりした。手水舎の裏、絵馬が吊るしてあるのかと思ったらリラックマ?絵馬じゃなくて絵リラックマ?
 お、大石神社でもさざれ石があるんだね。霧島神宮、諏訪大社に続いて三か所目かな?右は舟石っていうらしい。花崗岩の一枚石。この石で蓬莱山の不老不死延命長寿の秘薬を求めたとか。
 境内には変わった石や絵馬があったけど神社の建物自体はいたって普通。いつものごとくお参りしておきました。いろんな神社でいつも同じことをお願いするんだけど、なかなか効果が出ないなぁ。



赤穂城
 大石神社の隣は赤穂城。せっかくなので散歩がてら見学に行ってみました。石垣が新しいので再建中のようです。白い建物が五つ並んでいるんだけど、蔵かな?
 ちょっと道を間違えたけど本丸跡まで辿り着けました。本丸門(左)がきれい。その手前にはお堀があるんだけど、水面には水草が生い茂っています(右)。一見して干上がっているかのよう。でも、水草の下には深い水があるそうで、絶対に立ち入らないように、という看板がありました。
 本丸門をくぐって本丸へ。城壁に窓があるんだけど、丸や四角や三角の窓。ここから敵を攻撃するのかな?
 城壁内から本丸門を眺めたところ。天気が良いので青い空と白いお城がマッチして綺麗でした。でも、とっても暑い!門のところは風が通って気持ちいいので、ネコ娘とペンギン姉さんは本丸まで入ってきませんでした。
 本丸はきれいにコンクリートで整地して、ここには物置だよ、とか縁側だよという表示がしてありました。なんとなくイメージしやすい。壁がないから広く見えるね。縁側から眺められる日本庭園はきれいに整備されていました。

 では、駐車場に戻ろうかね。大石神社の駐車場までは徒歩5分。すぐ近くです。じゃ、次は海でも見に行こうかな。赤穂御崎に行ってみようと思います。
 大石神社を出てすぐ、赤穂城のお堀の脇を通ったらきれいな隅櫓があったので車を路駐してパチリ。完全に逆光なので隅櫓がオーラに包まれているみたいになっちゃった。



西島
 地図を見ながら赤穂御崎を目指したんだけど、赤穂岬周辺って旅館街なんだね。温泉でも出るのかな?狭い道で車も多く通るので赤穂御崎へ繋がる道が見つけられませんでした。駐車場も無さそうだったし。仕方がないので岬を一周ぐるっと回った後に市立御崎レストハウスの駐車場から海を眺めました。
 天気が良くて気持ちよかった。海の向こうには西島、伊江島が見えてました。うーむ、なかなかいい景色だ。5分ほど景色を堪能して先へ進もう。



道の駅 あいおい白龍城
 赤穂は満喫した。明日は篠山方面へ行こうと思うので、今日のうちにちょっとでも近づいておこうと思います。と走り出したのですが、あいおい白龍城という道の駅があったので寄ってみました。
 
 なぜかわからないけど、かなり中華系の道の駅でした。右の船は白龍(パイロン)というそうです。江戸時代初期、中国船が長崎港を訪れた際、強風のために出港できず、船員が海神の怒りを鎮めるためにパイロンで競漕したんだって。大正11年に長崎県出身の造船所従業員が故郷をしのんでパイロンで競争したことから、相生ペーロン祭りっていうのができたそうです。この小舟で競漕する祭りってことね。
 駐車場にはハイエースのスーパーロングのハイルーフ車が停まっていました。キャンピング仕様だね。いいなぁ、こんな車欲しいなぁ。



 この後、龍野を通って北上し山崎へ。山崎市内で回転寿司を発見したので、ここで夕飯。

 その後、中国道に並走する道を走って東へ。



へその湯
 20:30、西脇市まで来てへその湯という温泉に入りました。アルカリ性単純泉ってことなんだけど、入浴料が500円と安かったんだよね。

 へその湯でほっこりした後、30分ほど車を走らせて道の駅「とうじょう」へ。今日の車中泊地です。コンビニ併設で明るい道の駅でした。でも、周辺は住宅地だし、駐車場も広いのでわりと快適に過ごせました。




二日目
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