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銀閣寺妙心寺

2012.10.7


 10月6,7,8日は待ちに待った三連休。さ、どこに行こう!?と考えていたら、ネコ娘の学校の学習発表会というのが6日に開催されるとのこと。いわゆる学園祭、学校祭というやつです。三連休はドライブにいけないかなー?と思っていたんだけど、ネコ娘はまだ一年生なので、14時過ぎには帰宅するらしい。じゃ、一泊一日でドライブ行けるじゃん。あんまり遠くには行けないから、近場ってことで京都に行こう!ということで、京都に行くことにしました。



京都へ出発
 6日は予定通りネコ娘が14時過ぎに帰宅。学習発表会ではステージの上で一言だけど大きな声でセリフを言えたのでヨシヨシ。じゃ、行くか!

 14:45に自宅を出発。

 15:00、最寄りの北陸道小杉ICから高速に(上)。天気はイマイチ。

 走り出して20分、強烈な睡魔が襲ってきたので富山県を出てすぐの不動寺PAで仮眠。20分ほど仮眠しました。自宅をでて35分で仮眠をとったのは過去最短かな。歳をとったのかなぁ・・・。

 しかし、仮眠後は元気復活。2時間15分ほど走り続けて多賀SAに到着。ここでトイレ休憩。時間は16:15になっていてネコ娘がお腹すいた〜って騒ぐので、栗東ICで名神道を降り、国道1号線沿いに走って食事処を探しました。



こちゃ麺亭
 国道1号線沿いに草津市内へ入っていくとこちゃ麺亭っていう新しいラーメン屋さんがありました。博多ラーメンらしい、ってことで入ってみることに。ほんとにこのお店新しいね。ちょうどボックス席が空いたのですぐに着席して注文。
 さすが博多ラーメン。注文して5分もかからないうちに到着。クマ兄さんは焼き飯とラーメンのCセットと餃子。

 メニューを探して替え玉がなさそうだったので、ラーメン大盛りにしたんだけど、あとから替え玉があるのを発見しました。替え玉したかったなー、大盛りでも同じ100円増しなんだけど・・・。






 
 ペンギン姉さんは博多ちゃんぽん。野菜をたくさん食べたかったそうです。スープを飲んだら、野菜の出汁が良く出ていて美味しかった。
 ネコ娘はラーメンよりもご飯が良いってことで、おつまみメニューの唐揚げと白ご飯。ラーメン屋さんでご飯メニュー頼むとラーメンスープが出たりすることあるけどここでは無かったな。
 このラーメン屋さん、突然訪問したけどなかなか美味しかった。後から調べたら9月15日にオープンしたばかりの新しいお店だったようです。店内で餃子一皿無料券配っていて、レジの時に遠くから来たのでもう来れないから無料券使わせてって言ったらOKでした。ラッキー。



ゆーゆらんど大津湯
 草津から大津へ移動。大津に行く理由は銭湯。大津は何気に銭湯天国。大きくは無いけれど地元密着型の銭湯がたくさんあるんです。その中でも大きめの「ゆーゆーらんど大津湯」へ。400円/人とまずまずの低価格。温泉にこだわらなければさっぱりできるし、安いし大満足です。



 さっぱりした後は今日の寝床へ移動。今晩は京都市を通り抜け亀岡市まで移動。亀岡市内にあるガレリアかめおかで車中泊です。ここで車中泊するのは10数年振りか。昔、千葉に住んでいた時、ここまで来て当時のっていたルキノで車中泊した記憶があります。その時はかなり混雑していたんだけど、今回は20代くらいかな。キャンピングカーが数台泊まっていたのがうらやましい。夜中に一台だけ暴走族が来てうるさかった。
 7日7:20、ガレリアかめおかで起床。昨夜は雨が降っていたけど、今日は天気が良さそうだ。周囲の車も続々と動き始めてます。今日一日がんばるぞー。



銀閣寺
 亀岡から車を走らせ40分ほど、銀閣寺前に到着。付近のコインパーキングに車を停め銀閣寺に向かいます。
 8:45、銀閣寺に到着。早速入ってみよう。時間が早いので観光客は少なめ。今ならゆっくり見られるかな。

 門をくぐって最初に通るのが銀閣寺垣(右)。現実社会と東山を分け、気持ちを切り替えるための境目だとか・・・。
 500円/人を払って入場。まずは庫裡の前の立派な松?の木の前でパチリ。砂の形が面白い。毎朝作っているのかな?
 じゃーん、入場してすぐに銀閣寺が登場!

 銀閣寺ってい言っても銀箔は貼られていないんですねぇ・・・って誰でも知ってるか。

 銀閣寺っていうのは通称で、臨済宗相国寺の観音殿のことを銀閣寺っていうそうです。
 銀閣寺は金閣寺・飛雲閣(西本願寺)と合わせて今日の三閣と呼ばれているそうです。銀閣寺は足利義政が建てさせたってことで小学校の歴史でも学ぶ超有名建築物ですね。当然国宝です。最近の調査では銀箔が貼られた形跡は無かったとのこと。最初から銀箔は貼られてなかったようです。

 クマ兄さんが銀閣寺に来たのはこれで三回目か四回目くらい。初めて来たのは小学生の時。そのときは、なんで銀閣寺は工事してるんだろう?って思ったものです。向月台のことを工事現場の砂山に見たんですね。この向月台は山を模しているのかな?足利義政は向月台の上で月が出るのを待った・・・という逸話もあるそうです。
 この建物は東求堂(とうぐどう)。東山殿造営当時の遺構として現存する貴重な建物。もともとは阿弥陀如来を祀る阿弥陀堂だったんだって。もちろん国宝です。



 
 参拝順路通りに進んでいくと裏山?東山?の麓に進むことになります。ここには湧水が湧いていて「お茶の井」と言うそうです。足利義政愛用のお茶の井跡だそうで、現在でもお茶会などの飲料水として使用されているんだって。
 隣の山に少しだけ登って銀閣寺を眺める(左)。銀閣寺の奥に京都町並み、現実世界。異空間だ。

 同じ場所から見て右手の方向にある山の中腹に赤い旗が立っている木があります。被爆したアオギリなんだって。広島かな。1973年に平和公園に移植されたんだって。子孫のアオギリを広げるべく、ここ銀閣寺の裏山でアオギリを育てているんだって。
 最後にもう一度銀閣寺の近くでパチリ。屋根のてっぺんには鳳凰かな?ネコ娘曰くニワトリだそうで。
 銀閣寺は一周約30分でした。銀閣寺の参拝を終えて門前町を歩くとちょっと観光客が増えたかな?増えすぎる前に銀閣寺を見学できてよかった、よかった。
 門前町を歩くと八つ橋のお店が何軒かありました。そのうちの一軒を覗いてみると八つ橋をばら売りしていたので、三つ購入。食べ歩きしちゃおう(左)。その先に道路を挟んで八つ橋のお店が二軒ありました。一軒は若いお姉さん二人が一所懸命声を出してお客さんを誘っているお店。もう一軒は準備中なのかのんびりしているお店。もちろんのんびりしている方のお店に入ります。試食の八つ橋があったのでたくさん食べちゃった(右)。せっかくなので生八つ橋と乾燥させている普通の八つ橋を購入。結構お腹が膨れたぞ。



哲学の道
 次は哲学の道を歩いてみよう。ここは西田幾太郎っていう哲学者が物思いにふけりながら散策したので哲学の道と呼ばれるようになったそうです。歩き始めて最初に見つけたのが幸せ地蔵尊(右)。知る人ぞ知る、効果抜群なお地蔵さんだそうです。
 哲学の道は琵琶湖疏水を歩く遊歩道。春は桜並木になっててとても見ごたえがあるそうです。ブラブラ歩いていたら日本の道100選に選出されたモニュメントがありました。ずいぶん立派だ。
 天気が良いのでテクテク南下。特に何があるってわけではないんだけど、雑貨屋とかカフェとか所々にあります。雰囲気は良いね。歩いている人はあまりいないんだけど、朝だから?それともいつもこんなかんじ?



熊野若王子神社
 銀閣寺周辺からとぼとぼ歩いて40分、熊野若王子神社に到着。ここで哲学の道は終点のようです。室町時代に足利尊氏、義政が花見の宴を開いたこともある桜の名所だそうです。

 右は梛(ナギ)の木。熊野若王子神社の御神木です。樹齢は400年とも言われているとか。
 
 境内に入ると立派な拝殿がありました。きちんとお参りします。その後、トイレに行きたかったんだけど、トイレは売店に一言声をかけてから使ってください、とのこと。でも、売店に人が居ないのだよ。しょうがない、トイレは少し我慢しよう。

 右の橋の手すり部分は大正9年から平成5年まで、若王子橋の高欄として使用されていたものだそうです。それを移設したんだって。



禅林寺
 熊野若王子神社からさらに南下すること5分、禅林寺というお寺がありました。門構えがかなり立派だけど、見学をしに入ったことがありません。いままで行ったことのないお寺なので是非入ってみることにします。
 10:28、入寺。解説によると禅林寺は浄土宗西山禅林寺派の総本山とのこと。一般には永観堂って呼ばれているらしい。大玄関(左)から中に入っていきます。
 まずは鶴寿台、古方丈、瑞紫殿、釈迦堂とまわります。この辺りは写真撮影禁止だった。これらの建物に囲まれた庭が左の写真。池があって優雅な中庭です。
 釈迦堂の南側には唐門がありました。釈迦堂の中も撮影禁止。唐門の横だったかな?悲田の梅っていう梅の木がありました。永観律師ってひとが常に貧病のものを憐れんで山内にたくさんの梅の木を植えて薬用、食用として与えていたそうです。その名残として残っているのが悲田の梅。
 御影堂を過ぎて山の麓までやってくると廊下が右と左へ伸びています。臥龍廊というそうです。その分かれ道の横に三鈷の松っていう松の木がありました(右)。葉先が三つに分かれている珍しい松。三つの葉は「智慧」「慈悲」「まごころ」を表すんだって。持っていると三つの福を授かるとか。ネコ娘、一生懸命拾おうとしていたけど、廊下から落ちそうなので阻止。
 水琴窟までありました。昔の人は水琴窟好きだよねぇ。水を注いてOKらしいんだけど、ネコ娘が水浸しになりそうなので、水を注いていいことを知らせず。

 臥龍廊を右に登っていくと阿弥陀堂があります。禅林寺のご本尊であるみかえり阿弥陀が拝めます。しっかりお参りしてきました。意外と小さい。
 臥龍廊を阿弥陀堂と反対の方に行くと開山堂っていう建物に行きつくんだけど、別になんてことは無い建物。開山堂よりこの臥龍廊の方が見ごたえあり。

 じつは開山堂の上に多宝塔っていうのがあって、そこからの見晴らしがとてもいいらしい。らしいというのは、旅行から帰ってきてパンフレットを読んでいて知ったから。

 たしかに臥龍廊からでも良い感じの景色だから多宝塔からなら京都市街地が眺められそう。残念。
 建物の中を順路通りに歩いた後、大玄関から出て外の庭をちょっとだけ歩いてみました。目的は紅葉。放生池のたもとで部分的に紅葉している木を発見。今年最初で最後の紅葉かな、クマ兄さんにとって。
 最後に中門の横の売店に寄ったら三鈷の松の葉を無料でもらえました。一人一つもらえるらしいんだけど、どうせなくしちゃうから三人で一個。本当に葉が三本だったよ。
 禅林寺を見終わって時間は11:15。そろそろお腹が空いてきたころです。南禅寺が近いから、湯豆腐でも食べに行こうか。



五右エ門茶屋
 今回のドライブではどこでお昼ご飯を食べるか決めてこなかったので、南禅寺周辺で美味しそうなお店の情報を持ってきていません。とりあえず、南禅寺の周辺には湯豆腐のお店がたくさんあることは知っていたので、適当に入ってみることにします。前回は冬だったけど、今回は夏。夏の湯豆腐はどうかな?
 値段がお手頃で混雑していないお店を探して入ったのは五右エ門茶屋というお店。なんと!!!本日第一号の客になってしまった模様。ま、いいか。湯豆腐定食(2,300円くらい)を二つと湯豆腐を一人前追加してみました。

 まずは豆腐が入った鍋が用意され、コンロで加熱。その間に、下のおかずが運ばれてきました。左下はおからと湯葉と冬瓜?瓜系の炊いたものでした。右下は天ぷら。お店で食べる天ぷらって、衣がサクサクついているものばっかりだと思ってたけど、ここのはしっとりした衣。家庭料理風です。これはこれで美味しい。他にご飯と漬物もつきました。
 湯豆腐は思ったより美味しかった。夏でも湯豆腐って美味しいんだね。相変わらずお店にお客さんが入ってこないけど、湯豆腐は美味しいからいいか。お客さんが入ってこないのは店のロケーションが悪いのかな?他のお店は道路で客引きしてたしな。

 ただ一つこのお店の困ったこと。蚊が多い。この日だけ特別かもしれませんが。お店のおばちゃんも今日は蚊が多いって言ってたし。それが無ければ値段もそこそこで大満足。



南禅寺
 せっかく湯豆腐を食べに南禅寺まで来たんだから・・・ってことで南禅寺も参拝してきました。ここは、2010年10月以来の訪問。ま、まだ二年経ってないけどね。
 おぉ、この三門。南禅寺のシンボルだね。この三門、上に登れるんだけど、500円/人もかかるので諦めます。前回も登らなかった・・・。柱はちょうど手の高さの部分だけ色が変わってる。みんな触っていくのかな。
 三門を抜けて、法堂へ。この辺りは紅葉してないなぁ。
 法堂の前で今回も煙を浴びる。これだけ浴びたら頭よくなるかな?クマ兄さんには効果が無くても良いから、ネコ娘に効果をお願いします。
 いろんな角度から三門をパチリ。クマ兄さん、三門がお気に入りかも。
 12:20、南禅寺の散策終了。そろそろ東山周辺の散策は終わりにします。車を銀閣寺の近くのコインパーキングに停めてあるので、そこまで帰らなくちゃいけません。が、今日は結構歩いたので、哲学の道を歩いて戻る元気は無いなぁ・・・。じゃ、バスで帰ろう。ということで、市バスにのって銀閣寺まで戻ります。ところが市バスのバス停が意外と遠い。バス停の名称は「南禅寺 永観堂」なんだけどね。南禅寺から10分くらい歩いた。あと、バスは10分に一本のはずなんだけどなかなか来ない。最終的に20分くらい待ったら、2台続けてバスが来ました。



 バスに銀閣寺まではあっという間。コインパーキングで次に向かう場所をカーナビにセッティングし出発。車を走らせるとネコ娘はあっという間に昼寝しちゃいました。ついでにペンギン姉さんも。



妙心寺
 銀閣寺から15分ほど車を走らせてやってきたのは妙心寺。去年の「洛北」の時に立ち寄ろうと思ったんだけど、体力と時間の都合で諦めたお寺。毎年京都に来ているけど、いままで来たことのないお寺です。今回は禅林寺と妙心寺と二か所初訪問。ちなみに参拝者用の駐車場は無料。京都にあって駐車無料っていうのは珍しく、うれしいね。眠くてぐずるネコ娘を無理やり起こして妙心寺に向かいます。

 境内に入ると思っていたよりも広い。京都市内にこれだけ広くて、別世界が広がっているっていうのは不思議。
 左は三門。国の重要文化財とのこと。

 ずいぶん派手な朱色だ。楼上には観世音菩薩十六羅漢が祀られているんだって。

 とりあえず法堂が観光スポットのメインのようなので、法堂に向かって歩いてみよう。
 途中にあったのが浴室(左)と鐘楼(右)。なんで浴室があるの?っていうか、浴室があっても良いんだけど、ずいぶんしっかりと柵に囲まれているのはなぜ?
 法堂が見えてきた。上の写真の左側に移っている大きな建物は仏殿。その奥にあるのが法堂。天気も良くなってきましたね。
 では、大庫裏にある拝観受付で法堂の参拝の手続きをする。ペンギン姉さんに支払いを任せて、クマ兄さんはトイレ・・・すっきりして戻ってきたらみんな中に案内されてる!早く来い!とペンギン姉さんに怒られちった。
 法堂(はっとう)内部は撮影禁止。でも、ここの天井画がすごいんだ。狩野探幽っていう人が書いた雲龍図が見られます。8年もの歳月をかけて描いた雲龍図。2メートル四方の巨大な絵です。
 法堂って多目的ホールみたいなものなんだって。座禅を行ったりする広い建物。その天井にこの雲龍図があります。見る場所によって、登り竜に見えたり、降り竜に見えたりします。案内のおばさんに言われるまま法堂をぐるりと回って雲龍図を見上げてきました。
 法堂内部は写真撮影禁止なので、上の写真はパンフレットから抜粋しました。法堂内ではさすがに撮影できないよ。
 法堂の次は浴室へ案内されました。さっき、なんでこんなところに浴室?って思ったところね。順番に内部に入ることができました。この浴室は明智光秀を供養した場所。明智光秀が入ったお風呂ではないんです。写真の建物?の後でお湯を沸かし、サウナのようにして温める方式。明智光秀を弔うためにお風呂ってどういう意味だったかな?
 法堂と浴室を見学して終わったら空は青空、天気が回復してきたみたいです。
 仏殿の脇から東へ伸びる小道があったので少し歩いてみました。途中に蓮池という池があって中央部分には変な建物がありました。何かの行事の時に使うのかな?
 妙心寺ってたくさんの○○院っていうのが集まっているみたいです。全部で46箇所あるとか。ある小道をズンズン歩いて行ったら東林院っていうところで行き止まり。内部は一般参観できないとか。46箇所のうちいつでも見学できるのは四か所くらいしかないらしい。じゃ、あんまり頑張って歩いても迷路みたいだからこの辺で撤収しようか。



 まだ、帰るには少し時間があるのでもう一か所寄ってみよう。あんまり遠くには行けないから近場だな。



北野天満宮
 妙心寺からってことで北野天満宮にやってきました。車で10分くらいかな。ここも1時間以内だったら駐車場無料みたい。これはうれしいねぇ。
 北野天満宮は菅原道真公を祭った神社ってことで、学業成就、武芸上達などで有名ですね。修学旅行でも訪れることが多いんじゃないかな。クマ兄さんも中学生の時修学旅行で訪れた記憶があります。
 北野天満宮の境内には牛の像がたくさんあります。「なで牛」っていうんだって。牛の像の頭をなでると頭が良くなると言われていて、受験生はみんななでていきます。牛の頭はなでられ過ぎて赤く腫れあがってるよ・・・。ネコ娘にも撫でさせたけど。小学生にも御利益あるかな?
 左は楼門。楼門から内部にいろいろな神社の建物が集まっています。楼門をくぐって先に進むと三光門(右)。重要文化財です。「天満宮」の文字が大きく書かれていますが、これは後西天皇が書いたとか。
 三光門の手前に牛の石像があったのでここでも頭をなでなで。ネコ娘よ、いっぱい撫でておけよ。頭よくなってね、クマ兄さんに似ないでちょうだい。
 ようやく社殿に到着。菅原道真公を祀る本殿です。桃山建築の代表で、現在の社殿は慶長12年(1607年)に建てられてもので国宝に指定されています。しっかりお願い事を考えながらお参りし、三度境内にあった牛の像の頭をなでなで。これだけな出たらネコ娘も頭が良くなるだろう。



大文字
 京都って言ったら山に「大」の字が書いてあるよね。ネット情報だと大の字が書いてある山に登れるとか・・・。夕方だけどちょっと行ってみようかな、と思って東山の方へやってきました。細い道を何とか走って円重寺近辺に到着。さ、ちょっと山登りしてこようかな、と思ったら・・・目の前をでっかいイノシシが歩いていった!あんなイノシシに襲われたら危ない危ない。この辺りは危険地帯と判断し、山登りは中止。あんなのに襲われたらクマ兄さんでも殺されちゃうよ。



自然食バイキング はーべすと
 京都を離れる前に夕ご飯を食べていこう、と思って思い出したのは四条河原のモザイクダイニングってビルにある「さくらdining」というお店。おばんざいをたらふく食べられるお店です。そこに行こう、って思ってモザイクダイニングに来てみたら、「さくらdining」が無くなってた!代わりに「自然食バイキング はーべすと」っていうブッフェスタイルのレストランができていました。他のお店を探す元気は無いので、ここで食べよう。
 自然食っていうだけあって野菜メニューが多かった。クマ兄さんは右上のてんこ盛りスタイル。ペンギン姉さんとネコ娘は左の常識盛りスタイル。自然食ってことだけど、今日料理っぽいのもあったような気がします。「さくらdining」じゃなくなったけど、こっちのお店でも大満足だな。最後はデザートをもらってきてペンギン姉さんとネコ娘も満足したようです。クマ兄さんはデザートにたどり着く前に撃沈。



 それではお腹もいっぱいになったし富山に帰るとしますか。19:00に「自然食バイキング はーべすと」を出発。近くの駐車場で車をゲットし、そのまま京都市内と東へ進み、京都東ICから名神高速へ。途中何箇所かで仮眠をとりつつ自宅に到着したのは、日が変わって翌日の0時32分でした。走行距離は722km。まずまず走ったな。



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